完成披露試写会 舞台挨拶
岡田将生×志尊淳×平手友梨奈×滝藤賢一が“さんかく窓”から降臨!?
仲の良さをみせ、撮影の裏話を語る!!
霊が〈祓える男〉冷川理⼈と〈視える男〉三⾓康介が “除霊”という特殊能力を使い、怪奇事件の解決に挑んでいく、映画『さんかく窓の外側は夜』が、2021年1月22日(金)より全国公開される。
冷川理⼈を演じたのは、数々の映画や舞台に出演している人気俳優・岡田将生。三⾓康介役には若手実力派俳優として活躍が目覚ましい志尊淳。初共演・初W主演の二人が新たなジャンルのバディムービーに挑んだ。
ストーリーの鍵を握る“呪いを操る”女子高生・⾮浦英莉可を演じたのは、映画『響 -HIBIKI-』(2018年)で映画初出演にして初主演を果たし、第42回日本アカデミー賞で新人俳優賞を受賞した平手友梨奈。今作が2年ぶり、2作目の映画出演となる。その他、霊をまったく信じないリアリストの刑事・半澤を滝藤賢⼀が抜群の存在感で演じるなど、名俳優たちが脇を固めている。
監督は、CMディレクターとして、グラブル、資生堂、ソフトバンク、日清カップヌードル、JRA、ENEOSなど数々のCMを手掛け、CANNES LIONS 2016 ブロンズ賞、ACCシルバーなど広告賞を多数受賞し、初の長編映画『おじいちゃん、死んじゃったって。』(2017年)で第39回ヨコハマ映画祭の森田芳光メモリアル新人監督賞を受賞するなど、国内外で高い評価を得ている森ガキ侑大。前作とは一転、斬新な映像表現で創り上げている。
12月15日(火)、東京・丸の内ピカデリー1で完成披露試写会が開催され、上映前の舞台挨拶にW主演の岡田将生と志尊淳、共演の平手友梨奈、滝藤賢一、そして森ガキ侑大監督が登壇。撮影中の裏話や、共演者だけが知るお互いの㊙️エピソードなど、仲の良いキャスト陣ならではのトークが披露された。
お互いを絶賛!キャスト陣が語るそれぞれの“内側”とは?
作品のタイトル(キービジュアル)にちなんだ、緑色に光る巨大“さんかく窓”パネルが舞台上に出現。音楽ユニット・ずっと真夜でいいのに。が歌う主題歌「暗く黒く」が会場に流れると、パネルの中央が左右に開き、内側からキャスト陣と監督が登場!
冒頭の一言挨拶で、岡田は「大変な状況の中、足を運んでいただき、ありがとうございます。みなさんと時間を共有できることを楽しみにしておりました」、志尊は「みなさんに作品を観ていただける機会を設けていただけて感謝でいっぱいです。みなさんの日頃の気持ちがこの映画を観て少しでも浄化されることを願っております」、平手は「今日はお集まりいただき、ありがとうございます。今日は短い間ですがよろしくお願いします」とそれぞれ挨拶。
続いて滝藤が「“マキタスポーツ”です(笑)。よろしくお願いします」と挨拶すると、会場は笑いのムードに包まれた。
森ガキ監督は「(当初は)10月に公開だったのですが延期になり、ようやくお披露目できると思うと胸が熱くなる」と作品への思いを語った。
それぞれが挨拶を終えると、映画タイトルの『さんかく窓の外側は夜』にちなんで、“お互いの内側”についての話題に。
滝藤は「志尊くんの集中力がすごいなと思いました。監督に“涙を流してほしい”と言われたシーンがあったんです。大変なシチュエーションの中、本番に一発で涙を流したんですよ」と絶賛。
志尊はそのシーンについて「気絶をしてしまって、パッと目が覚めたら気絶前の記憶が蘇って…というシーンでした。みなさんがお芝居をしやすい素敵な環境を作ってくださって、気持ちを起こすことができました」と言及し、撮影現場の様子も語った。
岡田は「この現場は特に仲が良くて、おしゃべりが止まらないくらいでした。中でも滝藤さんの筋肉自慢がすごくて(笑)」と、話題は筋肉自慢の話に。4人の仲の良さを垣間見ることができた。
1日かけたシーンがほぼカット!?
志尊&岡田の怖いものは、“森ガキ監督”
続いて、幽霊を除霊していくというストーリーにちなんで、お互いの“怖いもの”についてのトークを繰り広げた。
志尊は「池に落ちたら幽霊がいて足を引きずられるシーンがあったんですけど、実際に深いプールで撮影をしたんです。1日かけて撮影したんですけど、完成した作品を観たらほとんどカットされていましたね。なので怖いものは森ガキ監督です(笑)」とエピソードを暴露。実際にはどのようになっているのか、志尊が池に落ちるシーンに注目だ。
さらに岡田も「冷川と三角が手をつなぐシーンがあったんですよ。あれも1日かけたのに全カットでしたね。やっぱり森ガキ監督が怖いです(笑)」と再び監督について言及。このシーンについて森ガキ監督は「後日メイキング映像で…」と話し、今後のメイキング映像にも期待が高まった。
続いて平手が「私は大きな音が苦手です。特効とか花火とか…」と話すと、回答についてキャストからも質問が飛び交った。その様子に、MCも“平手さんが愛されてることが伝わりますね”とコメント。会場は暖かな雰囲気に包まれた。
滝藤が「“ファブル”(2021年2月5日公開の映画『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』)ですね。平手ちゃんが取られてしまわないか怖いです」と答えると、平手は笑いをこらえきれず、思わず後ろを向いて爆笑。滝藤の回答は、終始会場を盛り上げた。
森ガキ監督「人生にとっての財産です」と映画への想いを語る
最後に、これから映画を観る観客に向けて登壇者からそれぞれメッセージが贈られた。
岡田は「公開が延期されて、来年の1月にようやく公開ということで、身が引き締まる思いです。スタッフとキャスト一同が込めた思いが届けばいいなと思います」
志尊は「この作品の登場人物は、何かにコンプレックスを持っていて、孤独を感じていますが、この作品を通して、関わる人が受け入れることによって、一歩前に踏み出せるんだという思いを感じることができました。みなさんもこの作品を観て、近くにいる人を大事にしたいと思ってくださったら嬉しいです」
平手は「この作品の魅力は、本編に流れる音楽の使い方で、ずっと 真夜中でいいのに。さんの主題歌「暗く黒く」も個人的にすごく好きになったので、ぜひ音楽にも注目して観ていただけたら嬉しいです」と主題歌についても言及。
滝藤は「この映画を観たときに今までに観たことがない映画でびっくりしました。みなさんもきっと楽しめると思います」
そして森ガキ監督は「スタッフも含め、このメンバーでこの映画ができたことは、僕の人生にとって財産です。エンターテイメントでありつつ、人と人との通じ合いや、 自分は孤独なのかなといったことなど、考えさせられる内容を入れていったので、公開まで宣伝のほうも何卒よろしくお願いします。またこのメンバーで映画を作りたいです」と、それぞれが作品の魅力や熱い思い語り、舞台挨拶を締めくくった。
[スチール撮影・取材: Cinema Art Online UK / 記者: 田上 結菜]
イベント情報
映画『さんかく窓の外側は夜』完成披露試写会 舞台挨拶■開催日: 2020年12月15日(火) |
フォトギャラリー📸
映画『さんかく窓の外側は夜』予告篇🎞
映画作品情報
《ストーリー》書店で働く三⾓康介(志尊淳)は、⼀⾒普通の⻘年だが、幼い頃から幽霊が視える特異体質に悩まされていた。ある⽇、書店に除霊師・冷川理⼈(岡⽥将⽣)がやってくる。「僕といれば怖くなくなりますよ」の⼀⾔で、三⾓は冷川と除霊作業の仕事を共にすることに。そんな中、⼆⼈は刑事・半澤(滝藤賢⼀)から、ある連続殺⼈事件の話を持ち掛けられる。調査を進めるうちに、⼆⼈はある⾔葉にたどりつく――。 「ヒ ウ ラ エ リ カ に . . . だ ま さ れ た . . . 」 この事件には、呪いを操る⼥⼦⾼⽣・⾮浦英莉可(平⼿友梨奈)の影が潜んでいたのだ。 果たして〈ヒウラエ リカ〉とは何者なのか︖ 事件との関係は? 死者からの謎のメッセージを解き明かそうとする冷川と三⾓の⼆⼈は、やがて⾃⾝の運命をも左右する、 驚愕の真実にたどり着く――。 |
脚本︓ 相沢友⼦
© Tomoko Yamashita/libre
公式Instagram: @sankakumadoeiga