ジャパンプレミア
レッドカーペットイベント
700人のファンと「I’ll be back」
シュワルツネッガーが和太鼓を披露!!
続編にして傑作。公開から28年が経った今も多くの熱狂的ファンに愛され続けているアクション映画の金字塔『ターミネーター2』(以降『T2』)。同作のオリジナルキャストであるアーノルド・シュワルツェネッガーとリンダ・ハミルトン、そしてシリーズの創造主ジェームズ・キャメロンがプロデューサーとしてカムバックした。11月8日(金)『T2』の正統な続編にして最新作『ターミネーター:ニュー・フェイト』(原題:Terminator: Dark Fate)が、いよいよ日本公開となる。
11月6日(水)、映画の公開に先立ち、シリーズのレジェンドで、T-800を演じたアーノルド・シュワルツェネッガーとサラ・コナー役のリンダ・ハミルトン、未来から送られてきたスーパーソルジャー グレースを演じたマッケンジー・デイヴィス、新型ターミネーター・REV-9役のガブリエル・ルナ、そして人類の命運を握るダニー役のナタリア・レイエス、更にメガホンを取ったティム・ミラー監督らが来日。新宿歌舞伎町ゴジラロードに敷かれた真っ赤なカーペットには700人の観客がつめかけた。
“日本シュワルツネッガー”玄田哲章登場
「アーノルドは年を重ねた魅力がいっぱい」
レッドカーペットイベントがスタートし、まず初めに登場したのはターミネーターのコスプレイヤー。シリーズのファンが各々のターミネーターコスプレを披露し、会場を盛り上げた。
👍🔥⛓#ターミネーター
まずは作品を愛するコスプレイヤーの皆さんが登場‼️ 最新作への登場が発表されているジョン・コナーもいますね❗️#おかえりターミネーター pic.twitter.com/GCB7U1ogsM
— 映画『ターミネーター:ニュー・フェイト』公式 (@terminator_JP) November 6, 2019
続いて、本作とタッグを組んだ講談動画を作成し、芸能界きっての『ターミネーター』シリーズのファンを公言する講談師・神田松之丞がスペシャルゲストとして登場。
松之丞さんは、『#ターミネーター』『T2』に衝撃を受けた世代とのことですが、そんな作品に携われ、講談の宣伝にもなったのでとても光栄との事でした。
大評判の #ターミネーター講談 はこちら👉 https://t.co/bCt6T2nEiV pic.twitter.com/vQcxeQw86Z
— 映画『ターミネーター:ニュー・フェイト』公式 (@terminator_JP) November 6, 2019
さらにシリーズの一作目からアーノルド・シュワルツェネッガーの吹替え声優を務め、本人から永久専属として公認されている声優・玄田哲章も登場すると会場から大きな歓声が沸き起こった。
👍🔥⛓#ターミネーター
続いて、シュワルツェネッガーの吹き替えを長年務め、シュワちゃんから永久専属声優として指名されている玄田哲章さんの登場です‼️
今夜もシュワちゃんとの対面の瞬間があるのでしょうか⁉️#おかえりターミネーター pic.twitter.com/7AkkYks1iM
— 映画『ターミネーター:ニュー・フェイト』公式 (@terminator_JP) November 6, 2019
神田は「まさに私は『ターミネーター』世代ですので、『T2』を観た時の衝撃は今でも覚えていますし、本当にすごかったです。この場に立つことができて光栄です!」と感無量の表情をのぞかせ、玄田は「緊張の連続です」としながらシュワルツェネッガーについて「歳をとって、ますますかっこよくなっていますね。若い頃と違って歳を重ねた魅力がいっぱいですね」と喜びを語った。
日本のファンに最高サービスのキャスト陣
自身のスマホで“記念撮影”も
ついに、来日キャスト陣が会場に到着すると熱気は最高潮に。レッドカーペットに降り立ったリンダは和柄のドレスを身にまといファン前に姿を現し、温かい日本のファンとの交流に涙する一面もあった。
👍🔥⛓#ターミネーター
この人が復帰したからこそ本作が『T2』の正統な続編になりました。#サラコナー参上‼️#リンダハミルトン が日本にやって来てくれました。ファンとの交流で涙を流すシーンもありました❗️#おかえりターミネーター pic.twitter.com/qakBi6q8vT
— 映画『ターミネーター:ニュー・フェイト』公式 (@terminator_JP) November 6, 2019
また、シュワルツェネッガーもサインを求めるファン一人一人に丁寧に笑顔で応えるなど日本のファンへ最高のファンサービス!玄田と固い握手を交わしたり、テンションが上ったのか、自身のスマホで他のキャストとの記念撮影を行うなど日本のファンとのプレミアイベントを満喫している様子もみえた。
2人のターミネーターの胸アツな再会も実現‼️#ターミネーター #おかえりターミネーター pic.twitter.com/XtNXJFkdrP
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アクション、コメディ、エモーションがつまった作品
出演者と同じようにこの作品を愛してほしい
レッドカーペットを歩き終え、和太鼓が鳴り響くステージにキャスト・監督が登壇!
#ダダンダンダダン#ターミネーター #おかえりターミネーター pic.twitter.com/rzT3wR2aHi
— 映画『ターミネーター:ニュー・フェイト』公式 (@terminator_JP) November 6, 2019
シュワルツェネッガーは「前回来日したときに、“アイル・ビー・バック”と約束をしていたので、また戻ってきました。本当に日本のファンを愛しています。映画はファンの存在なしでは成り立ちません。私達がこの作品を愛しているように、皆さんにも愛してもらいたいです。“アリガトウ!”」と最後は日本語で挨拶し、会場につめかけたファンを盛り上げた。
『ターミネーター』シリーズに久しぶりにカムバックしたハミルトンは「本当に日本に来られて幸せです。何だかシュールな感じすらします」と来日への喜びを語った。また、6カ月もかかったという撮影について「毎日愛を込めて作り上げました。スクリーンから愛情や信頼関係を感じられると思います。アクションやコメディだけでなく、エモーションもたくさん詰まっています。本当に私が関わった中で一番大変で、他のキャストたちと高めあって作りました。一滴残らず感じてもらえればと思います」とゆっくりとかみ締めるような様子で伝え、「I Love Japan」と締めくくった。
“伝説の作品の続編”に参加したことについてデイヴィスは「本当にキャスト全員で一生懸命作った作品です。この作品に参加できたのは人生で最高の光栄の1つ。私にとって特別な想いがありますし、みんなと来日ができて本当に嬉しいです」と興奮を隠しきれない様子で語り、レイエスは「日本に来るのを本当に楽しみしていました。今この瞬間は私の記憶に永遠に残ると思います。今日集まってくれたファンの皆さんは他の人に本作を伝える使命があります!みんなで『ターミネーター:ニュー・フェイト』を盛り上げてください!」と想いを吐露した。
ティムミラー監督、本作への日本文化の影響を明かす
「プレミアも日本が一番!最高!」
そして、本作でREV-9(レヴ・ナイン)という新型ターミネーターを演じたルナは「東京は行きたい場所リストのトップにありました。未来にきたような感じがして、ターミネーターとしてはかなり居心地がいい場所だと思います(笑)。美しくて素晴らしい日本の文化に非常に影響を受け、鈴木忠志さんという演出家のメソッド、そして歌舞伎などのインスピレーションを受けながら、ターミネーターを演じることができました。本当に日本の文化に感謝しています」と日本文化への感謝を述べた。
さらに、本作のメガホンをとったティム・ミラー監督は「世界中のプレミアを周りましたが、日本のプレミアが一番最高です!」と喜びを爆発させ「私も日本のアニメや漫画などの文化が大好きで、本作も日本の文化からかなりの影響を受けています」と日本への想いを吐露。「本当に夢に見た最高のキャストでしたし、この映画に関わってキャスト陣に恋をしました」と語るとターミネーターの登場シーンのように跪き、「素晴らしいパフォーマンスをありがとう!」とキャスト全員にハグをして感謝を伝えた。感極まったレイエスが号泣するなど、チームワーク良さがにじみ出たイベントとなった。
オリジナル法被のプレゼントに会場は“祭り”
シュワルツネッガーは和太鼓で「興奮した」
続いて来日ゲストたちに各キャラクターの名前が縫われた、オリジナル法被のプレゼントが。それぞれが袖を通すと、会場はお祭りさながらの雰囲気に。ステージに用意されていた和太鼓の叩き方のレクチャーを受けたキャストは、シュワルツェネッガー筆頭にあの有名なターミネーターの「ダダン・ダン・ダ・ダン」のリズムを和太鼓演奏で披露し会場を沸かせた。
和太鼓にシュワルツェネッガーは「まだ練習が必要ですね(笑)」と冗談を交えつつ、「35年間、ずっと聞いてきた音楽なので、とても興奮しました」とコメントした。
最後に本シリーズの名台詞として親しまれている「アイル・ビー・バック!!」を700人の観客ら全員で叫ぶとキャノン砲が発射され、豪華なレッドカーペットイベントは幕を閉じた。
👍🔥⛓#ターミネーター
最後は、映画の大ヒットを祈って、会場に詰め掛けたお客さんと一緒に「アイル・ビー・バック❗️」をコールしました🎊#おかえりターミネーター pic.twitter.com/6wsCzh8uYR
— 映画『ターミネーター:ニュー・フェイト』公式 (@terminator_JP) November 6, 2019
イベント後には日本最速上映となるプレミア試写会がTOHOシネマズ 新宿に新設されたIMAXレーザーで上映された。「(ターミネーターを)演じるのはこれが最後だと思っている」と前日の記者会見で語ったシュワルツェネッガー。伝説ともいえる『ターミネーター2』の正統な続編『ターミネーター:ニュー・フェイト』はレジェンドたちのカムバックにより、再び伝説となるだろう。
[スチール写真・情報提供: オフィシャル / 取材・編集: 深海 ワタル]
イベント情報
映画『ターミネーター:ニュー・フェイト』ジャパンプレミア■開催日: 2019年11月6日(水) |
映画『ターミネーター:ニュー・フェイト』予告篇
映画作品情報
《ストーリー》メキシコシティの自動車工場で働く21歳のダニーが弟・ミゲルとともにターミネーター“REV-9″に襲われる。彼らを守ったのは、同じく未来から送り込まれた強化型兵士のグレースだった。かろうじて工場から車で脱出するダニー、ミゲル、グレース。執拗に追いかけてくるREV-9を、ハイウェイで待ち構えていたのは、サラ・コナーだ。ターミネーターを宿敵として人生を送ってきた彼女は、REV-9とも激しい死闘を繰り広げ、「アイルビーバック」と言って、その場を去っていった。 |