映画『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』大ヒット記念舞台挨拶レポート
【写真】映画『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』大ヒット記念舞台挨拶 (大泉洋)

映画『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』
大泉洋登壇!大ヒット記念舞台挨拶

大泉洋、仕事始めについたバナナ餅は“完璧にガム”

大宅壮一ノンフィクション賞・講談社ノンフィクション賞のダブル受賞した実話作品を大泉洋主演で実写化した映画『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』が、12月28日(金)より 全国公開中。1月6日(日)までの10日間累計で動員45万人(興行収入:5億5千9百万円)と好調なスタートを切り、2週目の土日は前週比110%の興収を記録!初週(12月29日~30日)第7位だった週末観客動員数ランキングも第4位までアップし、実写邦画No.1を記録した。

【画像】映画『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』メインカット

この大ヒットを記念して、1月7日(月)に東京・丸の内ピカデリー1で「大ヒット記念舞台挨拶」が開催され、主演の大泉洋が登壇した。

イベントレポート

お正月ということもあり大泉洋が袴に羽織姿で登場すると、客席からは「かっこいい!」と歓声があちこちから上がった。その歓声に対して大泉は「家族といてもぼやけるわけでも、突っ込むわけでもないので“わー、きゃー”言われるのいいな」と言い、MCから「もうトークに入ってるんですか?」と聞かれると「入ってます。年末年始と休ませてもらってたので喋りたくてしょうがないの」と舞台挨拶が始まってすぐに大泉の話で会場は和やかな雰囲気に。トークに一度入ったものの改めて一言挨拶に戻り、大泉は「皆さんどうも、明けましておめでとうございます」と新年の挨拶を交え、「映画の評判が良くて、公開の時よりも評判が右肩上がりの作品はこの映画か『ボヘミアン・ラプソディ』くらいなので、なんとか『ボヘミアン・ラプソディ』まで追いつこうと思ってます」と宣言した。

【写真】映画『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』大ヒット記念舞台挨拶 (大泉洋)

MCから今年の抱負についても聞かれると「さっき受けたZIPさんの取材の時と同じ答えでいいんですかね?同じ答えをすると、どっちかしか使ってくれないですよね。そしたら私損な気がしてすごく悩んでいた」と打ち明けると、客席からは笑いが起こった。悩みながらも「(2019年は)体を鍛えたりしましょうか。でも体鍛えようとすると鍛える運動で体壊しますから、だから体鍛えるのもどうかと思いますね」と自身の抱負について満足のいくものが見つからない様子の大泉は会場の観客に「何か教えてください」と問うと、客席から北海道のローカル番組「水曜どうでしょう」を求める声が。その答えに大泉は「一番やりたくないやつだわ~。なんで俺が『どうでしょう』をやらなきゃいけないの」と話し、「お前らがやれよ!」とつっこみを入れていた。

【写真】映画『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』大ヒット記念舞台挨拶 (大泉洋)

「水曜どうでしょう」では、行き先不明の旅企画を経験してきたこともあり、「7歳の娘に『パパどこ行くの?』と聞かれて、『パパわからないんだ』という恥ずかしさはないですよ。バカじゃないのと思われる。やってごらん?!」と笑いながら語っていた。

大ヒットを記念してバナナ餅つき

高速餅つきの実演で有名な奈良県の老舗和菓子店・中谷堂の餅つき職人が登場し、更なる大ヒットを記念して験担ぎの餅つきが行われた。なんと登場した餅はバナナ味の黄色い餅。バナナ餅を見た大泉は「うわぁ〜強力な色をしています…何でもかんでもバナナにするのやめてもらっていいですか?」とバナナづくしの映画宣伝に対し、得意げにつっこみを入れていた。

【写真】映画『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』大ヒット記念舞台挨拶 (大泉洋 餅つき)

餅つきはバナナ(=877)にかけて計87回つかれた。うち80回は中谷堂の職人が高速餅つきを披露し、残りの7回を大泉がつくと客席からは大きな拍手があがった。

【写真】映画『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』大ヒット記念舞台挨拶 (中谷堂 高速餅つき)

つきあがったバナナ味の餅を食べた大泉は「これはねガムですね。完璧にガム。味もガム。食感といい香りといいガム」と味と食感はいまいちだったようで率直な感想を述べていた。

【写真】映画『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』大ヒット記念舞台挨拶 (大泉洋 バナナ餅を食す)

最後に大泉は「本当にありがとうございました。この映画は明るい映画です。同時にやはり病気の方の助けになればいいなと思っていて、なにか障害を持った方々にもいい結果になっていくといいなと思います。普段だとあまりメッセージ性を感じないんですがこの映画は役に立って欲しいという思いがあって、この映画を広げていただければと思います。目指せ『ボヘミアン・ラプソディ』ということで」と締め舞台挨拶は終了した。

【写真】映画『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』大ヒット記念舞台挨拶 (大泉洋)

[スチール撮影&記者: 井上 綾乃]

 

イベント情報

<映画『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』大ヒット記念舞台挨拶>

■開催日: 2019年1月7日(月)
■会場:
丸の内ピカデリー1
■登壇者:
大泉洋
■MC:
荘口彰久

【写真】映画『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』大ヒット記念舞台挨拶 (大泉洋 餅つき)

映画『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』予告篇

映画作品情報

【画像】映画『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』ポスタービジュアル

《ストーリー》

札幌で暮らす鹿野靖明(大泉洋)は幼少から難病の筋ジストロフィーを患い、車いす生活。体で動かせるのは首と手だけで、介助なしでは生きられないのに病院を飛び出し、ボランティアたちと自立生活を送っていた。夜中に突然「バナナ食べたい」と言い出すワガママな彼に、医大生ボラの田中(三浦春馬)は振り回される日々。しかも恋人の美咲(高畑充希)に一目ぼれした鹿野から、代わりに愛の告白まで頼まれる始末!

最初は面食らう美咲だが、鹿野やボラたちと共に時間を過ごす内に、自分に素直になること、夢を追うことの大切さを知っていく。そんなある日、鹿野が突然倒れ、命の危機を迎えてしまう…。

 
出演: 大泉 洋、高畑充希、三浦春馬、萩原聖人、渡辺真起子、宇野祥平、韓英恵/竜 雷太、綾戸智恵/佐藤浩市/原田美枝子
 
監督: 前田 哲
脚本: 橋本裕志
音楽: 富貴晴美
原作: 渡辺一史「こんな夜更けにバナナかよ 筋ジス・鹿野靖明とボランティアたち」(文春文庫刊)
主題歌:「フラワー」ポルノグラフィティ(SMEレコーズ)
配給: 松竹
© 2018「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」製作委員会
 

2018年12月28日(金) 全国ロードショー!
大ヒット上映中!

映画公式サイト
 
公式Twitter: @bananakayomovie

この記事の著者

あやのシネマレポーター/フォトグラファー

シネマティーンズオンライン所属の現役高校生。
映画が昔から好きで、一番好きな映画は『イニシエーション・ラブ』(2015年)。
普段は邦画を中心に鑑賞している。
現在、撮影スキルを磨きつつ、映画イベントの取材でスチール撮影を行っている。

Instagram: @i_am_ayano24

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