
映画『劇場版「進撃の巨人」完結編 THE LAST ATTACK』
復活上映 初日舞台挨拶
梶裕貴、石川由依、井上麻里奈、林祐一郎監督が登壇!
原作者・諫山創の手紙に魂の共鳴、ドルビーシネマ上映に「心臓を捧げよ!!」
2026年1月9日(金)、映画『劇場版「進撃の巨人」完結編 THE LAST ATTACK』(2024年)の復活上映として、丸の内ピカデリーほか全国のDolby Cinema®(ドルビーシネマ)にて先行公開がスタート。同日、丸の内ピカデリー ドルビーシネマにて、初日舞台挨拶が開催された。
本作は、全世界累計発行部数1.4億部を突破した諫山創による大ヒット漫画を原作とし、2013年から10年にわたり放送されたアニメ『進撃の巨人』シリーズの完結編。TV放送された「THE FINAL CHAPTERS」を145分の長編映画として再構築し、映像・音響をブラッシュアップした劇場版である。
年をまたぎ2026年を迎えて行われた今回の復活上映。さらに音響設備にこだわった「ドルビーシネマ版」での先行上映も相まって、会場には多くの熱狂的なファンが駆けつけた。本編上映後に行われた舞台挨拶には、エレン・イェーガー役の梶裕貴、ミカサ・アッカーマン役の石川由依、アルミン・アルレルト役の井上麻里奈、そして林祐一郎監督が登壇。MCの松澤ネキと共に、ファンと本作の「復活」を祝った。
完結から1年を経ての再集結!!
ドルビーシネマ版で明かされる驚きの「音」の演出
劇中のサウンドトラックが場内に流れる中、MCの松澤による呼び込みで、ドルビーシネマでの鑑賞を終えたばかりの観客からの盛大な拍手に迎えられ、キャストと監督が登壇した。梶、石川、井上、林監督の順で、集まったファンに向けて一言ずつ挨拶を行う。
冒頭、梶は客席を見渡し、感極まり涙を流している観客がいることに触れ、作品の世界に没入していた心情を気遣った。トーク中には、アニメ完結後も展開が続く本作について、梶らが「終わる終わる詐欺」とユーモアを交えて表現。変わらず作品を愛してくれるファンへの感謝と共に、会場を和やかな空気に包んだ。
話題が今回の目玉である「ドルビーシネマ版」に及ぶと、林監督は、映画館で実際に鑑賞して体感した上で、気になった数カ所の音を調整したという裏話を披露。「中盤で、始祖ユミルがエレンの背骨の上でアルミン達を見下ろしているシーン」を挙げ、次のようにこだわりを詳細に明かした。
「そこでユミルの衣擦れの音がちょっと入ってたんですけど、あそこのユミルは実在しているわけではないので、布の音が入ると現実感が出ちゃうので衣擦れの音を削りました」
作品の世界観や「始祖ユミル」の存在を際立たせるためのマニアックな調整が明かされると、梶らキャスト陣も興味深そうに耳を傾けていた。

「生きる気力が無くなりかけていた時に…」
ファンの熱いメッセージに会場も感動
監督のトークに続き、キャスト陣が「今日初めて作品を観たという観客がいるか」を客席に問いかけると、何度も劇場に通っている精鋭が多い中、『THE LAST ATTACK』を初めて観たという観客の手が挙がる。
「よくネタバレを浴びずにここに来られたね。(アニメ放送終了から)2年と数カ月!」と梶が感嘆の声を上げ、登壇者たちからもその熱意と幸運に驚きの声と温かい拍手が送られた。
続いて、事前に募集したファンからのメッセージが紹介された。
昨年たくさん映画を観たにもかかわらず“進撃ロス”になってしまったという「つむぎ」さんからは、「『終わる終わる』と言いながら、終わらない公式さんには感謝です。これからも『進撃の巨人』が続きますように、10年いえ、2000年は引きずります」といった熱いメッセージが届き、キャスト陣も深く共感し頷いていた。
次に、前回の“ラスアタ”(THE LAST ATTACK)公開時には8回劇場へ通ったという「のぞみ」さんからは、自身の体験を綴った深いエピソードが紹介された。
「人生で一番辛かった時に出会ったのが『進撃の巨人』のアニメでした。ミカサの『世界は残酷だ、そしてとても美しい』という台詞は、生きる気力が無くなりかけていた私に強く響きました。特に最終回は夢中になって観ていて、喜怒哀楽すべての感情が一度に襲い掛かってくる強烈なインパクトを受けました」
このメッセージが読み上げられると会場は温かい空気に包まれ、ミカサを演じた石川は感慨深げにコメントした。
「(ミカサの台詞は)この作品の全体を表している言葉だと思います。環境や大変なことは違うと思いますが、きっと(のぞみさんも)ミカサと一緒に戦おうと、頑張って生きようとしてくれたのかなと思うと、すごく嬉しいです」

さらに、遅ればせながら今年になってから初めて『進撃の巨人』を観たという「心臓を捧げたJK」さんからは、作品の多面的な魅力について詳細な感想が寄せられた。
「放送当時リアタイしていなかったことを悔やむばかりです。誰かを一方的な極悪人として描くのではなくて、みんながそれぞれの正義や守りたいもののために戦った結果、衝突してしまっただけで、どちらの立場から見てもちゃんと行動や言動に理由があるからこそ感情移入ができて、どの人物も嫌いになれないんです。そこが『進撃』の魅力であり、好きなところです」
10年分の歴史を前情報なしで一気に受け止めたという熱のこもったメッセージに、井上は驚きと敬意を表した。
「(10年の歴史を)一気に観るってものすごい体力使うじゃないですか。どれだけ消耗するんだろうと思うと考えられないですし、羨ましくもあります」

梶もこれに深く同意し、世代を問わず熱量が伝播していることに喜びを滲ませていた。
諫山創先生から届いたサプライズメッセージ
「自分の中にあるものがすっからかんになるまで出し切った」
ファンの熱意を受け取ったところで、原作者である諫山創先生から届いた手紙がMCの松澤によって代読された。
手紙の中で諫山先生は、「日常的に絵を描くことが無くなりました」と近況を報告しつつ、「しかし決して自堕落な日々を送っているのではなく、日々忙しい毎日を過ごしています。それだけは信じて欲しいです(笑)」と会場の笑いを誘う。そして、完結後の現在の心境を赤裸々に綴った。
「ただ、今の忙しさがなかったとしても、もう『進撃の巨人』のようなものは描けそうにありません。何か描こうとすれば、それはすでに『進撃』で描いた一要素の切り抜きのようになってしまいます。自分の中にあるものがすっからかんになるまで出し切った、そんな初連載だったと思います」
そして、共に作品を作り上げた仲間たちへの最大限の感謝が贈られた。
「そして、梶さん、石川さん、井上さん、林監督をはじめ、関わってくださった全ての皆様に才能と労力を注いでいただいた、それが『進撃』のアニメ作品だと思います。改めて、素晴らしいアニメ作品にしていただき、感謝を申し上げます。皆様、ありがとうございました」
このメッセージを噛みしめるように聞いていた梶は、演じる際の壮絶な感覚を振り返りながら、諫山先生への深いリスペクトを語った。
「この方(諫山先生)がいたから物語もキャラクターもですし、我々もその演じるときにものすごくこう、心も頭も体もぐちゃぐちゃになるようなカオスみたいな感覚になりますけど、それを自分でゼロから生み出すってものすごいことだったと思います」

さらに、プライベートでも親交があるという梶は、友人としての距離感で諫山の人間力に触れながら、いつかまた新たな物語が生み出されることへの期待を込めて語っていた。
「心臓を捧げよ!!」
最後は会場全員で一体に!
登壇者一同でフォトセッションの後、それぞれから観客に向けてメッセージが送られた。
まずは林監督。「会場の皆さんから満足感を受け取れたので、今年はすごいいい一年が過ごせそうな気がしてきました」と、観客と共有した時間に安堵の表情を見せ、さらに「また再々上映の機会があるんじゃないかと願っている」と期待を込めた。
続いて井上は、10年以上作品を支えてくれたファンに感謝し、「2026年最初のイベントが『進撃の巨人』ということで、実は去年の2025年最初のイベントも『進撃』だったので、このままずっと恒例行事になったらいいなと思います」と自身にとっても生涯忘れられない作品になったと万感の思いを伝えた。
石川は「今回復活があったということは、これからも何度でも復活するであろうと思いますので、また皆さんにお会いできることを楽しみにしています」と笑顔を見せ、作品が永遠に愛され続ける未来を確信したようだった。
そしてトリを飾る梶は、「終わる終わる詐欺」と言われつつもこうして作品が続いていくことへの期待を込めて会場を見渡し、座長として力強く宣言した。
「きっとこれにどんどん付け加えて『終わる終わる詐欺』はこれからも繰り返されていくことでしょう。10年以上、いや2000年後も引きずって、またお会いできることを楽しみにしております。いいから黙って、全部『進撃の巨人』に投資してください(笑)。これからも戦って、戦って、戦って、戦って参ります。これからも『進撃の巨人』をどうぞよろしくお願いいたします」
最後はMCの松澤から「最後に恒例のあのポーズで」というリクエストが。座長の梶の「心臓を捧げよ!!」という号令で、登壇者一同と観客全員が一斉に「はっ!」と呼応し、左胸に拳を当てた“心臓を捧げるポーズ”で、会場は一体感と熱気に包まれたまま舞台挨拶は幕を閉じた。
イベント情報
映画『劇場版「進撃の巨人」完結編 THE LAST ATTACK』復活上映 初日舞台挨拶■開催日: 2026年1月9日(金)
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映画予告篇
映画作品情報

《ストーリー》巨人の脅威から身を守るため巨大な壁を構築し、その中で息を潜めるように暮らしていた人類。百年の平和は超大型巨人の襲来により破られ、母を亡くした少年エレン・イェーガーはすべての巨人を駆逐することを誓い、巨人と戦う調査兵団の一員となった。 文字通り命がけの戦いの中でエレンは自らも巨人となる能力を得て、人類の勝利に貢献しながらも少しずつ世界の真実へと近づいていく。 やがて時は流れ、壁の外へと出たエレンは調査兵団の仲間と袂を分かち、ある恐るべき計画を実行する。 無数の巨人を率いて、この世界の生きとし生けるものすべてを踏み潰す「地鳴らし」。 ミカサやアルミンをはじめとした残された者たちは世界を滅ぼそうとするエレンを止めるべく、最後の戦いに挑む。 |
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