福原遥 × 鈴木仁 インタビュー
福原遥が自然体のまま、リアルな感性で演じたヒロイン
鈴木仁「落ち着きを意識した」“お兄ちゃん”的存在感
小学館「Sho-Comi」にて連載され、累計発行部数120万部を突破した天文部を舞台に巻き起こる甘く切ない関係を描いた天体観測ロマンチック・ラブストーリーを実写映画化した『4月の君、スピカ。』が4月5日(金)公開を迎えた。
主人公・早乙女星を演じた福原遥と、天文好きで無口な好青年・大高深月を演じた鈴木仁が、3月30日(土)に横浜アリーナで開催された「マイナビ presents 第28回 東京ガールズコレクション2019 SPRING/SUMMER」(TGC 2019 S/S)のステージにそれぞれモデルとして登場!
「平成最後のガールズコレクション」となるTGC 2019 S/Sを取材したCinema Art Onlineのティーンズメンバーがお二人にインタビュー!注目の映画『4月の君、スピカ。』についてお話を伺った。
—— 映画『4月の君、スピカ。』の出演オファーが来たとき、どのように思いましたか?
福原: 自分が恋愛ものの映画で主演というのが初めてだったので、不安な気持ちも大きかったです。みんなで和気あいあいと楽しく撮影できたので、本当によかったなと思います。
鈴木: 純粋に嬉しかったです。映画にメインキャストで出演するのは初めてだったので緊張はありましたが、楽しんで頑張ろうと思って気持ちを切り替えました。
—— お互いの印象はいかがでしたか?
福原: 最初会ったときの印象は、落ち着いていて大人ぽいという印象でした。深月の役柄はミステリアスな男の子だったので、そのままだなって思っていましたが、撮影でご一緒してみるとお茶目な部分もたくさん持っていらっしゃいました。一緒にトランプとかして遊んだりもしました。
鈴木: 見たそのまんまです(笑)。この感じを裏切らない、ふんわりした天使のような方です。
—— 役作りで心掛けたことはありますか?
福原: 最初は原作を読んで、たくさん役作りしようと思っていましたが、監督がそのまま、自然体のままで現場にいてほしいと言ってくださったので、あまり気負わずに現場で感じたことをリアルに表現しようと心掛けていました。
鈴木: 主人公たち3人の関係性は同級生でしたが、自分の役(深月)はちょっと年上みたいな感じでしたので、落ち着いていているところは意識しようと心掛けました。お兄ちゃん的存在感を出すのを意識して演じました。
—— 演じていて“胸キュン”したシーンはありましたか?
福原: たくさんあります!“キュンキュンポイント”もたくさんあって、(ネタバレになるので)あんまり言えないんですけど、佐藤大樹君が演じている泰陽が体育館で告白をするシーンがあるんです。そのシーンは本当に“キュンキュン”したので、ぜひ観ていただきたいです!
鈴木: すごい良かったですよね~!よかったんですけど…(深月は)そこに一人取り残されて気まずい雰囲気だったんですよ。そのシーンは「いいな~」って思いながら見ていました(笑)。
福原: ずっとそういう感じだったよね(笑)。
鈴木: 自分のというよりは泰陽君と星ちゃんとの“キュンキュン”をずっと見ていました。そこに途中で入っていくっていう。そんな感じでしたね。
—— 撮影中大変だったことはありますか?
福原: 寒かったよね?
鈴木: 最後の日ね。
福原: クランクアップの日は2人のシーンが多くて、屋上だったんですけど、寒すぎてブルブル震えながらやってました。
鈴木: そうなんですよ。深夜3時の長野の屋上!もう寒くて寒くて…2人とも芝居しているのか震えを我慢しているのかよくわからない状況でした(笑)。
福原: 顔も青ざめちゃって…大変でした。
—— 本作は高校生の物語ですが、お二人はどのような高校生でしたか?
福原: 高校生~!?すごいはっちゃけていたかもしれないです。今より(笑)。
鈴木: そうなんだ(笑)。
福原: みんなでディズニーランドに行ったり、校庭で遊んだりとか、結構アウトドアでしたね(笑)。
鈴木: 俺は本当にごく普通の高校生でしたね。サッカー部だったんですけど、体育祭が大好きで、「体育祭早くやりたいな~」って今も思っているくらい。でも卒業しちゃったからもうないな(笑)。活発な男子でした。
—— 最後に、今後挑戦したい作品や演じてみたい役がありましたら教えてください。
福原: 私、家族ものの温かい作品がすごく好きなので、そういう作品に出られたらいいなと思っています。お姉ちゃんだったり、妹役だったり。
鈴木: 自分はまだ経験も浅いので、どんどん経験を積んでいきたいです。今までは高校生の役が多かったので、高校生以上の役を今度は挑戦してみたいという気持ちがあります。
[スチール撮影・編集: Cinema Art Online UK / 取材協力: 坂本 貴光、井上 綾乃]
プロフィール
福原 遥 (Haruka Fukuhara)1998年生まれ、埼玉県出身。 |
鈴木 仁 (Jin Suzuki)1999年7月22日生まれ、東京都出身。 |
「TGC 2019 S/S」について
今回のテーマは “it ME” !「日本のガールズカルチャーを世界へ」をテーマに開催されている史上最大級のファッションフェスタ「東京ガールズコレクション(以下TGC)」常に最旬のトレンドを追求し進化を遂げてきたTGCは、2020年に向け、“TOKYO”のガールズカルチャー発信基地として、今、そしてこれからも愛され続けるサスティナブルなガールズの祭典を目指していきます。 「平成最後の東京ガールズコレクション」 平成、それはたくさんのガールズブームが東京から誕生し、日本中、そして世界中へひろがった時代。次の時代のガールズ、それはきっとひとりひとりが主役の最っ高にカラフルな時代。わたしの好きを思いっきり楽しんで、わたしが時代をつくろう!未来へ向けた想いを込めた今回のテーマは “it ME”。 TOKYO GIRLS COLLECTION 公式サイト: http://tgc.st/
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映画『4月の君、スピカ。』予告篇
映画作品情報
《ストーリー》地味で暗いと言われ続けて17年。東京から長野の高校へ、リセットするはずの転校初日、うっかり空気読めない発言で失敗デビューをしてしまった運の悪い早乙女星。クラスメートにいじられ、勉強もついていけず、明るいはずの新生活がすっかりお先真っ暗と落ち込んでいた矢先、ちょっぴり意地悪で強引な学年トップの秀才・宇田川泰陽と、天文好きで無口な好青年・大高深月に出会う。「早乙女星…乙女座の星・スピカと同じ名前だ」と、深月の静かに熱く語る姿に、星は初めての恋に落ちる。そんな気持ちになど全く気づかない深月は、星を泰陽と部員二人の天文部に誘う。どうせ不純な動機の入部だと反対していた泰陽だが、ケンカしながらも何かと目が離せない星への恋を自覚していく。 そして2人の様子を深月はそっと見つめる。お互いの気持ちが見え隠れしながらも楽しい3人の部活生活がずっと続くと思っていた、そんな時、泰陽の元カノ・天川咲が転校してくる。突然星への想いにブレーキをかける泰陽。それには、深月も関わるとある過去の出来事が関わっていた…。 春の夜空に輝く大三角形のように想い合う引力で身動きが取れない、もどかしくて切ない天体観測ロマンチック・ラブストーリー。 |
<スタッフ>
監督: 大谷健太郎
脚本: 池田奈津子
音楽: 吉俣 良
企画・プロデュース: 高石明彦
製作: 「4月の君、スピカ」製作委員会
配給: イオンエンターテイメント
配給協力: プレシディオ
宣伝: 凸版印刷
<キャスト>
佐藤大樹(EXILE/FANTASTICS from EXILE TRIBE)
鈴木 仁
井桁弘恵
夏目かな
南山あずさ
大原優乃
大谷亮平(友情出演)
酒井美紀(友情出演)
新宿ピカデリー、イオンシネマ他 全国劇場公開!
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