ジャパンプレミア レッドカーペットイベント
世界中に、埼玉はある!?
郷土愛を持ったディスりが、あなたの悩みを吹き飛ばす!!
2019年、魔夜峰央の原作「このマンガがすごい!comics 翔んで埼玉」(宝島社/累計発行部数72万部)を二階堂ふみとGACKTの主演二人により実写映画化!興行収入37.6億円を叩き出した映画『翔んで埼玉』の続編となる『翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~』が11月23日(木・祝)に全国公開される。
続編はオリジナルストーリーながら魔夜峰央原作の血が脈々と通うデコラティブな世界観全開で“日本全土を巻き込む天下分け目の東西ディスり対決”を描かれる。
10月24日(火)、ジャパンプレミアが開催され、六本木ヒルズアリーナでのレッドカーペットイベントに麻実麗役のGACKT、壇ノ浦百美役の二階堂ふみをはじめ、滋賀解放戦線のリーダー“滋賀のオスカル”こと桔梗魁役の杏、冷酷無慈悲な大阪府知事“関西のラスボス”こと嘉祥寺晃役の片岡愛之助、京都に絶対的な誇りを持つ雅な京都市長役の川﨑麻世、ハイカラな街・神戸を率いる妖艶な神戸市長役の藤原紀香、埼玉解放戦線員役の加藤諒、益若つばさ、現代パートのさいたま市在住の3人家族を演じた和久井映見、アキラ100%、朝日奈央ら東西それぞれの役を演じた超豪華キャスト陣、そして武内秀樹監督と総勢12名が集結した。
都会指数MAX!の六本木ヒルズアリーナを“埼玉”がジャック!!
実は、パートⅡに猛反対だったGACKTと二階堂
豪華キャストに「もう逃げられない」!?
陽が刻々と落ちはじめた17:00、会場に詰めかけた500人のファンが今か今かと待ち侘びる中、オープニング映像の上映でイベントはスタート。「チーム東」として、加藤諒、益若つばさ、和久井映見、アキラ100%、朝日奈央が登場。続いて「チーム西」として、杏、片岡愛之助、川﨑麻世、藤原紀香ら今作の舞台となる関西のキャラクターを演じたキャスト陣が登場。その後主演のGACKTと二階堂ふみ、武内英樹監督が登場すると、ステージ上には映画で善戦を繰り広げたフロントラインが再現された。
冒頭の挨拶でGACKTは、「最後の最後まで、製作を反対していました。それなのに、豪華キャストのリストを見せられて『もう逃げられないですよ』と。『ふみちゃんはどう言っている?』と聞いたら、同じく『やめましょう』と言っていると(笑)。どんな作品になるのか心配でしたが、監督の指示のもと監督を信じるしかない現場の中で、最後まで演じさせていただきました。こんな時代にこそ必要な作品。“くだらない”と笑ってくれたら、それが最高の褒め言葉です」と告白。
続いて二階堂は「前回の何倍も何倍も、羽振りの良い映画になりました。製作はもちろん、今日のイベントもここまで盛大にできるなんて嬉しい限りです。パートⅡをやってよかったなと思いました。面白い作品が完成するまでには、大変なことがたくさんありました。でも、観た方が自分のルーツ、郷土愛を再確認できるいい作品になったと思います。埼玉の方も埼玉じゃない方も、全国の方にお届けしたいと考えておりますので、みなさまに勧めてもらえたらと思います」と挨拶した。
MCから、会場である六本木について聞かれ、二階堂が「こんな都会指数の高いところで埼玉のイベントをできるとは思っていなかったですよね?」とGACKTに問いかけるシーンも。GACKTは一言「はい」とだけ返答し、そのシュールな二人のやりとりに、会場からは笑いがこぼれていた。
そして武内監督の一言目は、まさかの謝罪。「フジテレビ映画なのですが、テレ朝の皆さま(テレビ朝日の前でジャパンプレミアを開催してしまい)、すみません!お騒がせしています」と添えた上で、「ぜひ宣伝をお願いいたします」とアピールも。また、「製作や公開が延期になり、やっと今日の日を迎え感無量です。皆さんに楽しんでもらえたらと思っています」と観客に向けてメッセージを伝えた。
個性が豊かすぎる!存在感抜群の豪華キャスト陣
川﨑麻世は京都を背負って出演!!
パートⅡに参加したキャスト陣はそのほとんどがパートⅠのファンだったということで、今回のオファーは軒並み好評だった様子。しかしその一方で、出来上がった台本を見て戸惑ったとの声も…。
滋賀解放戦線のリーダーを演じた杏は「滋賀県出身!ではありません。でも一生懸命頑張りました」と挨拶。「今回台本を読んで、ディスられている関西の立場として、とても勉強になりました。『こういう思いを持っているんだ』とか、台本を読むまで知らなかったので、今回この映画を観ていただいた滋賀の方が、この後どう思うんだろうと心配しながら、楽しみに撮影を進めてまいりました」と語った。
冷酷無慈悲な大阪府知事“関西のラスボス”を演じた片岡愛之助は、パートⅠの大ファン。出演オファーを快諾したそうだが、あまりの言葉遣いに「ヤクザの役かな?と思いました」と会場を笑わせた。ちなみに、大阪府知事の役を演じるにあたり吉村洋文大阪府知事に報告したそう。「『僕の役なんですか?楽しみにしています』と話しておられましたが、映画を観て怒るかもしれません(笑)」と苦笑い。ご本人の反応も、気になるところだ。
京都市長役を演じた川﨑は、前作『翔んで埼玉』を5回も視聴し出演を熱望していたとのこと。「生まれ故郷の京都を背負って、がんばりました」と挨拶。「オファー頂いた時はめちゃめちゃうれしかったんですが、僕は京都人みたいに、本音と建前が違う人間じゃなく、ド本音で生きてきた人間です」とひとこと。続けて「作品の中で、本音と建前をどういう風に操ってセリフにし、お芝居にするのかが楽しかった。良い意味での京都を全国にアピールできたらいいな」と語った。
イベント中にビッグニュースも到着!
海外映画祭で観客賞を受賞🏆
イベント内では、第7回ウィーン・ジャパニュアル映画祭(ウィーンで開催の日本映画祭)で観客賞を受賞したことも発表された。30作品の中で1位を獲得、なんと91.2%の人が“よかった”、“とてもよかった”と高く評価したとのこと。
その反響に武内監督は、「海外の人に埼玉のことがわかるのかな?と思いましたけれど(笑)、世界中にも埼玉のようなポジションの場所があるんだなと実感しました」とコメント。嬉しいニュースに幸先の良いスタートとなりそうだ。
非常に際どい“パクリ疑惑”で公開中止の可能性!?
そんな中、 GACKTからはとある警鐘も!GACKTは「この作品には、非常に際どい“パクリ疑惑”がたくさんあります…。僕の予想では公開されてから公開中止になるんじゃないかと思っています。永久追放になる可能性もある作品なので、公開中止になる前にぜひ早めに仲間や家族の方たちを誘って、『あれが映画が永久追放になった作品だよ』と、観た人だけの心に残る作品になってもらえれば嬉しいです」と、笑いを誘った。
レッドカーペットでファンと自撮り📱
主題歌を歌うはなわも登場!公式TikTok配信を担当!?
イベントの後半では、キャスト・監督がステージから降りレッドカーペットを歩きながら、サウンドバイツでの報道陣からのインタビューとファンサービスの時間に。
各所で写真撮影や握手、サインに応じる中、悲鳴に近い歓声が上がりそちらをみると、GACKTがファンのスマホを預かり、自ら自撮りする風景を目撃。1時間以上に渡る交流を楽しむも、「全員と写真を撮れなくて残念」と話していたのが印象的であった。
レッドカーペットイベントには、本作の主題歌「ニュー咲きほこれ埼玉」を担当するお笑い芸人のはなわも乱入して、公式TikTok配信を担当。さらに盛り上げていた。
フォトギャラリー📸
イベント情報
映画『翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~』
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映画『翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~』予告篇🎞
映画作品情報
《プロローグ》その昔、東京都民からひどい迫害を受けていた埼玉県人は自由を求め立ち上がった。 麻実麗・壇ノ浦百美をはじめとする埼玉解放戦線の活躍により通行手形制度が撤廃され埼玉は平穏な日常を手に入れた。 しかし、それは単なる序章に過ぎなかった…。 さらなる自由と平和を求め、埼玉の心をふたたびひとつにするため、埼玉解放戦線は次なる野望へと突き進む。 〜日本埼玉化計画・第Ⅱ章 東西対決〜 遥か西の地・関西へと飛び火したこの事態は東西の天下を分かち全国をも巻き込む大事件へと発展していく。 史上類を見ない壮絶なディスバトルの火蓋が今、切られようとしていた――。 |
脚本: 徳永友一