映画『チャチャ』公開記念舞台挨拶
伊藤万理華、普段からチャチャって呼んでって言ってます。
映画『劇場版 美しい彼~eternal~』(2023年)の酒井麻衣が監督・脚本を務める映画『チャチャ』が10月11日(金)より新宿ピカデリーほかで全国公開された。
10月12日(火)、新宿ピカデリーで公開記念舞台挨拶が開催され、主人公のチャチャを演じた伊藤万理華、チャチャが思いを寄せる相⼿・樂役の中川大志、ピオニー役のステファニー・アリアン、そして酒井麻衣監督が登壇した。
伊藤はチャチャを意識したという赤いドレスで登場。チャチャのことを考えていたら自然とこのドレスを選んでいたとのこと。伊藤が「めちゃくちゃ偶然なんですけど、この映画の前から友達数人から“チャチャ”って呼ばれてて。運命的だなって思ってました。お声がけがあった時にほんとにびっくりしすぎて、内容もチャチャという女の子のキャラクターが自分にしっくりきすぎて、これはどういうことなんだろうって思いました」と語ると、酒井監督や中川からは驚きの声が。
酒井監督は、「普段撮影中は役名で呼ばせていただくことが多いんですけど、撮影が終わったら、お名前で呼ばせていただいてまして。今回も撮影中はチャチャって呼んでいましたけど、撮影が終わって伊藤さんって呼んでいたら、伊藤さんは『これからもチャチャって呼んで欲しいです!』と。なので、今もチャチャって呼んでます。たまに伊藤さんって呼んじゃうけど」と笑いを誘った。
中川大志はネタバレパトロール!?
舞台挨拶では、ステファニーが演じるピオニーの名前の由来が語られる一幕も。酒井監督は元々別の役名で脚本を書いていたそうたが、オーディションでステファニーと出会い、その時に好きな花を聞いたらピオニーの花が好きであったことからこの役名にしたそうだ。
ステファニーは、ピオニーを天真爛漫でプリンセスのようなキャラにしていこうという話を酒井監督としていたことを明かすと、危うく喋りすぎてしまいそうになり、中川に「ここまではOK?¥」とネタバレの可否を逐次確認する場面も。出演者の中では中川がネタバレパトロールを担っていることが判明した。
ライター(着火剤)のような監督を目指す酒井監督
最後に、どのような監督になりたいかと問われた酒井監督は、「この作品内でもライターでタバコに火をつけるシーンは印象的ですが、自分自身もライターのように、俳優さんに火をつけられるような(何か1つでも要素を与えられる)監督になりたい」と思いを語った。
周りを意見も取り入れつつ現場を引っ張っていく酒井監督ならではの言葉。
初日に本作を観た方々からは、「予想外の展開だった」「良い意味で裏切られすぎた」「1秒先が読めない」など多くの感想が届いているそうだ。きっと、ネタバレを見聞きしてしまう前に一刻も早く観たほうが良い映画に違いない。
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イベント情報
映画『チャチャ』公開記念舞台挨拶■開催日: 2024年10月12日(土) |
映画『チャチャ』予告篇🎞
映画作品情報
《ストーリー》デザイン事務所で働くイラストレーターのチャチャ。⾃由奔放な振る舞いで周囲から反感を買うこともあるが、⼈⽬は気にせず、好きなように⽣きるをモットーに過ごす⽇々。ある時、屋上で偶然出逢った樂(らく)にチャチャは興味を持つ。お互いに好きなものは正反対だけど、「2⼈いたら丁度いい」と次第に惹かれていくが・・・。野良猫系⼥⼦の予測不能な恋の顛末とは!? 酒井⿇⾐監督が贈る、ビザール(=⾵変わりな)ラブストーリーが誕⽣! |
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