映画『LADY NINJA 〜青い影〜』
主演・葉加瀬マイ インタビュー
アクション、セクシー、ロマンス三拍子揃った現代忍者ムービー
グラビア・タレントにて活躍中の葉加瀬マイが初主演・初アクションに挑戦することで話題になっているアクション映画『LADY NINJA 〜青い影〜』が1月20日(土)より公開された。初主演映画で忍者役に挑戦した葉加瀬マイさんにインタビューを敢行した。
―― 今回映画初主演、かつ、忍者役を演じるというお話を頂いた時に、単純にどう感じられましたか?
はじめは忍者?!ということにびっくりしました。忍者のイメージがアニメ「忍たま乱太郎」ぐらいしかなかったので。手裏剣投げたり、ニンニンって言ってドロンしたり、それぐらいしか知識がなくてですね。そしてアクションとも聞いて。え、私にできるのかなと。私はアクションとは程遠い世界で生きてきて、本当にもともと運動が苦手なので。やっていく内にキレキレと言われて嬉しかったです。
―― そんなに運動音痴だったとは思えないアクションでしたが。
歩いたり、走っているだけで笑われるぐらいの運動音痴なんですよ私。演技レッスンとかでも歩いているだけでよく笑われていて(笑)。
クランクインの三ヶ月ぐらい前から体力作りとアクションの練習を始めたんですけど、練習の頃からアザを作りながら練習しました。人を殴るのも、戦うのも初めてなので、ものすごく疲れました。戦うってこういうことなんだなっていう感覚がありましたね。顔に痣ができたりとかもあったんですけど、すごく女優というか、戦う人になった感じがしました(笑)。
本作の見所なのですが、アクションを私はやっぱり見て欲しいです。ファンの方は私が運動できないことをご存知だと思うので、剣を使ったりとか、転げ回ったりとかしてましたけど、そういうシーンにビックリしてくれるんじゃないかなあと。アクションシーンはどうしても自分目線で見てしまうのですが、結構やれたかなと思ってます(笑)。
―― アクションシーン以外で印象に残っていることってありますか?
朝から朝までの撮影が多く、しかも短期間で撮ったので、皆さん体力がすごいなあと思いました。あとはプロレスラーの坂口(征夫)さんや赤井(沙希)さんと戦ったので、それが本当に怖くて、しんどくて、痛くて、疲れたんですけど、戦っているうちにもっと強くなりたいって思いました。普通に生活していたら戦うってことないじゃないですか。でも、赤井さんに言われた通り、戦っているともっともっと強くなりたいっていう気持ちになりましたね。
―― 他の共演者の方とはいかがでしたか?
鳥肌実さんの演技に圧倒されました。一体どうやってるんだろうって。私があまり感情を出さない役なので、実際に感情を出さなかったんですけど、鳥肌さんの演技に内心すごく驚いてました。最後の鳥肌さんとの格闘シーンも、いやあ普通に気持ち悪かったです(笑)。迫力がすごくて文字通り鳥肌が立ちました。
お父さん役のルー大柴さんとは1日しかご一緒しなかったんですけど、お昼ご飯を一緒に食べたりして、本当の父娘のように接していただきました。
―― 次回どんな役をやりたいですか?
私ここまで忍者をやったので、忍者をとことんつきつめようかなと。今回初主演初アクションだったということもあって、周りが見えなかったり、やっぱり反省する点もすごく多いので、忍者をもっともっと極めたいですね。
―― もし忍術を一つ使えるとしたら何を使いたいですか?
今回クナイはあったんですけど、忍者と言ったら手裏剣だと思いますので、手裏剣を使ってみたいですね。あとは、忍術ではないですけど飛び蹴りをもっとしっかりできるようになりたいです。いま実はボクササイズに通っているんです。
―― 目標にしている女優さんはいらっしゃいますか?
女優さんというよりも、私はルパン三世に登場する峰不二子を目指しています。セクシーアイコンになりたいですね。普段ぼけーっとしているのですけど、本当は強くなりたいんです。今回の映画で戦う術を学んだので、少しは戦える自信があります。いままで私、小学生相手にも負けるぐらい、誰にも腕相撲で勝ったことないんですけど、今なら誰かしらには勝てるんじゃないかなと。とりあえず誰かを倒したいですね(笑)。
―― 葉加瀬さんが今後共演してみたい方はいらっしゃいますか?
瀬戸朝香さんが昔から好きです。強い感じが昔からあって、かっこいいなと思っています。俳優さんですと、堤真一さんと船越英一郎さんです。船越さんとは私が本当に事務所に入りたてぐらいの時に、『ライアーゲーム』という作品に出させてもらった時にご一緒させていただいて、お話をさせていただいたんです。実物が思っていた以上にすごくかっこいい方で、憧れですね。堤真一さんはまだお会いしたことがないんですけど、泣きの演技にものすごく感動して、以来ずっと会いたいなあと思っている素敵な俳優さんです。もっともっと演技経験を積んで、いつかご一緒できる日が来ればいいなあと思います!
―― 最後にご覧の皆様へのメッセージをお願いします。
今回初主演・初アクションということでものすごくプレッシャーだったんですけれども、周りの方のサポートもあってなんとかやってこれました。
アクションシーンも見所ですが、ちょっとセクシーなシーンもありつつ、現代に住む忍者という設定なので、日常の生活でのちょっとしたロマンスなどもあるので、そういったところも楽しんでいただければと思います。是非みなさん、劇場に足をお運びください。よろしくお願いいたします!
プロフィール
葉加瀬 マイ (Mai Hakase)1987年3月25日生まれ、静岡県出身。 主な出演作品に『LIAR GAME -再生-』(2012年)、『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』(2012年)、『騒音』(2015年)がある。 |
映画作品情報
《ストーリー》この国は長引く大不況によって破滅的な財政破綻に陥り、治安が急激に悪化した。弱体化した日本政府に代わって台頭したのが巨大多国籍企業。しかしその一方で、黒田源一(阿部祐二)率いる黒田財閥がその機に乗じて国家転覆を企んでいるという噂も一部で囁かれていた……。黒田財閥は、天才科学者・別府数馬(鳥肌実)を秘密兵器とし、ある目的のために人身売買をし、人体実験を繰り広げていたのだ。その裏を突き止めるべく、政府は非合法活動を専門に扱う特殊任務部隊”極楽”を結成。極楽とは、御影万作(ルー大柴)を総司令官とする部隊であり、その極楽が秘密裏に結成したのが特殊忍者部隊「LADY NINJA」である。 LADY NINJA の一員である御影亜矢(葉加瀬マイ)と九条小夏(赤井沙希)らは、黒田財閥との闘いに挑む。彼女たちを待ち受けていたのは数々の強敵、死と隣り合わせの事件。期待と裏切り。友情、愛情、真実とは……。知能犯との闘いは一筋縄ではいかなかった。スリル、サスペンス、エロティシズムが交差する、今までに無い新しい人間界のサバイバルストーリー。 |
プロデューサー: 井内徳次
監督: 藤原健一
脚本: 川崎龍太
助監督: 伊藤一平、貝原クリス亮、江尻大
撮影、照明: 今井哲郎
録音: 山口勉
ガンエフェクト: 芦野広忠
衣裳: 新宮夏海
小道具: 水谷すみか、市川佳那
ヘアメイク: 西澤真生、降幡あずさ
音楽: 與語一平
編集: 石井塁
CG: 川村翔太
製作応援: 躰中洋蔵
冒頭アクション監督: HAYATE
冒頭アクション監督捕: 舟山弘一
アクション: ハヤト丸
制作プロダクション: テンダープロ
制作協力: ANGLE
配給・宣伝担当: 渋谷プロダクション
© 『LADY NINJA』製作委員会
渋谷ユーロライブにて公開他全国順次!
公式Facebook: @レディニンジャ