映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』4K UHD Movie NEX レビュー
【画像】映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』メインビジュアル

映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』
4K UHD Movie NEXリリース!

最凶最悪の敵が遂に登場!
19作に及ぶマーベルスタジオ映画作品の集大成を超豪華特典映像と共に。

アイアンマン、キャプテンアメリカ、マイティ・ソー、ハルク、スパイダーマン、ドクター・ストレンジ、ブラックパンサーなど、これまで数々のマーベルコミックのヒーロー達を実写映画化してきたマーベルスタジオ。その集大成にあたる19作目の作品でもあり、ヒーロー映画初の別々の作品のヒーロー達が結集した『アベンジャーズ』シリーズの3作品目にもあたる『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』は、これまでのマーベル作品18作でもその存在をわずかに感じさせていながらもベールに包まれていた人類の脅威・サノスが、最凶最悪の敵として遂にベールを脱いだ渾身の超大作だ!

現場では徹底的な情報統制が敷かれ、公開後、その衝撃的すぎるラストに茫然自失としたファンが世界中に溢れたことは記憶に新しい。2018年4月より全国公開され、世界興収2000億を超える超大ヒットとなった今作が、数々の超豪華特典付きで4K UHD MovieNEXとして2018年9月5日(水)よりリリース&レンタル開始される。

30名にも及ぶヒーロー達が登場!

【画像】映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』場面カット4

『アベンジャーズ』シリーズ最新作である今作に登場するヒーローは前作の18名を大きく上回り、なんと30名!一人一人が異なる世界観に生き、十人十色のバックボーンを持つ中で、様々な苦難や対立・分裂もあれど、豊かなコミュニケーションを育みつつ、共に進化成長し共通の最凶最悪の敵・サノスに一人一人が持ち味を最大限に活かし合いながら共に立ち向かっていく様は今作最大の見所だろう。

インフィニティ・ストーンとは

【画像】映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』場面カット5

これまでにも詳細な説明こそなかったものの、各物語において確かな存在感を発揮していたストーンがあった。それが6つのインフィニティ・ストーンで、最新作においてはこの石を巡りサノスとの戦いが地球を含む宇宙全体で展開されてゆくという、物語のキーとなる存在である。

「空間」を司り、宇宙空間の移動を可能にするスペース・ストーン。
「精神」を司り、人間の精神を操ることができるマイルド・ストーン。
「現実」を司り、あらゆる物質を暗黒物質に変えるリアリティ・ストーン。
「力」を司り、接触したその星の生物すべてを消滅させるパワー・ストーン。
「時間」を司り、時間を操る力と無限の可能性をもたらすタイム・ストーン。

そして「魂」を司るソウル・ストーン。これまでにまだ登場していない最後のストーンである。
この6つがすべて揃うと、一瞬で全宇宙の生命の半分を滅ぼす力を得る。

「サノス」誕生秘話について

【画像】映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』場面カット9

マーベル最凶最悪の悪党のイメージを作り上げたのが、製作総指揮のヴィクトリア・アロンソと視覚効果監修のダン・デレウ率いる視覚効果チーム。サノスは他の3つのマーベル・シネマティック・ユニバース作品で少しだけ姿を見せているが、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』は作品全体にわたってサノスを中心に描かれている。

ジョー・ルッソは、「サノスはタイタンで生まれましたが、突然変異による醜い容姿で不遇な幼少期を過ごします。サノスはタイタンの住民と容姿が異なり、社会ののけ者にされます。過去の悲劇から抜け出せないまま、過去の出来事を正そうと奮闘するのです」と述べている。

製作総指揮のヴィクトリア・アロンソは次のように付け加えました。「サノスを作り上げる上で最も面白かったのは、サノスは複雑なキャラクターなので、様々な側面を見せられることでした。サノスはただの悪党ではありません。実現しようとしていることを強く信じています。サノスは人類を救えるのは自分以外にないと考え、行動に移したのはこれが理由です。ただし、その方法は尋常ではないやり方でした」さらに、アロンソは「観客がサノスをサイコパスとして見ることのないように、私たちはサノスの行動を通して、サノスの考え方を人のレベルで伝える必要があります。そうでなければ、この作品を見る意味がありません。マーベルでは常に、私たちの作品は玉ねぎのようだと言っていました。どんなに剥いても皮ばかりです。おそらくサノスはその典型的な例でしょう。サノスが泣くと、観客は悲しみや怒りなど様々な感情を感じます。そして、これを動物ではないCGキャラクターで実現することは簡単ではありません。なぜなら『見ているのは本物の男性や女性ではない』という不気味の谷を越える必要があるからです。私たちはこれを実現できたと思いますし、それをとても誇りに思います」と述べた。

【画像】映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』場面カット6

視覚効果監修のダン・デレウにとって、彼と彼の視覚効果チームが本作で成し遂げたことで気に入っているのはサノスのキャラクターだった。デレウは次のように語った。「この作品の視覚効果の中で、最も誇りに思うのがサノスです。サノスというのは、このキャラクターが表すことのできる様々な感情を指す非常に印象的な言葉です。嬉しいことに、ジョシュ・ブローリンが自分自身をサノスだと思い、彼のパフォーマンスを見ると目が輝いています。彼は『サノスはまさに僕だよ』と言っていました。私たちは『そこが大事なところだ。僕たちがやろうとしていることはまさにそれだ』と答えました」

ブルーレイに収録される超豪華特典の中身

【画像】映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』Movie NEX Blue-ray ジャケット

Movie NEXブルーレイ版のみに収録されるボーナス・コンテンツは超豪華特典映像が目白押しだ。「ヒーロー 奇跡の集結」、「最強の敵 サノス」、「タイタンでの戦い」、「ワカンダでの戦い」について舞台裏映像を特別に見せてくれる『製作の舞台裏』や、4つの『未公開シーン』、爆笑モノの『NGシーン集』、そしてアンソニー&ジョー・ルッソ監督、脚本を務めたクリストファー・マルクスと、スティーヴン・マクフィーリーによる音声解説など、マーベルファンにとっては垂涎モノの珠玉のボーナス・コンテンツとなっている。ヒーロー達一人一人をフューチャーした特典映像を観た上で本編の迫力ある映像を超高画質映像で鑑賞すれば、前作までの18作のストーリーが頭の中ですっきりと整理されて、最新作をより深い次元かつ多角的に愉しめるはずだ。

[記者: 蒼山 隆之]

映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』Movie NEX予告篇

映画作品情報/ブルーレイ発売情報

【画像】映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』場面カット1

《ストーリー》

6つすべてを手に入れると、一瞬で全宇宙の生命の半分を滅ぼす無限大の力を得る”インフィニティ・ストーン”。そして、その究極の石を狙う”最凶最悪”の<ラスボス>サノス。彼の野望を阻止するため、ガーディアンズ、ドクター・ストレンジ、スパイダーマン、ブラックパンサーたちも集結した、最強ヒーローのチーム”アベンジャーズ”が、人類の命運を賭けた壮絶なバトルに挑む。果たして、彼らは地球を、そして人類を救えるのか?

 
原題: Avengers: Infinity War
邦題: アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー
 
【オリジナル版キャスト】
トニー・スターク/アイアンマン: ロバート・ダウニー Jr.
ソー: クリス・ヘムズワース
ブルース・バナー/ハルク: マーク・ラファロ
スティーブ・ロジャース/キャプテン・アメリカ: クリス・エヴァンス
ナターシャ・ロマノフ/ブラック・ウィドウ: スカーレット・ヨハンソン
ドクター・ストレンジ: ベネディクト・カンバーバッチ
ピーター・パーカー/スパイダーマン: トム・ホランド
ティ・チャラ/ブラックパンサー: チャドウィック・ボーズマン
ピーター・クイル/スター・ロード: クリス・プラット
サノス: ジョシュ・ブローリン
サム・ウィルソン/ファルコン: アンソニー・マッキー
ロケット: ブラッドリー・クーパー
グルート: ヴィン・ディーゼル
マンティス: ポム・クレメンティエフ
シュリ: レティーシャ・ライト
 
【日本語吹替え版キャスト】
― アベンジャーズ ―
ナターシャ・ロマノフ/ブラック・ウィドウ: 米倉涼子
サム・ウィルソン/ファルコン: 溝端淳平
 
― ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー ―
ピーター・クイル/スター・ロード: 山寺宏一
ロケット: 加藤浩次(極楽とんぼ)
グルート: 遠藤憲一
マンティス: 秋元才加
 
― ブラックパンサー ―
シュリ: 百田夏菜子(ももいろクローバーZ)
 
監督: アンソニー・ルッソ&ジョー・ルッソ
脚本: クリストファー・マルクス、スティーヴン・マクフィーリー
製作: ケヴィン・ファイギ(p.g.a.)
製作総指揮: ルイス・デスポジート、ヴィクトリア・アロンソ、マイケル・グリロ、トリン・トラン、ジョン・ファヴロー、ジェームズ・ガン、スタン・リー
共同製作: ミッチ・ベル
撮影: トレント・オパロック
プロダクション・デザイン: チャールズ・ウッド
編集: ジェフリー・フォード(ACE)、マシュー・シュミット
衣裳: ジュディアナ・マコフスキー
視覚効果&アニメーション: インダストリアル・ライト&マジック
視覚効果監修: ダン・デレウビジュアル
開発主任: ライアン・メイナーディング
音楽: アラン・シルヴェストリ
音楽監修: デイヴ・ジョーダン
キャスティング: サラ・ハリー・フィン(C.S.A.)
配給: ウォルト・ディズニー・ジャパン

●Blue-ray Disc 発売情報

2018年9月5日(水) 発売
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー MovieNEX』/4,200円+税
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー 4K UHD MovieNEX』/8,000円+税
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー 4K UHD MovieNEX プレミアムBOX(数量限定)』/10,000円+税
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー 4K UHD ムービー・コレクション(初回限定)』/14,000円+税
デジタル配信中
© 2018 MARVEL
 
映画公式サイト

この記事の著者

蒼山 隆之アーティスト/インタビュア/ライター

映画俳優や監督のインタビュー、映画イベントのレポートを主に担当。
東京都内近郊エリアであれば、何処にでも自転車で赴く(電車や車は滅多に利用しない)スプリンター。

そのフットワークを活かし、忙しい中でもここぞという時は取材現場に駆けつけ、その時しかないイベントを現地から発信したり、映画人の作品へ対する想いを発信するお手伝いをしている。

また、自身も表現者として精力的に活動を展開。

マグマ、波、雷など、自然現象から受けたインスピレーションをブルーペイントを用いたアートで表現する「Blue Painter」として、数々の絵画作品を制作。銀座、青山、赤坂などで開催する個展を通じて発表している。

俳優の他、映画プロデューサーやインテリアデザイナーと幅広い顔を持つブラッド・ピットをこよなく尊敬している。

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