大ヒット記念トークイベント開催!
驚異的な口コミで大ヒット!世界最高峰コマ撮りアニメ。
雑誌でコスプレも披露!女優のん、着物で艶やかに登壇!
公開後口コミで瞬く間に広まり、公開2週目には前週動員比110%、毎週末必ず全国で満席回が出るなど、大ヒットとなっているストップモーションアニメ映画『KUBO 二本の弦の秘密』。
映画大ヒットを記念し、12月21日(水)に新宿バルト9にて舞台挨拶を実施。本作の大ファンで、11月発売の「映画秘宝」表紙の“クボコスプレ”が大きな話題になった女優のんが艶やかな着物姿で登壇した。映画秘宝の編集長をつとめる岩田和明氏も共にゲストとして登壇し、本作の大特集を誌面で実施した経緯、KUBOの大ヒットに観る本作の魅力を徹底的に語り合うトークイベントが行われた。また、本作の主演俳優であるKUBOの人形も登場!スタジオライカから来日を遂げた本物のクボ人形のその精巧な作りを間近に、観客を巻き込んでのフォトセッションが開催された。
《のん&岩田編集長によるトークイベント》
――「映画秘宝」でのKUBOのコスプレについて
岩田編集長: そもそも、どうして今回の企画をやりたいと思ってくれたんですか?
のん: KUBOがすごく少年なんだけど、力強い感じにすごく憧れて、ぜひやりたいと思ったんです。
岩田: 僕もすごく直感的にKUBOのイメージとのんさんが重なったんですよね。
のん: KUBOのビジュアルも素敵でした。上は着物で、下はタイツみたいで、草鞋を履いてるっていう。
岩田: それではここからはKUBOのコスプレメイキング撮影風景の模様をお送りしたいと思います。コンセプトは「完コピ」ですね!
女優のんによるKUBOコスプレメイキング撮影風景カットは、今回のイベントが本邦初公開となり会場を大いに沸かせた。
岩田: まずはこの折り紙です。
のん: この折り紙は絶対やりたかったんです!
岩田: このKUBOのポーズは大変だったんですか?
のん: そうですね、なにせKUBOは三頭身だから(笑)
会場: (笑)
のん: 肩の落ち方とか、再現するのがさすがに難しかったです(笑) あとは髪の毛の束感や、ひとつ結びのまっすぐ加減なども気を使いました。目の隠れ具合も気になりましたし。アイパッチもして。あとあと、釣り目に見える角度をすごく研究しました。こうやったらいいのかなとか。
岩田: うんうん(笑)あと三味線ですよね。
のん: 三味線難しかった!手で三味線の面積を占める割合が難しくて、迷いましたね。
岩田: 結果、この写真のようになりましたが。
のん: みなさん、いかがですか? (観客拍手) あ、ありがとうございます!
岩田: 撮影の際のポージングはね。劇団新感線のパンフレットも参考にしましたよね。
のん: そうですね。劇団新感線さんになりすぎないことも意識しました(笑)。
岩田: この写真は劇団新感線の古田新太さんや阿部サダヲさんのポーズをそのまま参考にしましたね(笑)。
のん: はいそのまま(笑)。
岩田: 刀を持ってみていかがでしたか?
のん: すごく楽しかったです。ずっしりしていて、結構大変でしたね。
岩田: 小道具の剣をヒャクタケトモさんにフルスクラッチで作ってもらった「折れずの刀」です。今日持ってきてもらいました!
のん: あれ!前より筋力ついたのか?前より重くない感じがする。。いい感じですね!これだったら全然イケます。
岩田: すばらしい(笑)。こちらのんさんにもサインをしていただいて。
のん: 岩田編集長、汗すごいですね。
岩田: はい。緊張してます(笑)
―― それではのんさん、今回の映画をご覧になっての感想をお願いします。
のん: KUBOは、もう本当にストップモーションアニメだというのがわからないぐらい、KUBOがそのままいて、じっくり見ていると猿の毛並みとかも左右に揺れ動いていてリアルで、見ていてものすごくリアルでした。そしてやっぱりKUBOに愛着があるので。折り紙が舞ったりとか、落ち葉が船になったりとか、そういった映像が美しく、和の感じが盛り込まれていて、すごい綺麗だなあと思ったりして。楽しかったです。
―― 色んな登場人物が出てくるじゃないですか。お気に入りの登場人物はいますか?
のん: 一番好きなのはKUBOなんですけど、最初の方に登場するおばあちゃんが可愛くて好きでした。
―― 岩田編集長は?
岩田: 僕はですね、ちっちゃい折り紙で出来た侍が好きですね。かわいいですよね大好きです。
―― 初めて今回映画をご覧になる方はいらっしゃいますか?あ、結構いらっしゃいますね。
のん: あ!!ネタバレ。。。。
会場: (笑)
―― 大丈夫ですセーフです(笑)次にお見せしたいのが、映画『KUBO 二本の弦の秘密』を観た方たちが絵を描いて送ってくれているんですよね。いろんな絵があって素敵ですよね~。
のん: うわ〜すごく素敵ですね。
―― 今回特別に、皆さんが送っていただいている絵の中から、のんさんがお気に入りの作品を一点選んでもらうことになりましたね。「のん賞」ですね。
のん: 嬉しいですね。素敵なものがたくさんあるので難しいですが、気合いを入れて選ばせていただきます。
―― 皆さんまだまだ募集してますので、よろしくお願いします!さて、のんさん。今年もいろいろお仕事お忙しかったと思いますが、来年の何か目標はありますか?
のん: 結構もうすでに手広く活動させてもらっているのですが、来年も余すところなく、自分のやりたいことをやりたいだけ突っ走らせてもらえたらと思います。全部好きなことだけをやらせていただいてますので。元旦に2ndシングル「RUN」という曲もリリースさせていただきますので。年末12月28日には恵比寿ガーデンホールでものんフェスというライブもやらせていただきます。展覧会の音声ガイドもやります。
―― 私たちも楽しみにしてます!ありがとうございました!!
岩田: のんさんは、「映画秘宝」的には、次回のコスプレは何に挑戦したいですか?
のん: ゴリゴリに男っぽいものに挑戦したいです。むきむきに鍛えて。ゴリゴリのんですね(笑)。
会場: (笑)
トークイベント最後には、スタジオライカからお借りしたストップモーションアニメにて実際に使用された本物のKUBOの人形がお目見えし、のんが嬉しそうに手に持ちながらのフォトセッションが行われ、トークイベントは大盛況の内に幕を下ろした。
[スチール撮影: Cinema Art Online UK / 記者: 蒼山 隆之]
イベント情報<映画『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』大ヒット記念トークイベント>日時: 2017年12月20日(火) |
映画作品情報
《ストーリー》三味線の音色で折り紙に命を与え、意のままに操るという不思議な力を持つ少年・クボ。幼い頃、闇の魔力を持つ祖父に狙われ、助けようとした父親は命を落とした。その時片目を奪われたクボは、最果ての地まで逃れ母と暮らしていたが、更なる闇の刺客によって母さえも失くしてしまう。 |
第74回 ゴールデングローブ賞 最優秀長編アニメーション映画賞ノミネート
原題: Kubo and the two strings
監督: トラヴィス・ナイト
日本語吹替え版 声の出演: 矢島晶子、田中敦子、ピエール瀧、川栄李奈、羽佐間道夫、小林幸子 ほか
日本語吹替え版主題歌:「WHILE MY GUITER GENTLY WEEPS」吉田兄弟(ワーナーミュージックジャパン)
2016年 / アメリカ / カラー / シネスコ / 5.1chデジタル / 字幕翻訳:石田泰子
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