映画『99.9-刑事専門弁護士- THE MOVIE』
㊗️公開初日舞台挨拶
松本潤、杉咲花演じる穂乃果の笑い声を演出!!
ファンからの「おかえり」の声に感謝!
2016年、2018年にTBS日曜劇場で放送され、視聴者から絶大な支持を集めた「99.9-刑事専門弁護士-」シリーズ。ファン待望の映画『99.9-刑事専門弁護士- THE MOVIE』が12月30日(木)についに公開初日を迎えた。
丸の内ピカデリー1での初回上映後に行われた公開初日舞台挨拶には、超型破りな弁護士・深山大翔役の松本潤、敏腕弁護士・佐田篤弘役の香川照之、新ヒロインの新米弁護士・河野穂乃果役の杉咲花、そしてメガホンを取った木村ひさし監督が登壇!公開日を迎えた喜びと思いを語ったほか、『99.9』が日本中に広がることを祈念してキャスト陣による鏡開きを行った。
舞台挨拶の模様は全国165館の映画館で生中継され、全国各地の「99.9」ファンが共に公開初日をお祝いした。
杉咲は0.2秒で“穂乃果スイッチ”ON!?
香川からの無茶振りに笑顔で対応!
舞台挨拶冒頭には松本が「SPドラマ放送のタイミングで、『おかえり』という言葉をSNS上で掛けてもらえて、すごく暖かい気持ちになりました」とファンの思いに触れながら挨拶。続けて香川は映画公開への感謝を述べ、「この映画がたくさん成長して、より多くの方に観ていただけるように、皆様方にこれから口コミを頑張っていただきたいと思います」と観客に呼び掛けた。
さらに杉咲が念願の「99.9」シリーズ参加への思いを語ると、松本が「このおしとやかな方が穂乃果の役をやっているのって想像できないですよね」と舞台挨拶の前日に放送されたSPドラマで初めて明かされた穂乃果のキャラクターに触れてコメント。すると香川が「0.2秒くらいで(穂乃果の)スイッチが入るんですよ」と無茶振り。杉咲は「ビシッ!」と穂乃果のお決まりのポーズとセリフを披露して応えた。最後に木村監督が、映画には“復興”というテーマがあることを明かした。
公開初日を迎えた感想を松本は「自分にとってのリスタートとなった作品が公開を迎えて嬉しいですね」とコメント。また、舞台挨拶の模様は6万5千人以上の方がライブビューイングで同時に観ているということで、「ドーム(公演の観客)以上の人が今観ているわけですから。たくさんの方が同じタイミングで観ていただいているということで、ありがとうございます」とありがたさを噛みしめるように話した。さらに、香川と杉咲は観客が入った状態での舞台挨拶の貴重さに触れ、公開初日を観客と迎えられることの喜びを語った。
3代目ヒロイン・穂乃果のキャラ作りの方法とは?
松本は林家パー子風の笑い声を提案!
舞台挨拶の前日、12月29日(水)には映画の前日譚となるSPドラマ「99.9-刑事専⾨弁護⼠- 完全新作SP新たな出会い篇〜映画公開前夜祭〜」が放送され、杉咲演じる3代目ヒロイン・穂乃果のキャラクターが初めて明らかになった。
個性的な穂乃果の役どころについて松本は「進化系だなと感じています。『99.9』に新しいスパイスを加えていただきましたね」とコメント。杉咲は、穂乃果のキャラクターをどのように作り上げたのかと聞かれ、SPドラマの、再現をしているシーンからクラインクインしたが、その時は「ビシッ!」の演出は決定しておらず、カットする可能性もあったと撮影秘話を明かした。
木村監督は杉咲に穂乃果の個性的なキャラクター性を拒否されるかどうか様子を伺っていたと話し、杉咲はそれに対して「今までは一視聴者だったので、こういう風に作られている現場なのだと知ることができました」とコメントした。
香川が「『99.9』という映画には、台本に書いてあることは3割くらいしかなくて」と語り出すと、慌てて松本が「もう少しありますよ!8割くらい」とフォロー。しかし香川は続けて、「8割もないよ!特に杉咲さんの役柄に関しては必要最低限のセリフが台本に書いてあるだけで、あとは木村監督が現場で『こうやってください、ああやってください』と言って出来上がっていきました」と木村監督の演出で穂乃果が形作られたことを語った。
さらに、杉咲が“穂乃果の特徴的な笑い声は「林家パー子さんのように笑ってください」という松本のアドバイスから生まれた”と明かすと、会場笑いに包まれた。
松本も「やめてください」と照れた様子で反応。香川が「現場での笑い方が似ていたんですよね」と経緯を説明した。さらに穂乃果の笑い方について木村監督は「映画のグッズ案として“穂乃果の笑い袋”を提案したら採用されませんでしたね」と衝撃の事実を明かした。
松本にとって「2021年12月30日は特別な日」
杉咲が“「99.9」の現場は規格外”と語る!?
「99.9」の撮影から公開までが行われた「99.9」尽くしの2021年の振り返りと、2022年の抱負をキャスト陣に聞いた。
まず松本は2021年を振り返って「僕にとって2021年の12月30日はすごく特別な日になりました。この映画が公開されたことも、この後行われる『Johnny’s Festival ~Thank you 2021 Hello 2022~』も。30日は思い出の1日になると思います」とコメント。さらに来年の抱負として「2022年の抱負は、2022年の映画公開中の時期に何事もなく劇場に足を運んでもらえるような環境がそのまま続いたらなと思います。たくさんの方にこの映画を観ていただきたいです。劇場を出るときに心が軽くなる映画になっていると思いますので、皆さんの人生のちょっとしたスパイスになってくれたらと思います」と『99.9』への思いを踏まえて語った。
松本個人として2022年にやりたいことを問われると、「香川さんにお願いして、日本舞踊や和のものを勉強する時間を取りたいです。色々あるので。察してください(笑)」と大河ドラマを匂わせて発言した。
香川は「無事にこうして年の瀬を迎えらたことがありがたいです。また、ここから映画『99.9』が興行収入的にどこまで伸びるのか。お一人お一人ががもう一人ずつ連れて来てくだされば嬉しいです。よろしくお願いします」と観客に語りかけた。
最後に杉咲は「2021年は『99.9』の現場に携わらせていただけたことが本当に大きくて。松本さんと香川さんを初め、現場の皆さんが物凄い信頼関係を築き上げて、みんなが意見を出し合って、進んでいくというある意味規格外な現場でしたね。どんどん作品に厚みが出ていきました。この現場に携わらせていただけてすごく幸せでしたし、他の現場では得られないような時間でした。勉強になることがたくさんあったので、それを今後も生かしていけたらいいと思います」と「99.9」への感謝と今後の抱負を語った。
トーク中、会場で赤ちゃんが泣き出すハプニングには「どうした、大丈夫か。泣いていてください。子どもは泣くのが仕事ですからね」と優しく語りかける松本の姿が見られた。
映画の主題歌は嵐の「Find The Answer」
松本が楽曲への思いを熱弁!
トークセッションの最後には、映画『99.9‐刑事専門弁護士‐ THE MOVIE』の主題歌がSEASONⅡの主題歌として書き下ろされた、嵐の「Find The Answer」だと発表されてSNSが盛り上がったという話題に。
これには松本も驚いたと言い、「僕が見たときにはTwitterの急上昇ランキングで『Find The Answer』が1位になっていて驚きました。ドラマを観てくださった方と嵐のファンの皆さんが盛り上がっていてすごく嬉しかったですね。(SEASONⅠ、SPドラマの主題歌である)『Daylight』と『Find The Answer』は僕の中で『99.9』のイメージとつながっているので、SPドラマと映画で他の曲になるというのも想像がつかなかったです。あくまで僕個人の感想ですが、すごく浄化されます。あの曲が流れることで、自分の中には懐かしい感じもあるけれど、ストーリーの中に新たな溶け込み方をしているというか。曲の新たな魅力を引き出してもらえた気がするし、今回の作品のいいエッセンスになっていると思います」と主題歌への思いを熱く語った。
これに香川が「すごくいい話だったね。大野さんとか泣いているんじゃないかな」と嵐のメンバーの大野智の名前を挙げてコメントすると、松本が「観てるかな?伝えておきます」と反応し、ファンを沸かせた。
主演の松本から観客へ
舞台挨拶の最後には主演の松本潤から、会場に駆けつけた観客とライブビューイングで観ている観客に向けてメッセージが送られた。
松本は「映画『99.9-刑事専門弁護士- THE MOVIE』を本日ようやく公開できたこと、本当に嬉しいです。皆さんの生活の中で、少しでも明るい気持ちになっていただける映画になればと思います。今日が初日ですので、たくさんの方がこの作品に足を運んでくださったら本当に嬉しいです。よろしくお願いします」と語った。
舞台挨拶では、『99.9』が日本中に広がることを祈念してキャスト陣による鏡開きが行われた。主題歌「Find The Answer」が鳴り響く中、大盛況のまま舞台挨拶は幕を閉じた。
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