映画『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』完成披露試写会 舞台挨拶 レポート
【写真】映画『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』完成披露試写会舞台挨拶
 

映画『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』

 

完成披露試写会 舞台挨拶

“幸せを運ぶ神様” ワニが『妻ふり』に幸せを呼ぶ!?
榮倉奈々の理想の夫婦像は「いつまでも食卓を囲む夫婦がいいな」

「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。どういうことなのでしょうか︖」2010年、「Yahoo!知恵袋」に投稿された質問はたちまち話題を呼び、内容にインスパイアされた「ほぼ日P」がボーカロイド・初音ミクで作った同名オリジナル楽曲を発表。そのミュージック動画はニコニコ動画で再⽣回数1位を獲得し、現在200万回以上の再⽣を記録し、さらに翌年にはコミックエッセイ化もされた。一大ブームを創り上げた伝説の投稿が、この度、同名タイトル『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』で実写映画化︕ 6月8日(⾦)全国公開となる。

【画像】映画『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』メインカット1

映画の完成を記念して、5月15日(火)に東京・109シネマズ二子玉川で完成披露試写会が⾏われ、舞台挨拶榮倉奈々安⽥顕⼤⾕亮平野々すみ花、そして李闘⼠男監督が登壇した。

イベントレポート

満員の観客の拍手に迎えられ、W主演の榮倉奈々と安⽥顕、⼤⾕亮平、野々すみ花、李闘⼠男監督が登場。榮倉は「上映前に舞台に⽴つのは不思議です。映画を観る前に私たちを⾒るのも不思議かと思いますが、楽しい時間を過ごしてください」とあいさつ、安⽥は、公開のお礼とともに「上映前ということで、すべてのあらすじを言っていきます」と笑わせた。⼤⾕が「ゆったりとしたほのぼのした映画です」、野々が「映画館の舞台に⽴つのが初めて。数日間の話ですが、日常のようで深い映画です」と明かした。

まず、「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています」というタイトルについて、監督が「いまだに正確にタイトルが言えない」、「「Yahoo!知恵袋」 の投稿が膨らんで、映画化という流れが現代っぽいなと思いました。SNSやメディアが広がっていて。コメディかと思って脚本を読んだら予想外の産物が多くて」と榮倉から話を振られた安⽥が、「出来上がった作品を観たとき、わぁ、やられたと思いました。こんなになるんだー︕」と作品の感想を述べた。

【画像】映画『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』場面カット

そんなタイトルから、「“私は必ず〇〇します” というような、⾃分で決めている事やこだわりなどはありますか︖」と問いかけると、榮倉は「ないです」と即答。「必ず○○するというと、そのことにとらわれすぎて、他のことがうまくいかないんです。何かにこだわりを持つことは極⼒やめています」。安⽥は「セリフを外で覚えるのですが、台本を開くと恥ずかしいから、携帯にセリフを打っちゃう」と意外な⾯を⾒せ、榮倉に「写真に撮るとかじゃなく︖」と手間がかかることをつっこまれた。

撮影中のエピソードとして、15パターンの“死んだふり”の苦労やリアクションの⼤変さを語りつつ、榮倉と安⽥ともに「“死んだふり”の後のシーンが⼤好き」と言う。他にも、安⽥が⼥子だけのバッティングセンターのシーンを印象的と言い、榮倉が男性2人が会社で話すシーンがお気に入りと語った。

【画像】映画『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』場面カット

本作は、結婚3年目を迎えた夫婦が《本当の夫婦》になっていく過程を描いた映画。理想の夫婦像を聞かれ、安⽥は「⻑⽣きした上で若⼲僕が先に死にたい。幸せに囲まれ看取られながら『いい人⽣だったよ、ありがとう』と言って死にたい。残されるのは絶対に嫌」と⼒説した。榮倉は「いつまでも⾷卓を囲む夫婦がいいな」と笑顔で答えた。

【画像】映画『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』メインカット2

本作でたびたび登場するワニについて、熱川バナナワニ園の園⻑によると、ワニは“幸せを運ぶ神様”という別名があるとのこと。李監督が、本作の製作中に、プロデューサー、脚本家、榮倉、野々が次々に結婚、メイクさんも赤ちゃんができた、と説明すると、一同が幸せの連発だったことに改めて驚いた。そんな撮影で使った“ご利益のある”ワニとともにフォトセッションを⾏った。

最後に、安⽥が「心より感謝申し上げます。よかったなと思っていただければ、ぜひ、口コミのほどよろしくお願いします」、榮倉が「今日⾒終えたら家族に『良かったよ』と、話題の1つになったらうれしいです。私はこの映画が⼤好きです」とアピールし、⼤盛況のうちに幕を閉じた。

イベント情報

映画『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』完成披露試写会 舞台挨拶

■開催日: 2018年5月15日(火)
■会場: 109シネマズ二子玉川
■登壇者: 榮倉奈々、安⽥顕、⼤⾕亮平、野々すみ花、李闘⼠男監督

映画『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』予告篇

映画作品情報

【画像】映画『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』ポスタービジュアル

《イントロダクション》

「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。どういうことなのでしょうか?」2010年、「Yahoo!知恵袋」に投稿された質問はたちまち話題を呼び、内容にインスパイアされた「ほぼ日P」がボーカロイド・初音ミクで作った同名オリジナル楽曲を発表。そのミュージック動画はニコニコ動画で再生回数1位を獲得し、現在200万回以上の再生を記録し、さらに翌年にはコミックエッセイ化もされた。現在410万以上の閲覧、1,700以上の回答が寄せられている一大ブームを創り上げた伝説の投稿が、この度同名タイトルで実写映画化!

主演をつとめるのは、「余命1ヶ月の花嫁」「図書館戦争」などラブストーリーからアクション作品まで幅広くこなす榮倉奈々。不思議な行動を繰り返すぶっとびキャラの妻・ちえを演じる。一方、超フツーで冷静なちえの夫・じゅん役には、演劇ユニット「TEAM NACS」のメンバーで、硬派な役から個性的な役まで幅広く演じる安田顕。コミカルな演技にも定評のある榮倉と安田が見せる化学反応と、2人が演じるちえとじゅんの、ミスマッチだけれども共感を生む新しい夫婦のカタチに期待がかかる。

さらに共演には、韓国でキャリアをスタートさせ数々の映画やドラマに出演、国内外で絶大な人気を誇るとともに、最近では大ヒットTVドラマTBS系「逃げるは恥だが役に立つ」、「奪い愛、冬」(2017年/テレビ朝日)での好演も記憶に新しい大谷亮平と、宝塚歌劇団所属時「演技が優れたトップ娘役」と評され舞台やドラマで活躍する野々すみ花が決定!安田顕扮するじゅんの後輩夫婦・佐野と由美子を演じる。

本作のメガホンをとるのは、コメディの鬼才・李闘士男監督。『デトロイト・メタル・シティ』(松山ケンイチ主演/2008年)が興収23億円を超える大ヒットを記録した他、怪しくもチャーミングな大富豪アニキの成功哲学を描いた『神様はバリにいる』(堤真一主演/2015年)は全国69館公開ながらも、ディズニーアニメ『ベイマックス』を凌ぐ劇場アベレージでスマッシュヒットを記録。日本映画界にコメディの金字塔を打ち立てた。本作でその手腕を発揮し、ちょっと変わった夫婦の日常エピソードを愛おしくチャーミングに描き、見た後にはほっこり幸せな気分になれる“ハートフル・コメディ”が誕生する!

《ストーリー》

サラリーマンのじゅんが仕事を終えて帰宅すると、⽞関で妻のちえが口から⾎を流して倒れていた︕動転するじゅんだが、「ククク……」と笑うちえの傍らにはケチャップ。ちえは死んだふりをしていたのだ。それからというもの、家に帰るとちえは必ず死んだふりをするようになった。ある時はワニに喰われ、ある時は銃で撃たれ、またある時は頭を矢で射抜かれ…次第にエスカレートしてゆく“死んだふり”。

最初は呆れるだけのじゅんだったが、何を聞いても「月が綺麗ですね」と笑うだけのちえにだんだん不安を覚え始める。寂しいだけなのか、何かのSOSのサインなのか―。ちえの謎の⾏動には、“秘密”があった。

 
出演者: 榮倉奈々、安田顕、大谷亮平、野々すみ花
 
原作:「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています」(作:K.Kajunsky、漫画:ichida/PHP研究所刊)
監督:李闘士男
脚本:坪田文
配給: KADOKAWA
 
© 2018「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています」製作委員会
 
2018年6月8日(金) 謎の〈妻ふり〉ロードショー!
 
映画公式サイト
 
公式Twitter:@tsumafuri_movie  #妻ふり
公式Instagram:tsumafuri_diary
 

この記事の著者

この著者の最新の記事

関連記事

カテゴリー

アーカイブ

YouTube Channel

【バナー画像】日本アカデミー賞
ページ上部へ戻る