実写版『ホリミヤ』完成記念生配信イベント
等身大で演じる青春の日々!
キャスト陣の仲良しトークが炸裂!!
シリーズ累計600万部を突破した超人気漫画『ホリミヤ』が実写映像化!MBS/TBSドラマイズム枠にて2月16日(火)放送スタートのテレビドラマ版(全7話)のうち、1~3話+劇場版のみの撮りおろしエクストラシーンを加えた劇場版が2月5日(金)より新宿バルト9他全国にて1週間限定先行上映される。
松本花奈監督のもと、2人の主人公を演じるのは鈴鹿央士(宮村)と久保田紗友(堀)。人間関係に、将来に、恋愛に悩みながらも青春の日々を謳歌するクラスメイトを等身大で演じる。
クラスではいつもひとりぼっちの地味でネクラな男子・宮村伊澄と、優等生で、明るく人気者の女子・堀京子。まるで正反対のふたりだが、2人には誰にも知られていない「秘密」の一面があった。そして、偶然お互いの秘密を知ってしまった日から、2人の距離は近づいていく。堀との出会いをきっかけに、宮村の高校生活は色づき始める。笑いあい、喧嘩をし、悩みを抱えて、恋をする、甘酸っぱい青春の物語。
1月28日(木)、劇場版&TVドラマ版『ホリミヤ』の完成記念イベントが東京・千代田区の3331 Arts Chiyodaで開催!YouTubeにてライブ配信された。主演の鈴鹿央士と久保田紗友をはじめ、共演の鈴木仁、岡本莉音、小野寺晃良、マーシュ彩、さくら、曽田陵介、井上祐貴、そして松本花奈監督が登壇し、自身が演じたキャラクターへの感想や撮影中の印象的なシーンなどを語った。
実写版『ホリミヤ』の良さをお伝えします!
冒頭の挨拶では、鈴鹿は「同世代の俳優が集まって精一杯作った作品を皆さんに観ていただけることをうれしく思うと同時に、少し緊張しています。現場そのままの雰囲気をお届けできればいいなと思っているので、お手柔らかにお願いいたします」とコメント。久保田は「ここに集まっているキャストの皆さんと作り上げることができてよかったと思える作品ができました。一人一人が愛せるキャラクターになっています。今日のイベントで作品の良さをお伝えできればと思っています」と自信を持って話した。
松本監督は「撮影は昨年の夏。久しぶりに皆さんと会えてうれしく思っています。このような機会がいただけたこともありがたいです。劇場版もドラマ版もとても面白いものになっています。撮影時のお話などをしながら、もっと『ホリミヤ』を広げていきたいと思います」とし、キャスト陣との久しぶりの再会を喜んだ。
また、作品が完成した今の心境について、松本監督は「原作の世界を大切にしながら、高校3年生の3学期から卒業するまでの期間を切り取って描きました。宮村と堀、“ホリミヤ”の二人に関しては、学校での姿とそうでない場所での姿を描いています。二面性というのは誰にでもあるもの。みんなが共通して持っているものなので、共感して観てもらえる作品になっていたらいいなと思っています」と作品の見どころにも触れた。
キャラクターを演じてみて…
演じたキャラクターについて、鈴鹿が「作品の中で変化していく役はすごく難しかったけれど、一旦頭の中で“こういうときなら宮村くんはこんな感じ”と、常にイメージしながら演じていました。現場に原作の漫画を持ち込んで、読みながら確認することもありましたし、現場でみんなと演技する中で生まれるものを追加することもよくありました。そういうことができたのも、松本監督だったり久保田さんだったり鈴木くん…仁たん…」と語ったところで、(仁たんと呼ばれた)鈴木が「いきなり何(笑)」とツッコむ場面も。
鈴鹿はニヤリと微笑んで、「ここにいるキャスト以外にもたくさんの方の手を借りて、宮村伊澄という役を演じることができたと思います」と続けた。
久保田は自身が演じた堀京子と共通点があると前置きし、「素直に気持ちを言えない部分は、自分にも心当たりがあります。どうやって演じようかなと思っていたのですが、似ている部分が多いので、そのまま演じればいいんだって“いい意味で”役作りを諦めました」と振り返り、「今まで作品をとしては出してこなかった面を引き出してもらった気がします」と話した。
鈴木は役作りについて、「まずは台本をしっかり読むことです。あとは現場で相手の言葉を聞いて石川透として受け取っての繰り返しなので、フラットな状態で取り組めました。皆さんに助けられながら、出来上がったキャラクターなので、今度はそれを観てくださる方に愛してもらえたらうれしいです」と語った。岡本は「何事にも全力で真っ直ぐで、元気な子というイメージからズレないように、現場でもそういられるように頑張りました」と胸を張った。
仲睦まじいキャスト陣
休憩中のおもしろエピソード!!
共演の感想を聞かれた鈴鹿と久保田は、撮影が始まった頃はどうやって仲良くなろうかと考えつつも、話しかけにくい雰囲気をお互いに感じていた様子。しかし、撮影3日目くらいには、趣味が合う部分も多いことに気づき、そこからはたくさん話すようになったと笑顔で振り返った。
撮影中のキャスト陣は、カードゲームで盛り上がっていたと振り返るマーシュ。「休憩時間は、ほぼカードゲームでした。私は参加していませんでしたが(笑)」と休憩時間の過ごし方を明かした。様々なカードゲームをしていたという中で、カードに描かれている絵に名前をつけそれを覚える、記憶力がカギの“ナンジャモンジャ”というゲームをする際、鈴鹿が長くクセのある名前ばかりつけることを小野寺が暴露。鈴鹿は「負けたくなかったんですよ絶対(笑)」と返した。
そこに鈴木が「自分で間違ってなかった?」と指摘し、キャスト一同から実は勝負には弱いことまで明かされた鈴鹿。よほど悔しかったのか「小野寺くんは僕がつけた長い名前を覚えたし、ゲームも一番強いけれど、そのせいでセリフを忘れてました!」と仕返しする場面もあった。
さくらは「カードゲームももちろん楽しかったけれど、体育祭のシーンでダンスを覚えなければいけなかったのですが、その練習が結構難しかったです。なかなか覚えられなくて、このまま本番を迎えていいのかと悩んだことがすごく思い出に残っています」と初のダンスシーンの撮影の苦労話に触れた。
井上は「宮村というキャラクターを愛することを意識しました。プラス、宮村を演じる鈴鹿くんを愛そうと思いました。撮影の日数は少なかったけれど、また一緒に仕事がしたいと思いました」と役作りから芽生えた鈴鹿への思いを熱く語る。鈴鹿もこれに「思いは伝わってきました」と返した。
曽田は「体育館のシーンが印象に残っています。すごく暑くかったのですが、小野寺くんと一緒にバスケットボールやバレーボールをやったり、卓球をやったりと、ずっと運動していました」とうれしそうに語った。
ここで久保田が「ボールが破裂したよね」とハプニングを振り返ると、岡本が「私がバレーボールをやろうとしたら、急にボールが膨らんできて、体育館の人全員が振り返るくらいの爆音を出して破裂しました(笑)」と暑さでボールが破裂した出来事を明かした。
学生時代にやり残したことは?
それぞれの思う“青春”
ここで、学生時代にやり残したことをフリップに書いて発表するコーナーへ。
岡本は「高校最後の行事」と書き、その理由について「コロナで全部なくなりました」と口惜しそうに語る。鈴木は「文化祭」と回答。「体育祭は全部出たのに、文化祭は準備までは参加できたのに、本番当日だけ一度も参加できませんでした。一度でいいから、文化祭当日を楽しみたかったです」と振り返る。
鈴鹿は「授業を抜け出して青春したかった!」とコメント。「授業を抜け出して、パンを買って…。みたいなことをやりたかったです。屋上で青空ランチ?みたいなこともしたかったです」とやり残したことを次々と思い出した様子だった。
久保田は「制服をたくさん着たかった!」と答え、「(学生当時は)制服があまり好きじゃなかったんですけど、今考えると学生のときしかできないことだから、制服を着て遊園地とか行ってみたかったです」と話した。
松本監督は、何度か挑戦しているという「車の免許」と回答。中学生の頃から自分の車が欲しいと思っていたのにもかかわらず、まだ免許がないという松本監督は「学生時代ではなく、今でも実現したいことです」と微笑んだ。
「学食のカレーライス」と書いたさくらは「学生時代、メインメニューだったカレーライスだけ、食べたら負けだと思って食べなかった」と後悔を語った。
マーシュは「バイト」と回答し「放課後、友達に遊びに誘われて“ごめん、わたし今日バイト”ってセリフを言ってみたかった」と明かした。出演者のうち、半分はバイト経験あり。中でも鈴鹿は飲食店からデリバリーまで様々ななバイトを経験したことを明かした。
小野寺は「やり残したことはありません。すべてやり切りました。青春を謳歌しました」と胸を張った。
井上は「喧嘩」と回答。「思いっきり喧嘩をしてみたかったです。この歳になって流石にできるものではないので」とコメント。「もっと青春したかった!」と書いた曽田は、「学生時代ずっとサッカーをやってたんですけど、部活だけじゃなく、ゲーセンとかもたくさん行きたかったな~と思います」と振り返った。
主演2人と監督から最後にメッセージ!!
最後の挨拶で、久保田は「今日のイベントのような空気感で撮影していました。描かれるのは学校生活という小さな世界ですが、学校生活がすべてという彼らの日常の中で、些細なことで傷ついたり、誰かと一緒にいる幸せに気づいたりする姿から、何か素敵な気持ちや思いを受け取ってくださったらうれしいです。劇場版もドラマも楽しんでください」と笑顔を浮かべた。
鈴鹿は「台本を初めて読んだとき、原作を読んだときに感じた温かさを、そのまま映像に込めることができました。“ホリミヤ”の世界観を上手く表現できたと思っています。淡い青春、高校生の日常を切り取っています。もちろん、キュンキュンするところもある中で、高校生の悩み、リアルな生活も描いているので観応えのある作品になっています。劇場は1週間の限定上映ですが、僕は映画館という特別な場所が大好きなので、足を運ぶ予定です。もし、見かけたら声をかけてください!」と笑顔を見せた。
そして、松本監督は「広い目で見たら些細なことだけど、本人たちにとってはすごく大事なこと。そんなところを大切に描いた作品です。昨年の夏、このメンバーであのときにしか撮れなかったものがちゃんと映っていますので、スクリーン、テレビ、さまざまなメディアで楽しんで、作品を愛していただけたら嬉しいです」とメッセージを送り、イベントは幕を閉じた。
イベント情報
実写版『ホリミヤ』完成記念生配信イベント■開催日時: 2021年1月28日(木)18:30~19:10 |
実写版『ホリミヤ』予告編60秒🎞
映画作品情報
《ストーリー》まだ知らないことだらけだけど、この時間は、僕たちだけのものー クラスではいつもひとりぼっちの地味でネクラな男子・宮村伊澄と、優等生で明るく、人気者の女子・堀京子。まるで正反対のふたりには、実は共通点があった。それは、誰にも知られていない「秘密」の一面をもっていること。ある日、堀の家に怪我をした弟を送り届けてくれたのは、ピアスだらけのバンドマンみたいな謎の男。それは学校では見せることのない、宮村のもう1つの姿だった。宮村が見たのは、化粧もせず無造作に髪を束ね、弟の面倒を見ながら家事にいそしむ家庭的な堀の姿だった。 偶然に2人はお互いの秘密を知ってしまうことに。そしてこの日から、2人の距離は近づいていく。他人に興味を示さず、友達のいなかった宮村の高校生活は、堀との出会いをきっかけに色づきはじめる。徐々にたくさんの友人たちが出来ていき、笑いあい、喧嘩をし、悩みを抱えて、恋をする、甘酸っぱい青春の物語が今、始まる。 |
撮影: 伊藤麻樹
照明: 井上真吾
録音: 堀江二郎
編集: 高良真秀
美術プロデュース: 佐藤康
美術: 鈴木隆之
エンディング/劇場主題歌: とけた電球「灯」(ホリプロ)
製作:実写「ホリミヤ」製作委員会/MBS
配給:ティ・ジョイ
<劇場版『ホリミヤ』概要(ドラマ先行上映)>ドラマ版の1~3話+劇場版のみの撮りおろしエクストラシーンを加えた先行上映版。 上映劇場: 札幌シネマフロンティア、MOVIX仙台、新宿バルト9、池袋HUMAXシネマズ、横浜ブルク13 、MOVIXさいたま、ミッドランドスクエアシネマ、梅田ブルク7、T・ジョイ京都、T・ジョイ博多 <ドラマ版『ホリミヤ』概要>MBS/TBSドラマイズム枠にて2021年2月16日(火)放送スタート(3月30日(火)放送終了予定)全7話 |
公式ハッシュタグ: #実写ホリミヤ