完成披露上映会 舞台挨拶
原作の世界を大切にして、一致団結した映画が完成🎞
松村沙友理らドルオタキャスト&ChamJamキャストが集結!!
平尾アウリの累計100万部超えの大ヒットコミック「推しが武道館いってくれたら死ぬ」 。2015年8月より「月刊COMICリュウ」(徳間書店)にて連載を開始すると、2017年には「このマンガがすごい!2017」オトコ編第12位、第3回「次にくるマンガ大賞」コミックス部門第11位にランクイン。2020年にはテレビアニメ化もされ、「推し武道」の愛称で親しまれている人気作品。ABCテレビの2022年10月クールドラマ Lにて同名タイトルで初実写ドラマ化されると、原作の再現度の高さと、“推し活”のあるあるが詰まった共感度の高いストーリーが多くの視聴者の胸を打ちたちまち話題に!そして『劇場版 推しが武道館いってくれたら死ぬ』が5月12日(金)より全国ロードショーされる。
4月18日(火)、劇場版の完成披露上映会が新宿バルト9で開催され、ドラマに引き続き、熱狂的なオタク・えりぴよを演じた主演の松村沙友理、えりぴよの地元・岡山のマイナー地下アイドル・ChamJamのメンバーを演じた五十嵐れお役の中村里帆、 松山空音役のMOMO(@onefive)、伯方眞妃役のKANO(@onefive)、水守ゆめ莉役のSOYO(@onefive)、寺本優佳役のGUMI(@onefive)、横田文役の和田美羽、市井舞菜役の伊礼姫奈、えりぴよのドルオタ仲間を演じた基役の豊田裕大、くまさ役のジャンボたかお(レインボー)ら、おなじみのキャスト陣、そして劇場版のメガホンをとった大谷健太郎監督が登壇した。
完成披露を迎える気持ちを語る松村沙友里
キャスト陣の注目の推しポイントとは?
盛大な拍手と赤色のペンライトでキャスト、監督が迎えられ、主演の松村から一言ずつ挨拶。くまささん役を演じたジャンボたかおはは、会場に実の母と叔母が来場していることを明かし、「周りを見渡して大柄の女性が2人いたら、私のお母さんとおばあちゃんだと思ってください。今日私を見に来たのかと思ったら、松村沙友理を見に来たと言っておりました」と冒頭から笑いをとった。
岡山のマイナー地下アイドルChamJamのメンバー舞菜に人生の全てを捧げている伝説的なファン・えりぴよを熱演した松村は、「すごくドキドキしてるんですけど、この作品は私の中でも自信を持ってお届けできる作品だと思っています。早く観てほしいなという気持ちと、自分のアップのシーンが多くてちょっとだけ恥ずかしいという気持ちがあります。自分で観たときも“おおお!”ってなりました(笑)」と、完成披露を迎える心境を少し恥ずかし気に語る。
えりぴよのドルオタ仲間でChamJamの空音推しの基を演じた豊田は「原作にないストーリーで僕ら楽しく演じさせていただきました。『推し武道館』全開な展開なっているので楽しいんでほしいです」と意気込みを語った。
同じくドルオタ仲間のChamJamのれお推しのくまさを演じたジャンボたかおは「オタク役のエキストラは本当に皆さんオタクの方です。私、皆さんと仲良くなりすぎてちょっとオタクのカリスマみたいなってしまいまして(笑)。その皆さんが文句も言わずにずっと楽しそうに(ペンライトを)振ってくださっているところを観てほしいです」と注目の推しポイントを語った。
MCの青木からも映画の推しポイントを聞かれると、ChamJamのリーダーれおを演じた中村は「やっぱりライブシーンです。ドラマでは披露してないところが劇場版ではあるので注目してほしいです。あと、チャムメンバーがすごく体を張ったシーンもあるのでそこにも注目してほしいです」とChamJamのパフォーマンスについて推した。
空音を演じたMOMOは「空音ちゃんに対する新キャラが登場しまして、その新キャラの方と空音と基くんとの関係性に注目してほしいのと!今回映画の主題歌を私たち@onefiveが担当しているので、ぜひ最後まで観て聴いて帰ってくださーい」と本編の推しポイントに加え、主題歌「Chance」をPRした。
眞妃を演じたKANOは「私は姫奈が演じる舞菜役が推しポイントです。あるシーンで舞菜が着ている服を褒められるんですけど、舞菜の表情がすごくかわいいので、ぜひそこに注目していただけたら嬉しいです」と舞菜の注目シーンを挙げた。
ゆめ莉役を演じたSOYOは「嵐の日に劇場にえりぴよさんと基くんとくまささんが駆けつけてるシーンなんです。そのときにくまささんがレインコートをパシャパシャしながら劇場向かっているシーンが一番好きなので、そこ注目してください」と推すと、ジャンボたかおは「監督に何度もやりすぎだと怒られました」と明かした。
優佳を演じたGUMIはChamJamメンバーがバスに乗っているシーンを挙げ、「結構たくさんメンバーが寝てるんですけど、それが実はガチ寝でした。スタッフの方がみんな優しくて、寝てても起こさないでくれたので、気づいたら何も撮影してない誰もいないバスの中で取り残されていました。それも考えながら観てほしいです」と撮影裏話を披露。それに対して大谷監督が「気づかなかったかったです。いい芝居してるなと。そうだったんだ、今知りました」とコメントすると会場からは笑いが起こった。
続いて、文を演じた和田は「劇場版ではChamJamがいろんなことに挑戦していくので、その頑張りをぜひ観てください」とコメント。
舞菜を演じた伊礼は「フルサイズのライブシーンがすごく迫力もあったし、みんなの新しい顔が観れます。ドラマにはなかった表情をしていて、そこが一番の推しポイントだなと思います。みんなそれぞれいい表情をしていますけど、舞菜が結構いい表情していました(笑)。自分で言うのもなんなんですけど、“舞菜成長したな”と。ぜひ表情に注目してください」と劇場版での表情を率直に自身が演じた舞菜を推した。
キャスト陣が今推しているものを発表!
中村里帆が🎤ラップへの熱い思いを語る!!
主人公のえりぴよを通じて推しがいる素晴らしさを感じることのできる『推し武道』。キャスト陣が今実際に推しているものをフリップで一斉に披露!
「いとし🐶」とフリップに書いた松村は「世界一愛おしい私の愛犬です。本当にもう四六時中、犬のことばっかり考えていて、15分に1回は“いとし何してんのかな?”って感じです。もう一緒に暮らして3年目になります。いつ帰っても私のことをすごく元気に迎えてくれて、私のことが好きなんだなっていうことも推しポイントです」と自身の愛犬推しを披露。ジャンボたかおは「@onefiveとかにはキャンキャンするんですけど、俺にだけめちゃくちゃ吠えるんですよ」と岡山での撮影にも連れてきていたことを明かした。
「うどん」と書いた豊田は「僕はうどんですね。うどんに本当にハマってまして、都内にもっとうどんの店が増えてくれればいいなって思っているところなんです」と披露。うどんのこだわりを聞かれると「うどん初心者ですが、麺ですかね。こしがあるほうが好きです」と語った。
「食べる事」と書いたジャンボたかおは「生まれたときからハマってまして。めちゃくちゃ飯食わす実家で、1日10合は必ず炊きますし、お母さんはいまだに3合は食べます。この前お母さんがですね、最近吉野家にハマっていると言っていたので、『何食べんの?』って聞いたら、牛丼特盛と牛皿って言っていましたから(笑)。最近ちょっと入院してましてね。入院中に食べることばっかり考えちゃんですよ。やっぱり食べることは生きること。一番幸せだなと常々思っています」とお母さんネタを交えつつ食べることへの愛を語った。
「餃子🥟」と書いたSOYOは「『推し武道』の撮影中に激ハマりしまして、そこから多くて週6ぐらいで餃子を食べてます。パリパリな餃子が好きです!」と天真爛漫に回答。
「ドーナツ🍩」と書いた伊礼は「疲れたときは甘いものに限るということでドーナツなんですけど、この間美味しいドーナツ屋さんがあるっておすすめされて、開店30分前に行ったんですけど、誰も並んでなくて私が無事全部買えました」と絶対に買いたかったというほど好きなようだ。
食べ物系から一転し、最年少の和田は「ギター」と回答。「中学2年生ぐらいから始めました。アコースティックギターを弾いています。お兄ちゃんの結婚式でゆずさんの『栄光の架け橋』をお兄ちゃんと一緒に弾き語りで歌いました」とエピソードも披露した。
「DANCE(ダンス)」と回答したKANOは「4月からHIPHOPやジャズだったり、いろんなジャンルのダンスを始めました」と@onefiveの活動以外でも他ジャンルのダンスに挑戦していることを明かした。
「RAP🎤」と回答した中村は「Creepy Nutsさんをきっかけにどんどんハマっているんですけど、私熱いものが好きで、自分の内側にある気持ちとかを言葉にしてぶつけ合う姿に“私もやりたいラップ!”と思って」と話すと、MCの青木から「確かにマイクの持ち方がラッパーですね。どんどん上がってますよマイク」とつっこみが。「ラップバトルの動画ばかり見ちゃって、頭の中がラップでいっぱいです。それでストレス発散したりして、ゆくゆくは自分もラップをやっちゃいたいです」とラッパーさながらのマイクスタイルで思いを熱く語った。
さらに青木から「ラップをするとしたらどんなことをリリックに込めたいですか?」と聞かれると、「結構自分の思っていることを内に留めちゃうタイプなので、それを相手にぶつけてやりたいです!でも私まだ韻を踏めないんです。頑張って練習はしてるんですけど」とヒートアップする中村。「言える範囲でどんなことが溜まっているんですか?」との質問には「ここでは言えないです」とその内に秘めている思いは明かされなかった。
それに対して松村が「なんか多分、見た目(容姿)も気にしてるから、ほんまは食べたいものがあっても食べれへんということなんじゃないかな」と察すると、中村は「確かにそれあります…(涙)」と吐露。松村は「がまん、がまん」と慰めた。
続いて「野球⚾」と書いたGUMIは「小さい頃から野球好きの家庭で育ったので野球は観てたんですけど、この前のWBCを観て、野球やっぱめっちゃいいなと思いました。この感動を自分だけじゃなくて他の人にも話したいと思って野球の勉強をするようになりました」と回答。
WBCで一番感動したことと推し選手を聞かれると、「(WBC)準決勝の村上選手のサヨナラ(逆転サヨナラ二塁打)です。でも私の推し選手はピッチャーの(読売巨人の)戸郷選手です。投球がすごく丁寧なところがすごくいいなと」と野球ファンも感心するであろう推しポイントを語った。
「ガチャガチャ」と回答したMOMOは「小さい頃に好きでハマってよくやっていましたけど、最近なんか好きがリバイバルしまして、@onefiveで地方に行ったりしたときにガチャガチャの機械があったら必ず『ちょっと行ってきていいですか?』って1人で行ってやっちゃってます!」と話し、「キャラクターものとかが好きなので、好きなキャラクターのグッズがあったら結構やっちゃいます。推しキャラが出ないときなど引きが悪いときは4回ぐらい….。あんまり無駄遣いはいけないので、そのくらいで止めています」と明かした。
1回300円のガチャを4回でやめるというMOMOに松村は「かわいい。1,000円超えたらやめようって思うのかわいいー」とコメント。ジャンボたかおは「俺、パチンコで3万使うよ」と自虐した。
乃木坂46の経験を思い返し、魂を込めた松村沙友里
本作では推す側(ファン)を演じた松村は2021年に乃木坂46を卒業。アイドルとファンとの関わりについて参考になった経験があったかと聞かれると、「すごくあります。ずっと握手会とかでお話していた言葉とかも、(劇中の)セリフに同じ言葉が入っていることも多くて、そういうシーンを自分の中で思い返しながら演じていました。魂込めたと思います」と語った。
最後に、松村沙友里と大谷監督からメッセージ
大谷監督「今度は皆さんから推されてみたい」
大谷監督は「原作の世界を大切にして、皆さんに愛されるいい映画にしたいなと思ってみんなで一致団結して作りました。舞菜の表情がいいという話がありましたが、本当にその通りで、舞菜だけじゃなくて、みんな全員がいい表情しています。今度は皆さんから推されてみたいなと。楽しんでいただいて、気に入っていただけたらぜひ周りの方々やSNSを通じて広げていただきたいです。原作ファンやアニメファンの方々にも、納得してもらえるものにしたいなと思ってドラマからずっと頑張り続けてきたんですけども、最後に本当にいい映画で締めくくりたいなと思っています。応援してください。よろしくお願いします」と思いを語った。
最後に座長として挨拶を求められた松村は「それだと何も、本当にもう、あー、ん-、あっ、えーーー、そんなー!何を言わせるきですかー?」とお茶目な一面も披露しつつ、「この場にいる皆さんは、きっと誰かを推している皆さんなのかなと思います。この後観ていただくと本当に共感できる部分がたくさんあると思いますので、ぜひ自分の推しポイントを見つけながら観ていただけたら嬉しいです」と挨拶。「そして、なんと皆さんにお知らせがありまーす!なんと、ここ新宿バルト9で初日舞台挨拶、そして大阪と岡山で舞台挨拶を実施することが決定しましたー!嬉しいですか?嬉しい人ー?かわいいー!詳しくは作品のSNSを確認してください。よろしくお願いします」と舞台挨拶開催決定を告知し、舞台挨拶は締めくくられた。
フォトギャラリー📸
イベント情報
映画『劇場版 推しが武道館いってくれたら死ぬ』完成披露上映会
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映画『劇場版 推しが武道館いってくれたら死ぬ』予告篇🎞
映画作品情報
《ストーリー》何者でもなかったフリーターが、伝説的ファンになった──。 その “推し” との出会いは3年前の七夕まつり。岡山のローカル地下アイドルChamJamの舞菜に、人生初!のトキメキを感じてしまったえりぴよは、舞菜ひとすじの人生を送っている。 パン屋で働き、その収入のほぼすべてを推しに注ぎ、自らの服装は高校時代の赤いジャージのみという徹底ぶり! 舞菜を推し続けること4年目に突入したある日、ChamJamに東京進出の話が浮上し、ますます応援に磨きがかかる。一方でチャンスが訪れながらも、人気が伸び悩み葛藤する舞菜。果たして彼女たちは武道館に行くことができるのかー。 |