映画『ブレット・トレイン』ブラッド・ピット厄除け初体験
世界一運の悪い殺し屋を演じたブラット・ピット
軽い気持ちで受けたつもりの厄除け祈祷で、思わず感涙!?
伊坂幸太郎の大ベストセラー小説「マリアビートル」(角川文庫刊)を、ブラッド・ピット主演、『デッドプール2』(2018年)のデヴィッド・リーチ監督がハリウッド映画化したアクション超大作『ブレット・トレイン』(原題:Bullet Train)が、9月1日(木)に劇場公開される。
主演作『アド・アストラ』(2019年)のプロモーションでの来日以来3年ぶり、14回目の来日を果たしたブラッド・ピットが映画『ブレット・トレイン』来日プロモーションに登場。今作にて世界一運の悪い殺し屋レディバグを演じたブラッド。自身も今年【前厄】である為、災厄を祓い、ここから始まる『ブレット·トレイン』の来日プロモーションが成功するよう、共演者のアーロン・テイラージョンソン、『ファイト・クラブ』などの作品ではブラッド・ピットのスタントマンだったという経歴を持つデヴィッド・リーチ監督、監督の妻で本作のプロデューサーであるケリー・マコーミックらと共に、東京都は港区にある高野山東京別院にて厄除けをすべく祈祷を受けた。
アーロン、デヴィッド監督、ケリープロデューサーらの来日プロモーションメンバーが見守る中、人生初の厄除けを体験したブラッド。僧侶たちが<護摩木>という特別な薪を用いて火をくべ、揺らめく御護摩の炎に御護摩札をあてることでお不動さまのご利益を頂き、そして、最後はブラッド・ピット自身もお不動さまに手を合わせて、御真言(お経)を唱えてお祈りするという 、神聖な儀式が執り行われた。
筆者もブラッドが祈祷を受けている様子を見守っていたが、荘厳な本堂の空間内に施された装飾などを時折見つめつつ、僧侶のお経や太鼓の音、大きく燃え上がる護摩焚きの炎に終始魅入られている様子だった。
ご祈祷後、報道陣の前に現れたブラッド達は感激した様子で「とにかく私は今びっくりしています。というのはこのレディバグという、映画の中のキャラクターがものすごく悪運が強くて、ツキが無い男なので、こういう厄除けをやったら楽しんじゃないかなという、軽い気持ちだったんです」「でも実際に今経験してみますと、とってもお寺も美しいですし、ほんとに全てが美しい体験でした。お坊さんたちもとっても素敵で、ちょっと涙目になってしまいました」と感激を隠さない。日本のファンに向けては、「日本という国も文化も、とても美しいと思うんです」「ファンの皆さんに心を込めて<ドウモアリガトウ>と申し上げたいです」と日本語を織り交ぜながら、感謝を述べた。
今回初来日で、ブラッド・ピットと列車内で激しいアクションシーンを見せるタンジェリン役のアーロンや、デヴィッド監督、ケリープロデューサーもブラッド同様、祈祷に圧倒され、大変感激したこと、日本の文化や日本人の持つ精神性の美しさに魅了されていることなどをそれぞれが興奮した面持ちで語りつつ、映画の公開を待ちわびているファンに向けて感謝の気持ちを送った。
高野山東京別院の本堂をバックにフォトセッションが行われ、ブラッド・ピット初体験の厄除けイベントは終了した。
プロモーション成功を祈り、厄除けを終えたブラッド一行は、翌日開催されるジャパンプレミアへ京都へ向かう。
映画『ブレット・トレイン』は9月1日(木)より全国公開予定。
[スチール撮影・記者: 蒼山 隆之 / 祈祷中スチール写真: オフィシャル提供]
フォトギャラリー📸
イベント情報
映画『ブレット・トレイン』出発式イベント
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映画『ブレット・トレイン』予告篇🎞
映画作品情報
《ストーリー》世界一運の悪い殺し屋レディバグが請けたミッション、それは東京発の超高速列車でブリーフケースを盗み、次の駅で降りること。簡単な仕事のはずが・・・次から次へと乗ってくる身に覚えのない9人の殺し屋たちに命を狙われ、降りたくても、降りられない!最悪な状況の中で、列車はレディバグを乗せたまま終着点・京都に――。 やがて明らかになっていく、殺し屋たちの過去の因縁。そして終着点で待ち受ける世界最大の犯罪組織のボス=ホワイト・デスと対峙したとき、思いもよらぬ衝撃の展開が待ち受ける! |