
映画『万事快調〈オール・グリーンズ〉』
完成披露上映会 舞台挨拶
南沙良、出口夏希、吉田美月喜、羽村仁成、児山隆監督が登壇!
“不適切な青春”を描く話題作がついに完成、撮影秘話や2026年の抱負を語る!!
第28回松本清張賞を満場一致で受賞した波木銅の同名小説を、映画『猿楽町で会いましょう』(2020年)の児山隆監督が実写化した映画『万事快調〈オール・グリーンズ〉』が、1月16日(金)より全国公開を迎える。

閉塞感のある地方都市を舞台に、とある“禁断の課外活動”に手を染める高校生たちの姿を、ユーモラスかつスリリングに描いた本作。主人公の朴秀美役には、NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(2022年)、「光る君へ」(2024年)や、映画『愛されなくても別に』(2025年)など話題作への出演が続く南沙良。もう一人の主人公・矢口美流紅役には、雑誌「non-no」専属モデルであり、映画『赤羽骨子のボディガード』(2024年)や『か「」く「」し「」ご「」と「』(2025年)など俳優としても活躍する出口夏希。彼女たちと共に同好会「オール・グリーンズ」を結成する岩隈真子役には、話題となった劇場アニメ『ルックバック』(2024年)での好演も記憶に新しい吉田美月喜が名を連ねる。
さらに、岩隈の後輩で科学部所属の漫画オタク・藤木漢役には、映画『リボルバー・リリー』(2023年)などに出演する羽村仁成、朴秀美の地元のラッパー・佐藤幸一役には児山監督の前作『猿楽町で会いましょう』で主演を務めた金子大地、そして第78回カンヌ国際映画祭(第57回 監督週間)に出品された初主演映画『見はらし世代』(2025年)で注目を集める黒崎煌代がジャッキー役を務めるなど、今注目の若手実力派キャストが集結した。
1月6日(火)、新宿ピカデリーにて完成披露上映会が開催され、W主演の南沙良と出口夏希、共演の吉田美月喜、羽村仁成らメインキャスト、そして児山隆監督が上映前の舞台挨拶に登壇。個性あふれるキャスト陣による撮影時の裏話や共演エピソードを語ったほか、新年の抱負をフリップで発表し、会場を盛り上げた。
南沙良、出口夏希、吉田美月喜ら〈オール・グリーンズ〉が集結!
児山隆監督「3人の“化学反応”にずっとワクワクしていた」

満席の会場からの大きな拍手に迎えられ、南沙良、出口夏希、吉田美月喜、羽村仁成、児山隆監督が登場した。
ラッパーを夢見ながらも、学校にも家にも居場所を見出せず鬱屈とした日々を送る中で偶然あるモノを手に入れる主人公・朴秀美を演じた南は、「短い時間ではあるんですけど、作品の魅力をたくさん伝えられたらと思っています」と静かながらも芯のある声で挨拶した。

陸上部のエースで社交的、スクールカースト上位に属しながらも家庭では問題を抱えているもう一人の主人公・矢口美流紅を演じた出口。冒頭、客席のファンから声援が飛ぶと、「あ、やっほー!」と満面の笑みで反応。さらに挨拶の途中でも「夏希ちゃーん!」と熱烈なコールが飛ぶと思わず吹き出しながら、「本日はこんなにたくさんの方が集まっていただき、本当に嬉しい気持ちでいっぱいです。短い時間ですが楽しんでいってください!」と明るく呼びかけ、会場を一気に華やかな空気に包み込んだ。

秀美と美流紅に巻き込まれ、共に同好会「オール・グリーンズ」を結成する毒舌で漫画家を目指している岩隈真子を演じた吉田は、「2026年1月公開というと、まだ先だなと思っていたんですけど、あっという間にこうやって皆さんに観ていただける機会になって、すごく嬉しく思っています」と喜びを語った。

先輩の岩隈に誘われ、「オール・グリーンズ」の仲間に加わることになる科学部所属の漫画オタク・藤木漢役を演じた羽村も「あけましておめでとうございます。新年始まってまだ6日目ですが、こうして劇場に足を運んでくださってありがとうございます」と感謝を述べた。

脚本・編集も手掛けた児山監督は、「監督の児山隆です。皆さん今日はよろしくお願いします。あけましておめでとうございます」と挨拶。
続いて、映画化する上で大切にした点について、「〈オール・グリーンズ〉のメンバーのやり取りが本当に楽しくて。撮影しながら3人の関係性がどんどん変化していって、毎日その“化学反応”や“魅力”が変わっていくことにずっとワクワクしていました。このメンバーが映画の中でむちゃくちゃ躍動しているので、そこは原作から映画にする上で一番大事にしたポイントです」と、キャスト陣が織りなすアンサンブルへの確かな手応えを語った。

児山監督は“イモゾー”!? 仲睦まじいエピソードが明かされる
「十字路」シーンに見た監督のこだわり
2024年の秋に行われた撮影は、茨城県那珂郡東海村を中心としたオールロケで敢行されたという。
印象に残っているエピソードを聞かれた南は、「東海村の公式キャラクターで『イモゾー』っていうご当地キャラがいるんですけど…それが、監督にそっくりなんです(笑)」と告白。南いわく「目が“ガッ!”て開いている感じがすごい似てて。可愛らしいキャラクターなんですけど、現場で流行ってみんなストラップを持ってました」とのことで、隣で苦笑いする児山監督も「僕はずっと『イモゾー』と呼ばれていました(笑)。茨城に帰ります、今日は」と認め、チームワークの良さを窺わせた。

続いて出口は、撮影期間中に自身の23歳の誕生日を迎えたエピソードを披露。「駅の下から反対側まで“さらち(南演じる秀美)”と追いかけっこをするシーンがあるんですけど、そこで誕生日を過ごして。はぁはぁ(息切れ)言いながら『みんなにおめでとう』って祝っていただいて、すごく覚えています」と、過酷なダッシュシーンでの思い出を振り返った。
その際に出た“さらち”という呼び名について問われると、現場ではお互いに独特なニックネームで呼び合っていたことが判明。出口の「みづき氏(吉田)、なつき氏(出口)って呼び合っていた」という話に、南が「私は、みづき(吉田)って呼んでた。みづきちゃん?」と確認すると、吉田が「(南からは)みづき。(私は南を)さらち、なつき氏。で、はむら氏(羽村)」と解説。不思議な距離感と親近感が同居する、現場での和気あいあいとした空気が垣間見えた。
また吉田は、劇中に登場する“十字路”のシーンがお気に入りだという。「スタッフの皆さんの愛が本当に詰まってて、俳優として憧れるシーンを今回撮らせていただいたなと思っています。すごくカッコよくて大好きです」と語ると、児山監督も「あのシーンは台本上は『○○をする』としか書いてなくて、会話は本当に3人にお任せしたんです。3人の関係性が撮影しながらどんどん変化していって、アドリブも多くて。それがすごくナチュラルに映像の中に入っているのが素晴らしかった」と、南、出口、吉田の3人が生み出した化学反応を絶賛した。
一方、羽村は「学校のシーンで、屋上の壁にめちゃくちゃ絵が描いてあるんですよ。それがめっちゃ可愛いな〜と思いながら、みんなが話している時にチラチラ後ろの絵を見てました(笑)」と、美術セットの細部へのこだわりを挙げた。

国際映画祭での反響と驚きの事実
羽村仁成の“推し活”参加に監督も感謝
本作は、昨年9月に開催された第30回釜山国際映画祭(BIFF)と10月〜11月に開催の第38回東京国際映画祭(TIFF)にも正式出品された。
BIFFに参加した南は「お客さんと一緒に映画を観させていただいたんですけど、すごく新鮮でした。『こういうところで笑ってくださるんだ』っていうのを知れてよかった」と振り返り、出口は「釜山はご飯が美味しかったです! みんなでカンジャンケジャンを食べに行きました」と現地の思い出を楽しそうに語った。
また、TIFFでは驚きのエピソードが。児山監督が「羽村さんが東京国際映画祭の上映に2回とも、この映画を観に来てたんですよ。しかも何もアナウンスされずに、ただのプライベートで!」と明かすと、会場からは驚きの声が。
MCの奥浜レイラが「出演者が映画祭でおかわりしたとは!」と驚くと、羽村は「僕、この映画がめちゃくちゃ好きで、2回とも観に行きました。(周囲に)バレるかな? と思ったけど、誰も気づかず(笑)。すごい満足そうに帰りました」と、“推し活”とも言える熱量を告白。
児山監督は、上映後のQ&A登壇時に客席の羽村に気づいたそうで、「マスクをしていて、顔が小さいからマスクが大きすぎて『誰?』ってなって(笑)。でもすごく嬉しかったです」と感謝を述べた。
羽村仁成は「バンジージャンプ」で万事(バンジー)快調!?
監督・キャスト陣が直筆フリップで2026年の抱負を発表!
舞台挨拶の終盤には、キャスト・監督が事前にフリップに書いた「2026年の抱負」が発表された。
まずは、児山隆監督。回答は「万事快調 大ヒット!!」。「日本を含めいろんな人に届けたい、『届け!』と思っています。1作目もそうですが、2作目も映画ファンの皆さんから口コミで広めていただき、そこに出演された金子(大地)さんも本作に出ています。まずはここにいらっしゃる皆さんから、ぜひ拡散をお願いします!」と力強くアピールした。

続いて羽村仁成は「バンジージャンプ」。「『万事快調』なんで、バンジージャンプ!(笑)」と、映画のタイトル『万事快調』に掛けた抱負を掲げた。「人生で1回もやったことないので飛んでみたいです。(この映画の宣伝でバンジージャンプを飛ぶ企画のオファーも)待っています。お願いします!」と意気込んだ。

吉田美月喜は「吸収」。「今回の現場で、相手の演技を受けて返すということを全力でやっていたなと初心に帰りました。この映画もそうですが、色々な人生経験をプラスになるように吸収していきたいです」と真摯に語った。

出口夏希は「よく食べ よく寝て よく笑う☺」。「昨年これをいっぱい出来てすごく幸せだったので、今年も同じく幸せでいれるように!(お正月も)ずっと食べてよく寝てました(笑)」と天真爛漫な笑顔を見せた。

トリを飾る南沙良が掲げたのは「健康」。「ベタなんですけど(笑)。去年、2026年の占い本を買ったら『健康に気をつけないと生命の危機』みたいなことが書かれていて。逆に健康に気をつければ、仕事もプライベートも全部上手くいくと書かれていたので。ピラティスとか…運動します」と、まさかの占い結果を明かし会場を和ませた。

児山隆監督「自信を持って送り出せる映画ができました」
南沙良、出口夏希と共に送る最後のメッセージ
最後に登壇者を代表して、W主演の南沙良と出口夏希、そして児山隆監督からメッセージが送られた。
出口は、「もう早く、皆さんにどんな内容か教えちゃいたいぐらいです。本当にワクワクドキドキする、最後には爽快な気持ちになれるような映画になっています。ぜひ皆さんこの作品を観て、爽快な気持ちで帰っていただけたら嬉しいです」と、公開を待ちきれない様子で明るく呼びかけた。
続いて南は、「登場人物たちと同じように、日々生活している中で『行き場がないな』とか『居場所がないな』と思うことがたくさんあるので、そうやってちょっとでも思う瞬間のある方観ていただけたら、より意味のある映画になるんじゃないかなと思っています。皆さん面白かったら口コミとか投稿していただけたらすごく嬉しいです」と観客に寄り添う言葉を紡いだ。
そして最後に児山監督が、力強く言葉を締めくくった。
「これからご覧くださると思うんですけど、面白い映画になったと思います。本当に自信を持って送り出せる映画ができました。南さん、出口さん、吉田さん、羽村君、ここにはいないですけど黒崎君、金子大地…本当に素晴らしい俳優が集まりました。観ていてずっとワクワクするような映画だと思うし、こんな楽しいキャストが集まることってもうないんじゃないかと思うくらい、この瞬間しか集まれない人たちが集まったなと思っています。青春映画になったと思っています。たぶん観終わったときはスカッとして、皆さん笑顔で帰ってくれることを願って作りました。そう(笑顔に)なったら嬉しいです。今日はありがとうございました」

監督の熱いメッセージに、会場からは温かい拍手が送られ、舞台挨拶は幕を閉じた。
フォトギャラリー📸
イベント情報
映画『万事快調〈オール・グリーンズ〉』完成披露上映会 舞台挨拶■開催日: 2026年1月6日(火)
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映画予告篇
映画作品情報

《ストーリー》ラッパーを夢見ながらも、学校にも家にも居場所を見いだせず鬱屈とした日々を送る朴秀美(南沙良)。陸上部のエースで社交的、かつスクールカースト上位に属しながらも、家庭では問題を抱えている映画好きの矢口美流紅(出口夏希)。 未来が見えない町で暮らすどん詰まりの日々の中、秀美が地元のラッパー佐藤(金子大地)の家で〇〇〇〇を手に入れる。 その出来事をきっかけに、同級生で漫画に詳しい毒舌キャラ岩隈真子(吉田美月喜)、岩隈の後輩で漫画オタクの藤木漢(羽村仁成)らを仲間引き入れ、同好会「オール・グリーンズ」を結成、〇〇〇〇の栽培に乗り出す。 人生を諦めるのはまだ早い!自分たちの夢をかなえるために、この町を出ていくには、一攫千金を狙うしかない!そして、学校の屋上で、禁断の課外活動がはじまる―。 |
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