映画『星くず兄弟の新たな伝説』
公開初日舞台挨拶開催!
伝説のカルトムービー『星くず兄弟の伝説』が超豪華メンバーで帰ってきた!
手塚眞監督による超個性的でパワフルなインディーズ・ムービー!
1月20日(土)、テアトル新宿にて映画『星くず兄弟の新たな伝説』が公開されて、手塚眞監督と出演者たちによる舞台挨拶が行われた。『星くず兄弟の新たな伝説』は、80年代をリードしたロックンローラー・近田春夫の架空のロックミュージカルを手塚眞監督が映画化してカルト的人気を博したロックミュージカル映画『星くず兄弟の伝説』(1985年)が33年のときを経ってパワーアップして戻ってきたオリジナルの作品である。
本作は近未来を舞台に、三浦涼介と武田航平演じる美しく若返ったスターダスト・ブラザースが月へ行ったり、西部劇のごとく大荒れしたりと、歌やダンスを交えた最高に奇抜で痛快な大冒険の物語である。荒川ちか、藤谷慶太朗、谷村奈南と田野アサミのスターダスト・シスターズに加えて、前作に引き続き、高木完や久保田慎吾、ISSAYも再登場。さらに、井上順や夏木マリ、浅野忠信、野宮真貴(元 ピチカート・ファイブ)、ラサール石井、内田裕也といったロック魂全開の超個性派豪華メンバーが大集結している。
今回は、初日上映直後の興奮と熱気が残る中、手塚眞監督、三浦涼介(カン)、武田航平(シンゴ)、荒川ちか(ウサコ)、藤谷慶太朗(チェリー喜美雄)、田野アサミ(シンコ)が登壇した。
あの星くず兄弟が帰ってきた!
―― (会場に向かって)『星くず兄弟の新たな伝説』をご覧になっていかがでしょうか。
(会場から割れんばかりの大きな拍手が巻き上がる)
―― 本当にうれしい。この大入り満員の盛大な拍手は良いですね。監督、うれしいですよね。
手塚: はい、本当にうれしいです。これは1985年に作りはじめまして、3年かかってやっと今日、劇場にかかりました。本当に感無量ですけれども、初日にみなさんに来ていただけて本当にうれしいです。ありがとうございます。
―― キャストのみなさまからもご挨拶をお願いします。
三浦: みなさん、こんにちは。カン役の三浦涼介です。本日はお越しいただきまして、ありがとうございます。短い時間ですけれども、今日はトークコーナー(笑)を楽しんで帰ってください。
武田: 本日はお越しいただきありがとうございました。カン役の、あっ、間違えた!シンゴだ!(笑)。シンゴ役をやらせていただきました。
三浦: あれでしょ。寝ないで考えてきたやつでしょう。
武田: 違うよ違うよ、マジで間違えた(笑)。
三浦: 面白かったよ(笑)。
武田: ありがとう。武田航平です。今日は楽しんでください。よろしくお願いします。何でだろうな、分かんないな。
田野: 聴いてて覚えてたんだろうね。多分ね。そして、シンゴが女性に変わったときにシンコを演じました田野アサミです。今日はよろしくお願いします。
荒川: ウサコを演じさせていただきました荒川ちかです。今日はみなさん、お越しいただいて本当にありがとうございます。今日も最後まで楽しんでいってもらえたら幸いです。よろしくお願いします。
藤谷: はるか遠いインターネットの世界からやってきました。昨日、公開直前生放送のニコニコ動画でやらせてもらったんですけれども、そこで今日急遽、お邪魔させていただくことになりました。チェリー喜美雄役をやらせていただきました藤谷慶太朗です。よろしくお願いします。
手塚: あらためまして、監督役をやらせていただきました監督の手塚眞です。よろしくお願いします。
映画が続いているような三浦涼介と武田航平のカンとシンゴの星くず兄弟爆笑トーク
―― 三浦さん、歌にお芝居にダンスに大変だったと思うのですけれども、最も大変だったところはどこでしょうか。
三浦: 大変だったところというのはあんまりなくて、すごく楽しいシーンが多かったので、とても前向きに演じさせていただきました。振り付けを何曲かされたのですけれども、僕も普段、舞台だったり、自分のライブで踊ることは多々あるのですが、またちょっと世界観の違った曲に合った、この映画に合った振り付けだったので、覚えるのがすごく難しかったなと思いますね。
―― 身体は柔らかいし、しなやかだし大丈夫ですよね。任せてくださいみたいな雰囲気だったのでしょうか。
三浦: 誰ですか?僕、全然。身体は滅茶苦茶硬いんですよ。すごく。
武田: (MCに)三浦くんの身体が柔らかい情報はどこから入手されたのですか。
三浦: 本当ですよね。
―― 足の長さといい、体脂肪が少ないなあという感じからすると、実にそう見えるのですよ。
三浦: まあ先入観ですね。それは(笑)。
―― 本当に二人はこの間のプレミアム上映の舞台挨拶のときもそうでしたが、仲良し過ぎてお話があっちこっちに広がって、とても面白かったです。
武田: それはほめているんですか?
三浦: 昨日も朝までテレビ電話していました。
武田: 今日、どう話そうかって。
三浦: 「カン役の」っていう間違いをしちゃうんです。
―― それで二人の対話では何が決まったのですか。
三浦: あの、今、ボケたんです。ちゃんと突っ込んでください(笑)。
武田: 今、涼介くんはしっかりとボケたんですよ(笑)。
三浦: 分かりやすくね(笑)。
チェリー喜美雄の藤谷慶太朗はニコニコ動画再生回数1億を越す大人気者!
―― 慶太朗さんが今回ゲストで来ることになったのはうれしいニュースですよね。
手塚: 慶太朗くんは本当にですね、映画ファンのみなさまには馴染みがないかもしれませんけれども、映画を観ていただく通りにすごく素晴らしい俳優だと僕は思っています。もともとはニコニコ動画で歌い手さんとしてものすごい人気があったのですね。今、人気のある歌い手さんとROOT FIVE(ルートファイブ)というボーカルユニットを組んでいましてすごいんですよ。もう滅茶苦茶ニコニコでは人気があって、動画の再生回数が1億回を超えているという。だから、Twitterのフォローも80万人とかね、ものすごいニコニコでは人気者なんですよ。ネットの人気者なんです。1回僕がニコニコ動画で彼を主演でムービーを撮ったことがあって、すごく面白い個性的なキャラクターだし良いなと思って。いつか映画に出てもらおうと思って、今回実ったということですね。
―― 映画に参加されてどうですか。
藤谷: 僕の映画で今回スクリーンで上映をするのははじめてなんですけれども。ニコニコ動画の後にこの映画を作ったときも手塚監督が指揮をとられていたので、僕の映画の経験は全部手塚さんなんです。
手塚: 私が育てました。
藤谷: そうですね。なので、足を向けて眠れないなという感じです(笑)。本当にありがたいですね。
キュートな荒川ちかのウサコは10倍増しの可愛さと乙女心に注目!
―― 今日、荒川さんはとてもユニークなファッションをしていらっしゃるのですけれども、映画の中でもとてもキュートなキャラクターでしたね。
荒川: 結構、観てくださった方には分かると思うのですけれども、最初と最後では、全然雰囲気が違うんですよ。最初はぺっみたいな感じからはじまって、最後は恋する乙女的な感じで、カンにメロメロじゃないですけれども。そういう感じだったので、その最初と最後の違いをどれだけ出せるかなというのは、今回ウサコを演じる上でよく考えたところだったかなと思います。
―― ステージのシーンをご覧になられてどんな感じでしたか。
荒川: あのとき、歌のシーンはすごく緊張していたのです。一発撮り的な感じで、間違えたらそのまま流されちゃうんじゃないかとか色々考えたりしていて、すごく緊張しながらやったシーンだったんですけれども。スクリーンでは、実は完成披露試写会のときに自分のシーンを後ろからちらっと一人で観ていたんですよ。すごく可愛い感じに写っていて安心しました。いつもの10倍増しくらいに可愛く写っていたので、本当に良かったと思いました。
武田: 監督に足を向けて寝れない。
荒川: そうですね。
―― みなさん、そうですね。武田さんも足を向けて寝れませんよね。
武田: はい、もちろんです(笑)。
手塚: もう観て分かる通りに、もともと美男だし美女だし、別にどう触ってということはないんですよ。彼らの魅力をそのまま撮れば良いわけで、そういう意味では僕も今回はすごく楽をさせていただきました。可愛くない人を可愛く写すのは大変なんですよ(笑)。
難しいキャラクターシンコを演じ切った田野アサミのストーカー的工夫に誰もが納得!
―― 田野さんがやってらっしゃる役はシンコでシンゴというわけですよね。かなり意識した部分はありましたか。
田野: やっぱり観た目が女性でも、まず性別が違うというのはどう考えても経験できないことなので、異性だったらどうするのか、男の子だったらこういうことをしそうだなとか、たくさん考えたのと、実はシンゴ役の航平くんには言ってないのですけども。先に顔合わせをやって本読みをするのですけれども、そのときにちょうど向かい側に航平くんが座っていて。ミラー効果みたいなのがあるじゃないですか、私は航平くんの動きを見ながら、航平くんが頬杖をついたら、どういう感じなのかなと自分も頬杖をつきながら台詞を読むみたいなことをしていました。
武田: 試されていたんだ。
田野: 足を組んだら、自分もその何秒か後に足を組むみたいなことをしていました。
武田: ストーカーみたいですね(笑)。
三浦: 失礼なことを言うんじゃねえよ(笑)。熱心なんだから。
武田: ありがたいですよ。
田野: 撮影が一緒になることがなかなかないって分かっていたので。
―― 実際に武田さんの女性役をご覧になってどう思われましたか。
武田: 素晴らしいなと思って。本当に僕だったら、こうやるなとか、こういう興味をもつなとか、全く違和感がなくて自然に役のバトンを引き継いてくださったというか。それをまたちゃんと僕に返してくださるんですけれども、ちょっとそういうストーカー的な動きとか(笑)。
田野: 誰かが書いたらどうするの⁈
武田: 書かない、書かない、分かっているから大丈夫(笑)。
田野: お願いします。
三浦: ちょっと、(記者が)ニヤッとしていましたよ(笑)。
武田: やばいな(笑)。でも、本当にそういう知らないところでみなさんが努力をされていたと思うのですけれども、みんなが個人でそういうことをやっていたからこそ、こういう素晴らしい映画になったんじゃないかとすごく思いますね。田野さんはすごくそんなに細かいところまでやってくださっていたと、今はじめて知りました。本当にうれしいですよ。感動しました。ありがとうございます。
手塚: これはちょっと珍しい演出で、1人の役を3人が演じるという。そのうちの1人がちょっと歳をとっていますけれども、本人の役をその人間がやるというのは難しいんですよね。突きつめて考えていったら、やめたくなっちゃうくらいに難しいんですよ。伝記映画じゃなくて生きている本人がいるわけですからね。たった1日だけ、この3人の合計で6人が顔を合わせる日があったのですね。変身してしまう場面のスタジオでこのカンの3人とシンゴ3人がはじめて顔を合わせて、そこで一緒に話しているのを見たのですけれども。カンはカンで3人が似ているし、シンゴはシンゴで3人が似ているなってそのときに思ったんですよ。不思議なものだなと思って。見た目は全然違うんだけれども、話しているとなんとなく話が合っているんですよ。
三浦: そうですね、確かに違和感はないですね。
手塚: どことなくね。もちろん、全然別なんですけれども、性格とか似たところを感じていって、我ながら良いキャスティングをしたなと思うんですね。これであれば、見た目が全然違っていても、同じ人間だってことで観てもらえるんじゃないかなと思いました。そんな感じでしたね。
―― (会場に)みなさんもそんな風に感じられましたか。
(ほぼ全員が手をあげて、大きな拍手が巻き起こる)
荒川: ああ、すごいですね。
舞台挨拶でも星くず兄弟のリアルコントが続く!
―― 武田さんと三浦さんは、仲良しこよしで非常に何時間もお話をされる仲でいらっしゃいますが、「僕しか知らない君の顔」を教えてください。
三浦: それはすごく語りたいんですけれども、なんせ約束を破る人なので。
武田: 破っていないよ。
三浦: 僕しか知っていないのは、アサミも知っているね。武田航平は「約束を守らない」って。
田野: そうなんです。
武田: 違うよ。撮影で行けなかったんだって。
三浦: 違うよ。あれは撮影じゃないよ。
田野: あれは撮影じゃないよ。理由は。嘘ついていたんだね。理由が違うもん。
武田: なんですか。いつの話。何回も断っているから分かんないよ(笑)。
三浦: とにかく僕たちは武田航平くんと遊びたいんですね。
田野: そう。
三浦: まず、来てくれないんですよ。
―― なにか事情はあるのですか。
武田: 事情はないですよ。ただ、忙しかっただけですよ。
―― 仕事が優先なのですね。
武田: 当たり前じゃないですか。
三浦: 僕らだって仕事はきちんとやりたいとは思っているんですよ。一緒に遊びたいなって思うんですよ。
田野: 仕事終わりでね。
三浦: 一目でも良いから会いたいって思うんですよ。
武田: 僕も会いたかったですよ。でも、ちょっと色々と事情があって。
―― 航平さんは三浦さんの知らない顔はどうですか。
武田: 意外とこう見えて、フェミニンなんですけれども、男っぽいところがあったりとか。すごく真面目なところがあるのですけれども。
三浦: 変なことを言いだすんじゃない。
武田: 良いんじゃない。僕も約束を破ったって言われているし。撮影中に僕はガムとかを噛むのが好きだからガムを噛んでいて、ちょっと撮影に行ったんですよ。みんなが待機する場所があって。さっき監督がおっしゃったカンさん、シンゴさんたち6人がそろっているときだったので、楽しいなと思ってリラックスしながらガムとか食べて、1個食べて撮影をして、終わったら話したいと思って、(控え室に戻ったら)誰もいないと思って。パッと見たら、僕の食べていたガムが全部ゴミだらけになっていて、食べた後の残骸だらけになっていて、「えっ、誰が食べたんだろう?」と思って。分かんないじゃないですか。
田野: でもね、一番に「シンコでしょう?」って、私がすごく疑われて(笑)。ゴミというか丸めて。食べた後の紙を丸くして、雪だるまがいっぱいあるみたいな。
武田: そうそう。クチャクチャとしたやつが15個くらいあって、俺まだ1個しか食っていないのにと思って。「食ったでしょ?」って。
田野: 「食べてないよ」って。
武田: なんで涼介って書いたの?
三浦: ちょっと何を言っているのか分からないんだけど(笑)。
武田: まあイタズラする奴ってことですね(笑)。すごくこう見えて、お茶目な奴ですよってことですよ。
―― お茶目な感じは見た目通りだと思います。
三浦: 本当ですか。
―― 思ったことを直ぐに行動したり、言ったりっていうタイプに見えますよ。
武田: そう見えますか?
三浦: よくご存知で。まさにそうです。
―― 隠しごとができないですよね。
三浦: もう真っ直ぐで。
田野: 自分で言う?
武田: 自己評価を上げるんじゃないよ(笑)。
三浦: 本当に真っ直ぐです(笑)。
武田: (MCに)はじめてシンクロしましたよね。
―― もうやっとなんですよ。
三浦: すごく懐かしい感じでした。
武田: まだ2回しか会っていないでしょう(笑)。
今回も「えっ!」と驚くすごい人たちがカメオ出演!
―― 監督、映画の中に「えっ!」と驚くような人たちがカメオ出演されていますけれども。
手塚: そうですね。色々な方々が出ていますけれども。観て分かる方はパッと観て分かると思うのですけれども、映画監督の方がたくさんお出になっているんですね。なかなかみなさんが顔をご存知ない方もいるんですけれども。だいたい「SALOON OSACCA」という酒場に中にいるんですね。あそこでポーカーをやっているエキストラみたいな人たちがいるのですけれども。これが『シン・ゴジラ』(2016年)の庵野秀明総監督、山本政志監督、犬道一心監督、吉村元希監督と4人とも監督さんなんですよ。酒場の中には、黒沢清監督もいましてね。黒沢さんには「アドリブで何か西部劇のことを話してください」と言ったら、『ワイルドバンチ』(1969年)の話をずっとしていただきまして、なかなか良い話をしてくれているのです。「西部劇は『ワイルドバンチ』で終わった」という話をしてくれているのですよ。それまでの西部劇っていうのは、最後に一対一の対決で撃ち合うのが西部劇の王道だったのですけれども、『ワイルドバンチ』の最後はマシンガンでの殺戮があって、「あれは西部劇の終焉だ」っていう話をあそこでしているんですね。まあ、聴こえないんですけれども(笑)。後には、僕の先輩で日本でロック映画を作ってきた石井岳龍(聰亙)監督という『爆鉄都市 BURST CITY』(1982年)とか『狂い咲きサンダーロード』(1980年)などを作ってきた監督も出演していますね。後は、林海象監督とか、そんな監督がいっぱいいるという(笑)。
―― それは監督組合か何かとタイアップされたのでしょうか。
手塚: いや(笑)、結局同年代といいますか、同じ頃から映画をはじめているので。実は学生の頃から映画をはじめているのですね。僕が33年前の『星くず兄弟の伝説』を作った頃からのみんな知り合いで。黒沢清監督は前の映画では、エキストラで出ているんですよ。ですから、2本続けて出ているんです。そういうことで、また今回も集まってもらいました。
星くず兄弟LIVE!2018
―― 実は2018年1月22日(月)にライブの感覚がリアルに楽しめるイベントがあるそうです。
手塚: はい、「Sibuya WWW」というところでこの星くず兄弟のリアルライブがあります。「星くず兄弟LIVE!2018」(2018年1月22日(月) open18:00 / start18:30 @Sibuya WWW)ということで、映画で聴いていただいた曲を実際に映画の中で出てきたアーティストが演奏して、それを聴いていただくという1回しかやらないライブがあります。そして、この出演者のみなさんも映画の中の曲を歌っていただくという。このような機会はなかなかないんですね。ミュージカルのような映画を作ったとしても、出演者がそのままライブでやってくれるなんて聴いたことがないですよ、私。本当に珍しい機会になりますから、今日の映画を観ていただいて、この音楽が良いなと思っていただいたら、ぜひライブの方もまだ多少チケットが残っていますので来ていただきたいと思います。よろしくお願いします。
『星くず兄弟の新たな伝説』の口コミ拡散で星くずファミリーの輪を広げよう!
―― 最後にお言葉をお願いします。
三浦: 本日は初日の舞台挨拶に来ていただき本当にありがとうございました。みなさまのおかげで初日を無事に迎えられました。この映画が幅広い多くの人に知っていただければと思っておりますので、ぜひ今日観た感想などをSNSで呟いていただければと思います。よろしくお願いいたします。ありがとうございました。
武田: 本日はありがとうございました。この映画を観てですね何か一つでも自分の中にもって帰っていただけるとありがたいです。僕らもまたこれからも頑張りますので、今後とも星くずファミリーとしてみなさんと一緒に楽しんで人生を作っていきましょう。
手塚: 本当に今日はみなさん、来ていてだきましてありがとうございます。ご覧になった通りの作品でございます。ちょっと奇抜な映画でございますけれども、楽しんでいただきましたら幸いです。もし、今日ごらんになっていただきまして、楽しいなと思っていただきましたら、ぜひ周りの人々に勧めてください。みなさんの口コミが頼りの映画でございますので、どうぞ広めていっていただきたいと思います。本当に今日はありがとうございました。
会場のはちきれんばかりの盛大な拍手の中、『星くず兄弟の新たな伝説』の映画がそのまま続いているかのようなとても楽しい舞台挨拶が終了した。前作の『星くず兄弟の伝説』を観た人も、観ていない人も本当に楽しめるパワフルな音楽エンターテイメントの日本映画である。2018年1月22日(月)の出演者たちによるリアルな「星くず兄弟LIVE!2018」に行ってから映画を観たり、映画を観た後に2018年1月10日発売の「星くず兄弟の伝説/星くず兄弟の新たな伝説」サウンドトラックで余韻に浸るなど、色々な楽しみ方ができる作品となっている。本作をサポートする「星くずクラブ」でさらなる続編への応援もできるだろう。
《イベント情報》<映画『星くず兄弟の新たな伝説』公開初日舞台挨拶>
■開催日: 2018年1月20日(土)
■会場: テアトル新宿
■登壇者: 三浦涼介、武田航平、荒川ちか、田野アサミ、手塚眞監督 |
映画『星くず兄弟の新たな伝説』予告篇
映画作品情報
《ストーリー》近未来、東京の下町―― 月世界で彼らを迎えたのは、どうしようもなくダメな芸能プロダクション「アストロ・プロモーション」。社長のアストロ南北は地球では売れっ子スターだったと自称するが、この事務所にはウサコとチェリー喜美雄というパッとしない二人のタレントしかいない有様。しかも新・星くず兄弟の初ステージは場末のショーパブだった。すっかり意気消沈した二人に酔っぱらいの老人が「スターになりたかったら〈ロックの魂〉を探せ」と声をかける。 こうして謎の〈ロックの魂〉を求めて、スターダスト・ブラザーズ二人の月世界の冒険がはじまる。一方、月の芸能界を支配する組織「フラッシュバブル」の女ボス、ベタール卑美子と片腕チェザーレ伊東は、星くず兄弟の活躍を封じるべく、刺客を送り込むことに。 果たして、スターダスト・ブラザーズ二人は〈ロックの魂〉を手に入れることはできるのか!? |
監督: 手塚眞
脚本: 手塚眞、ケラリーノ・サンドロヴィッチ
原案: 近田春夫 / ストーリー: 手塚眞
音楽: 近田春夫、赤城忠治、江蔵浩一、窪田晴男ほか
プロデューサー: 手塚眞(ネオンテトラ)、石毛栄典(トランスフォーマー)
製作: 星くず兄弟プロジェクト / 企画: ネオンテトラ
制作: トランスフォーマー、ネオンテトラ
配給・宣伝: マジックアワー