劇場版『DEEMO サクラノオト -あなたの奏でた音が、今も響く-』
完成披露試写会 舞台挨拶
竹達彩奈、丹生明里、松下洸平ら豪華キャスト陣が“謎”と“音楽”に包まれた作品を語る!!
渡辺直美からの愉快なビデオメッセージも⁉︎
全世界累計2,800万DLを突破した大人気音楽リズムゲーム「DEEMO」。ピアノをコンセプトに据えたこのゲームは、旋律の美しいクラシックからロック・ジャズなどジャンルにとらわれないオリジナル楽曲のクオリティの高さと、緻密に計算されたリズムやメロディから得られる圧倒的な演奏感でアジア圏を中心に大ヒットを記録。世界中の音楽ゲームファンを唸らせた話題作が待望の映画化!劇場版『DEEMO サクラノオト -あなたの奏でた音が、今も響く-』が2月25日(金)に公開される。
主人公のアリスには竹達彩奈、そして人気声優として知られる鬼頭明里、佐倉綾音が脇を固める。さらに、日向坂46の丹生明里、濱田岳、渡辺直美、イッセー尾形、松下洸平、山寺宏一と豪華キャストが集結。総監督を攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX(脚本)」「BLOOD+(監督・シリーズ構成・演出・脚本) 」の藤咲淳一、監督を松下周平が務める。
さらに、キャラクターデザインは「三ツ星カラーズ」「少女☆歌劇 レヴュースタァライト」などで話題となったイラストレーターのめばちが手掛け、さらに、主題歌・イメージソングを『鬼滅の刃』『ソードアート・オンライン』シリーズや『魔法少女まどか☆マギカ』『Fate/Zero』など話題作を手掛ける梶浦由記が担当。大ヒット音楽ゲームの劇場版にふさわしい最高のクリエイター陣が集結した。
1月25日(火)に完成披露試写会が新宿バルト9で行われ、上映前の舞台挨拶にアリス役の竹達彩奈、仮面の少女役の丹生明里(日向坂46)、ミライ役の濱田岳、くるみ割り役のイッセー尾形、ハンス役の松下洸平、そして総監督と脚本を務めた藤咲淳一、監督を務めた松下周平が登壇。さらには匂い袋役の渡辺直美からビデオメッセージも届いた。
丹生は初声優、そして初の完成披露試写会へ!
濱田は“ぬいぐるみ”について語る!?
謎の女の子アリス役の竹達は「素敵なキャストの皆さんとこの場に立てて幸せです」と挨拶。
初めての完成披露試写会の舞台挨拶へ登壇となる丹生は「とても緊張しているんですけど、今日は楽しみたいと思います」とコメント。途中で噛みそうになった丹生に対して「この体験を噛み締めていただきたいです」という温かい言葉がMCから掛けられた。
丹生と同じく初の登壇となる松下監督も「初監督なので緊張しているんですが、よろしくお願いします」と挨拶し舞台挨拶がスタート。
大人気音楽リズムゲーム「DEEMO」から生まれた本作。ゲームから映画を作り上げていったことに対して藤咲総監督は「ゲームの中でもあるように“アリスは何者なんだ”“DEEMOは何者なんだ”というところを面白くするために音楽の力を借りました。“どうなるんだろう⁉︎”と考えながら映画を楽しんでいただけたらと思います」と謎が多い本作についての思いを語った。
ゲームシリーズからアリスの声を担当していた竹達は「ゲームでは他のキャラクターは出てきてもアリスしか話さない世界になっているので、今回映画になってキャラクターたちに声が吹き込まれて、賑やかな世界になったなと感じました。ゲームファンからすると新鮮なんじゃないかなと思います」と、ゲームと映画の違いについても言及。
そして今回が声優初挑戦となる丹生と松下。その体験について聞かれると、丹生は「ずっと憧れだったので嬉しかったです。エンドロールに自分の名前が書かれているのを見たときはうるっとしちゃいました」と振り返った。
竹達も「素敵でした!初めてと聞いてびっくりしたくらいでした」と丹生を絶賛すると、「これはもうお世辞でも嬉しいです」と話し喜びの表情を魅せた。
松下は「DEEMOという世界観の作品の中で、自分の声が成立するにはどうしていけば良いのかを監督と相談しながら進めていきました。すごく貴重な経験になりました」と監督に相談していたこと打ち明けた。
俳優と声優の違いについて聞かれた濱田は「ぬいぐるみの感情なんて考えたことがなかった上に、動きもなく、声ひとつで気持ちを表現するじゃないですか。声優の仕事って奥が深いなと思いました」と回答。
イッセーは「こんなに感情移入したことはなかったです。24時間くるみ割り人形に向き合いました」と力強くコメント。また、濱田に対して「素晴らしかったです。明日から声優になった方がいい」と話し、キャスト陣の笑いを誘った。
キャスト陣も大絶賛の音楽♪
本作でも重要な“音楽”について、もともとゲームのファンだったという竹達は「劇場版ならではのアレンジもされていたのですごく嬉しかったです。「DEEMO」といえば、木がどんどん成長していくところが印象的な作品だと思うんですけど、劇場版でも木がどんどん成長していって、その時に素敵な映像と音楽が流れるので注目してほしいです」と熱く語った。
丹生は「明るい音楽だったり、テンポの速い激しい音楽だったり、たくさんの音色を楽しめる作品だなと思いました。メロディだけじゃなく、日常の音楽とか足音までもスーッと耳に入ってきて、360度音楽に包まれている感覚になりました。ぜひ皆さんにも体験してほしいです」と音楽を絶賛。
濱田は「物語の真ん中でとても大きな出来事があるんですけど、その時にかかる「Leviathan」という音楽が印象に残っています。その時に吹き飛ぶぬいぐるみの気持ちを考えて絶叫したんです。ぬいぐるみとして一生懸命叫びました。その後完成した作品を観たら、“すげー吹き飛んでる‼︎︎”という衝撃を受けました」と、アフレコ時のエピソードも披露。
イッセーは「最後の方にみんなで曲を作るんです。それが一人一人の胸に突き刺さるでしょう」と、これから映画を観る観客を期待させた。
そして元々ミュージシャン活動もしていて、ピアノも演奏している松下。本作もピアノが大きなモチーフになっていることに対して「この作品にとってピアノの音色は欠かせない物で、ピアノの音色と記憶がリンクしていて、そこから思い出される景色や人が大事なんです。僕自身もピアノを時々弾きますが、その時自分が弾いていた曲を聞くと、一瞬でタイムスリップできるんです。音楽と記憶ってリンクしていて、大切なものなんだなと感じました」と自身のエピソードも交えながら語った。
匂い袋役の渡辺直美からビデオメッセージが到着!!
ここで、匂い袋役の渡辺直美がビデオメッセージという形でスクリーンに登場。可愛らしい匂い袋のぬいぐるみを手に、映画の印象やアフレコでの様子を語り、短い時間だが観客を楽しませた。
渡辺と3人組のユニットのような形で作品に登場する濱田とイッセーが城の中のシーンについて聞かれると、濱田は「僕は二人の声が入った状態で収録したので、匂い袋は渡辺さんの優しいお声で、くるみ割り人形は“めちゃくちゃカコカコ言ってるじゃん!なんて突っ込みやすいんだ!”と、お二人のお声のおかげですぐ役に入れました」と二人の声を絶賛。
最後に松下監督は「音楽が本当に素敵な作品なので、ライブのような感覚で観てもらえたら嬉しいです」、そして藤咲総監督も「89分が優しい時間になると思います。ぜひお楽しみください」とこれから映画を観る観客にメッセージを贈った。
フォトギャラリー📸
イベント情報
劇場版『DEEMO サクラノオト -あなたの奏でた音が、今も響く-』完成披露試写会 舞台挨拶■開催日: 2022年1月25日(火) |
劇場版『DEEMO サクラノオト -あなたの奏でた音が、今も響く-』予告篇🎞
映画作品情報
《ストーリー》音楽によって解き明かされていく過去と、この世界の秘密――― ピアノが鳴り響く音楽学校。聴く者全てを惹きつける見事な旋律を奏でるのは少し影のある少女、アリスだ。人と交わろうとしない彼女だが、好奇心の強いサニア、優しいロザリアと出会い、徐々に変化が訪れる。 空から一人の幼い女の子が落ちてくる。記憶を失くしていたが、黒の紳士が Deemo ということはなぜか知っていた。Deemoがつま弾くピアノの旋律に誘われるように、少女は「アリス」という自分の名前を思い出す。そこには、彼女を優しく見守るぬいぐるみのミライ、クルミ割り人形のくるみ割り、フワフワと宙に浮く匂い袋がいた。 ピアノの音色で成長する木が天窓まで届けば元の世界に帰ることができるのではと考えたアリスたちは、城に隠された楽譜集めを始める。そこでアリスは表情を隠した仮面の少女と出会う。「あなたなんて、嫌い」と言う仮面の少女とアリスの関係は? 仲間たちとの楽譜集めの冒険。仮面の少女の心。そして Deemo という存在の謎。時にアリスの頭をよぎる桜並木。 途中で止まる記憶の旋律――。 過去・現在・未来に大きな波紋を広げる音色が、次第にアリスの記憶の扉を開いていく。 |
新宿バルト9 ほか全国ロードショー!