
映画『ひみつきちのつくりかた』公開記念トークショー
木寺響&いわたまあり登壇!
父との“気まずい関係”の真相から、それぞれの“ひみつきち”まで女子会トークを披露!!
若手クリエイターの登竜門であるSKIPシティ国際Dシネマ映画祭2025のコンペティション部門にて観客賞を受賞した映画『ひみつきちのつくりかた』が8月1日(金)よりシモキタ-エキマエ-シネマ『K2』にて公開され、初日から連日チケットは完売・満席御礼の大盛況となっている。
公開5日目となる8月5日(火)、上映後に開催されたトークショーには、廣末哲万演じる主人公・山上 謙一(ケン)の娘・花梨を演じた木寺響、レポーター高嶋役のいわたまありが登壇。前日の舞台挨拶に続き、製作のemir heart Inc.代表取締役の恵水流生プロデューサーがMCを務め、女子会のような和やかな雰囲気の中、撮影秘話やプライベートな一面を覗かせるトークで会場を盛り上げた。
二人はこの日が初対面!?
木寺響といわたまありの女子会トークが炸裂!!
公開以来、連日満席の盛況が続く映画『ひみつきちのつくりかた』。前日の公開記念舞台挨拶の熱気が冷めやらぬまま、8月5日(火)に開催されたトークショーは、この日も満席の観客の拍手で迎えられた。
MCを務める恵水流生プロデューサーが「本日もありがとうございます」と感謝を述べた後、キャストを呼び込むと、木寺響といわたまありが大きな拍手の中、笑顔で登壇した。
共演シーンがなかった二人は、この日が初対面。恵水プロデューサーから「(二人は)シーンは被っていないですよね?」と振られると、声を揃えて「初めましてです、今日(笑)」と告白。すぐさまいわたが「もう仲良くなりましたよ!」とアピールすると、会場は和やかな空気に。木寺は「たくさんの方に観ていただけて本当に嬉しいです」、いわたは「私、ちょこっとしか出てなかったけど気づいてもらえましたかね?(笑)」と挨拶し、イベントはスタートした。
いわたのアドリブ満載のレポートシーン
木寺と廣末との関係が生み出した父娘のリアルな空気感
まず最初のトークセッションは撮影時のエピソードについて。いわたが自身の役柄について「ほんまそのまんま、私レポーターやん、と。でも、なんか分からんけど、私これめっちゃ上手くできそう、みたいなちょっぴりの自信もありつつ」と、役柄に運命を感じたことを明かす。撮影は河川敷で行われ、監督から「一回何も考えずにやってみてください」と言われたという。「木とか来たら『うわ、木ぃやばい!』とか、虫おったら『大きい虫います!』とか自由にやってみて、と言われて。自由にやって多分2回くらいで終わった」と、ほとんどアドリブだった撮影の裏側を語った。
一方、主人公の娘という難しい役どころを演じた木寺は、「(父と)会ってないっていう設定だったので」と前置きし、「初日に、初めましてなんですけど、気まずい環境づくりを(父親役の廣末さんが)すごく上手くて。ずっと気まずそうにされてて、こっちもナチュラルに(演技ができた)。本当にありがたかったです」と、廣末の役作りに助けられたエピソードを披露。役と本人の関係性が、父娘のリアルな空気感を生み出したようだ。
それぞれの“ひみつきち”を告白!
1日3歩!?超インドアな休日と、快活CLUBで無重力体験!?
続いてのテーマは、前日の舞台挨拶でも大いに盛り上がった「あなたの“ひみつきち”は?」。
まず木寺が「本当につまんないと思うんですけど、自分の家ですね」と切り出すと、その徹底したインドアぶりを熱弁。「お休みの日は一歩も出ないように、前日どう動くか考えてる。明日はもう家から出ないから、お昼とおやつと夜ご飯を買って……」と完璧な引きこもり計画を明かすと、会場からは驚きの声が。スマートフォンの歩数計が「3歩」だったこともあるといい、「その3歩、逆に何だろうって」と語り、笑いを誘った。
対するいわたの“ひみつきち”は、全国展開する完全個室のコミック・インターネットカフェ「快活CLUB」だという。旅行先で足が疲れた際に「無重力の体験ができるマッサージチェアがある」という情報を聞きつけ、利用したのがきっかけ。「無重力の感覚になれるんです。体も後ろまでこんなんなって。個室やし、ジュースも飲めるし、ポテトも食べれるし、ソフトクリームも食べれるし。最高。あそこが私のひみつきちです」とその魅力を力説。あまりの熱量に、インドア派の木寺も「行ってみます」と興味津々の様子だった。
若き板橋知也監督の印象は“監督っぽくない”!?
コロナ禍の真夏に行われた撮影現場の話題では、当時20代だった板橋知也監督の印象についても語られた。
木寺は「監督って感じじゃなくて。『あ、監督さん……』みたいな感じで。普通にポツンといた」と、良い意味で威張らない自然体の姿が印象的だったと振り返る。いわたも「私も同じ印象です。『え、監督?』みたいな。『あっこにおったん監督やったんや』みたいな感じで」と同意し、若く穏やかな監督の人柄が、キャストが自然体でいられる現場の雰囲気を作り出していたことをうかがわせた。
フォトセッションでは二人で「がんばんべェ」ポーズも披露💪
トークセッションが盛り上がった後、フォトセッションへ。オフィシャル撮影に続き観客向けの撮影タイムが設けられると、いわたが劇中で“ひみつきち”をレポートする番組名にちなんだ「がんばんべェ」ポーズを提案。二人で元気よくポーズを決め、来場者は貴重なツーショットをカメラに収めた。
最後に恵水流生プロデューサーが「(公開は)始まったばかりですので、ハッシュタグ『#ひみつきちのつくりかた』で今日の感想をつぶやいていただけたら幸いです」と呼びかけ、前日の公開記念舞台挨拶に続くこの日のトークショーは、温かい拍手の中、幕を閉じた。
フォトギャラリー📸
イベント情報
映画『ひみつきちのつくりかた』公開記念トークショー
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映画『ひみつきちのつくりかた』予告篇🎞
映画作品情報
《ストーリー》大人になってしまった僕たちは、もう子供の頃には戻れないのかもしれない。 都内アパートの一室、50歳を迎えた佐藤がスパゲッティに頭を突っ込み急死を遂げる。佐藤の小学校時代からの旧友である山上は葬式に参列するため地元へ帰省すると、同じく旧友の御手洗(みたらい)、工藤、豊永と再会する。同じ町で少年時代を過ごしながらも、全く違う人生を歩んだ4人の初老たち。 葬式の合間に昔話に花を咲かせていると、工藤が1冊の大学ノートを取り出す。そこに描かれていたのは、佐藤が小学生の頃に書いた『ひみつきち建設計画』。その夏、彼らは忘れていた子供心を取り戻そうと、あの頃に夢見た“ひみつきち”を建て始める。しかし、彼らの目の前には様々な“大人の事情”が立ちはだかり……。 |
シモキタ-エキマエ-シネマ『K2』にて公開!