ジャパンプレミア開催!
ブラッド・ピット「やっとSFに貢献でき非常に誇りに思う」
9月13日(金)、映画『アド・アストラ』(原題:Ad Astra)のジャパンプレミアがTOHOシネマズ 六本木ヒルズで開催された。
8月28日~9月7日に開催された第76回ヴェネチア国際映画祭コンペティション部門でのワールドプレミア上映を経て、いよいよ日本のファンに初お披露目。さらには2年4ヶ月ぶり12回目の来日となる主演&製作を務めたブラッド・ピットが前日の来日記者会見に引き続き、プレミア上映前のカーペットイベントと舞台挨拶に登場した。
“ブルーカーペット”にブラッド・ピットが登場!
会場に敷かれたのはブルーカーペット。待ちに待った約200人のファンの元に姿を現わしたのはブラックスーツを身に纏ったブラッド・ピット。割れんばかりの大歓声と拍手を浴びながらファンへのサインや写真撮影に応じつつ、サウンドバイツで各メディアのインタビューに丁寧に答えた。
フォトセッションの際には、イベント会場の外から視線を送るギャラリーにも手を振って応えるなど優しさ溢れる対応を見せた。
ブラッド・ピットに直撃インタビュー!
サウンドバイツでは、シネマアートオンラインのインタビューにもお答えいただきました!
舞台挨拶登壇!“世界中”のファンに向けてメッセージ
続いてプレミア上映前のスクリーンへ移動し、舞台挨拶が実施された。
ブラッドは、にこやかに登壇すると「『アド・アストラ』は、特別かつユニークな映画なので、大きなスクリーンで観ていただきたいです。皆さん、今日は時間を割いて観に来てくださって本当に嬉しく思います。ありがとうございます」と挨拶。MCからの質問に答えた。
—— 今回の盛り上がり、滞在についてはいかがですか?
「本当にいつも言っているんですが、仕事ばっかりでいつも時間が足りないんです。いつも来ると、次回は!と言うのですが、毎回毎回あまり時間がないということで…本当に日本の方々、文化が素晴らしいですし、生活の仕方も大好きなんで、次は絶対にゆっくり来ようと思います。そして、全く仕事抜きで来たいです!」
—— 初めて宇宙飛行士役を演じてみていかがでしたでしょうか?
「SFはやりたかったのですが、ユニークなものが見つからなかったということもあって、今回はこのジャンルに貢献できたと思います。非常に私は誇りに思っています。そして、他のSFものとは全く違った映画になったと思います」
—— この映画の本当のテーマは何だとお考えでしょうか?
「テーマはいくつかあると思うんです。親子の関係を理解するということ、また自分自身を理解するということ。そしてこの映画は大きなアクション映画、アドベンチャー映画でもありますが、本当は自分自身を探すという、そういう物語だと思います」
—— 世界中のファンに向けてメッセージをお願いいたします。
「世界なんですね(笑)。みんな、人には優しくしましょう」
アカデミー賞®︎ 有力と名高い傑作を是非スクリーンで実感していただきたい。
[サウンドバイツ ムービー撮影: 坂本 貴光 / インタビュー: フジモト マリ]
イベント情報
映画『アド・アストラ』ジャパンプレミア■開催日: 2019年9月13日(金) |
フォトギャラリー
映画『アド・アストラ』予告篇
映画作品情報
《ストーリー》主人公ロイ・マグブライドは地球外知的生命体を探求に人生を捧げた英雄の父を見て育ち、自身も宇宙士の仕事を選んだ。しかし、その父は地球外生命体の探索に出た船に乗ってから16年後、43億キロ離れた太陽系の彼方で行方不明となった。 だが、父は生きていた──。 地球から43億キロ離れた太陽系の彼方で消息を絶った父。彼はなぜ生きていたのか?そして、なぜ危険な実験を抱えたまま彼は姿を消したのか?──父の謎を追い、宇宙の彼方でロイ・マグブライドが見たものとは? 隠された秘密が今、明らかとなる壮大なスペース・アドベンチャー大作。 |
原題・英題: Ad Astra
製作: ブラッド・ピット 他
脚本: ジェームズ・グレイ&イーサン・グロス
撮影: ホイテ・ヴァン・ホイテマ