映画『子供はわかってあげない』
㊗公開記念舞台挨拶
キャストそれぞれの“わかってあげられない”こととは?
原作者・田島列島の絵日記風直筆コメントに感動!
沖田修一監督が初の漫画原作でメガホンをとり、第24回手塚治虫文化賞・新生賞受賞、「マンガ大賞2015」第2位など数々の漫画賞を受賞した田島列島の長編デビュー作「子供はわかってあげない」が待望の映画化!コロナ禍での公開延期を経て、8月13日(金)にテアトル新宿先行公開、そして8月20日(金)に全国公開を迎えた。
8月21日(土)、公開記念舞台挨拶がテアトル新宿にて開催され、上映後のステージに主人公・朔田美波さくたみなみを演じた主演の上白石萌歌、美波の同級生・もじくんを演じた細田佳央太、もじくんの兄(迷探偵?)明大あきひろを演じた千葉雄大、そして沖田修一監督が登壇し、トークセッションが繰り広げられた。
キャスト陣が自身の“わかってあげない”を暴露!
千葉は“ぬいぐるみ”、細田は“99%〇〇”、上白石は“ガチャガチャ”
映画タイトルにちなんでキャスト自身の“わかってあげられない”ことについてエピソードを聞かれると、トップバッターの千葉は「歳を重ねていくと“ぬいぐるみ”とは距離ができていくものじゃないですか。そこで、今の家に引っ越した時に“大人の部屋”を目指そうと思ってさよならしたんですけど、そうしたら本当に寂しくて…。結局気がついたらまたベッドの上がぬいぐるみだらけになっていました。ぬいぐるみがあると落ち着くんですよね。こういうことを言うと『あざとい』『また可愛い子ぶってる〜』などと言われてしまうかもしれませんが、これについては“わかってあげない”というか(笑)。ちなみにポケモンやポムポムプリンのぬいぐるみを持っています」と回答。他キャストからはやはり「可愛い」の声が漏れていた。
続く細田は「下手すると文句のようになってしまうかもしれませんが、『99.9%除菌!』みたいな『99%〇〇』っていうフレーズよくありますよね。“100%”にすると“絶対”になってそこに責任が生まれてしまいますし、だから100にしたくないのはすごくよくわかるんですけど…。でもやっぱり『99%までは自信を持てているのに、残り1%自信を持てないのはなぜなんだろう。そこまで言ったら100って言ってしまえばいいのに』って思ってしまいますね(笑)」と独特な視点から自身の“わかってあげない”を語った。
上白石は「私は最近“ガチャガチャ”にすごくハマっていて、わかってはいても止められないんです。地面にカバンを置いてしゃがみこんで、『絶対これ出したいからあと5回…!』とかってやっているうちに、気がついたらすごいお金を使ってしまっていたり(笑)。最近はご当地の少しレアなアイスのものだったり、ミニチュア系のガチャガチャがお気に入りです。ホームランバーとかが出てきたりしてすごく可愛いんです!」とマイブームのガチャガチャについて話した。
「取ったガチャガチャはどんどん鍵につけていく」という上白石に、千葉は「昔のギャルみたい」とコメント。上白石は「ギャルになりたくて…(笑)」と返し、最終的には「ギャルっていいですよね〜」と2人で謎の着地を遂げ、笑いが起こった。
サプライズで原作者・田島列島からの直筆コメントがスクリーンに投影!
エピソードトークの後には、田島列島の絵日記風直筆コメントがサプライズで投影された。
上白石は「この作品の生みの親である田島さんにこのように言っていただいて、絵まで描いてくださって、本当に嬉しいです。早くまたお会いしたいです!」と代表して感動を語った。
フォトギャラリー📸
イベント情報
映画『子供はわかってあげない』公開記念舞台挨拶■開催日: 2021年8月21日(土) |
映画『子供はわかってあげない』予告篇🎞
映画作品情報
《ストーリー》高校2年、水泳部女子の美波みなみはある日、書道部男子のもじくんとの運命の出会いをきっかけに、幼い頃に別れた父親の居所を探しあてる。何やら怪しげな父にとまどいながらも、海辺の町で夏休みをいっしょに過ごすが。。。心地よい海風。爽やかに鳴る風鈴。…超能力!?そして、初めての恋に発狂しそう!お気楽だけど、けっこう怒濤の展開。誰にとっても、宝箱のような夏休み、はじまりはじまり~。 |
<キャスト>
<スタッフ>
© 田島列島/講談社
2021年8月13日(金) テアトル新宿先行公開!
公式ハッシュタグ: #子供はわかってあげない / #こどわか