公開直前!! 女性限定スペシャルトークイベント
現代女性のリアルな悩みにキャスト陣がガチ回答!?
桐谷美玲サプライズバースデー!28歳の抱負とは!?
興行収入24.3億円を突破した『ヒロイン失格』(2015年)にてその女優魂に高い評価を集めた桐谷美玲が2年ぶりに主演を務める映画『リベンジ girl』。今回桐谷が演じるのは、“ミス東大”“イケメン彼氏持ち”、性格以外はパーフェクトな“イタイ女” 宝石美輝(たからいし みき)。フラれた相手を見返すために女性初の総理大臣を目指す型破りなヒロインを、キュートな魅力とマルチな才能を持つ桐谷が体当たりで演じる。監督には『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』(2016年)を大ヒットに導き、今年11月には『覆面系ノイズ』の公開も控える三木康一郎監督。日本映画史上、最もキュートで型破りなヒロインが贈るこの冬一番のラブストーリーに日本中が恋をする!
12月18日(月)に主演の桐谷美玲をはじめ、佐津川愛美、そして三木康一郎監督が登壇する、公開直前『リベンジ girl』女性限定スペシャルトークイベントが東京・スペースFS汐留で開催された。
会場には、早くも話題の本作にちなみ、目標に向かって真っ直ぐに突き進む美輝の姿に「背中を押してもらえた!!」と、恋や仕事など様々なお悩みを抱えた現代の女性たちが集まり、キャスト陣がお悩みに真剣に応えるという赤裸々な女子会企画を実施!さらに、12月16日(土)が桐谷の28歳の誕生日ということで、バースデーケーキがサプライズで登場!28歳を迎えた桐谷を会場に集まった全員で祝い、そして2018年の桐谷の抱負が語られた。
《トークイベントレポート》
―― 登壇者より挨拶
桐谷美玲(以下、桐谷): みなさんこんばんは、ありがとうございます。映画、楽しんでいただけましたか?
会場: (大歓声)
桐谷: ありがとうございます(笑)!こうやって映画を観終わってくださった方と、こうして顔を合わせるのは初めてになります。今日は女子会ということで、楽しんでいきたいと思います。宜しくお願いします!
―― 桐谷さんからご覧になった美輝は、どんな存在ですか?
桐谷: はい!そうですね、皆さんも今観ていただいたのでわかると思いますが、美輝はぶっとんだ女の子だと思います。イタいことも沢山していると思いますけど、まっすぐで正直でいるってところが、美輝の変わらないいいところだと思いながら私は演じていました。それにしてもこれだけ女の子が揃うとワクワクしますね。ピンクのオーラを感じますね(笑)!嬉しいです。
佐津川愛美(以下、佐津川): 百瀬凛子役を演じました佐津川愛美です。今日はお越しくださいましてありがとうございます。なんか、すごいですね、女の子だけって。こんなニコニコしてステージを見てくださっていて嬉しいです。本日は楽しんで帰ってください。
―― 凛子は本当に印象的な役でしたけれども、佐津川さんからご覧になって凛子はどんな印象でしたか?
佐津川: 割と強がりな印象を受けますけれども、自分を貫くっていうのは、凛子の良いところだなあと思って演じていました。
―― 最後は、女心をグッとつかむ女の子映画の名手!三木監督です。
三木康一郎監督(以下、監督): すごい恥ずかしいですね。大丈夫ですか?40過ぎたおじさんなんですけど。
桐谷: 女子会です。でも誰よりも女子心わかってますよね。監督。
監督: そうですか?
―― 監督は本日見届け人としても今日の女子会を見届けていただくということでよろしくお願いします。
監督: え!? (笑)
―― 監督、お二人の女優さんとしての、女性としての魅力をお答えください。
監督: この前のイベントでは可愛いしか言わなくて怒られちゃったのでね、ちゃんと今日は言いますけれども。桐谷さんは今回の作品、ずっと出ずっぱりなんですね。ずっとしゃべりっぱなしだったと思うのですけれども、撮影30日間ぐらいでしたっけ。。ずっと彼女のことを撮っているんですね。多分疲れてやって来た日もあったと思うのですが、本番の時はそういう顔や一切疲れたっていう感情を出さず、「よーい、スタート!」がかかったら、キュッと変わって、しっかり演技をするという、オンとオフをしっかり使い分けられる方だなあと思って見てました。
桐谷: ありがとうございます!
監督: はい、こちらこそ(笑)。
桐谷: いや、台本を見ていると、本当にずっと出ているんですよね。それに加えて美輝ちゃんのテンションに上げるっていうのが、体力が必要で。色んな格好もして大変でしたね。裸足で走ったりもしましたね。監督、すごいこだわってたくさん撮ってくれてましたけど、ほとんどカットされてましたね(笑)。
―― DVDに収録していただきましょう(笑)! 監督、佐津川愛美さんはいかがでしたか?
監督: 佐津川愛美さんは、10代の頃から知り合いでしたが、今回は美輝と抱き合ったんですけれども、「抱き合った2秒後に涙を流してください」って指令を出したんですけれども。きっちり涙を流すという。。。それを見てすごいなと思いました。
佐津川: 覚えています(笑)。 「はい、頑張りまーす!」って。どうやってそれをやったのかですか?タイミングを計算してできるわけではないので、カメラが回る前に気持ちを整えて演じました。このシーンは感情を出しちゃっていいんだなという判断のもと、泣きました。タイミングは計算できません(笑)。桐谷美玲ちゃんが本当に出ずっぱりなので、私のシーンで足を引っ張るわけにはいかないなと思っていました。美玲ちゃんに抱きしめてもらえたので、それが嬉しかったです(笑)。
監督: “美玲ちゃんから抱きしめてもらった” それいいね!
―― 監督!今日は女子会なので、男子心を出しちゃだめですよ(笑)。
会場: (笑)
―― 二人のジーンとくるシーンが多かったですね。お二人ともキャラクターとしては正反対の印象ですが、雨のティッシュ配りのシーンが大変そうでしたね。
桐谷: 雨の中のティッシュ配りのシーンは、、、本当に大変でしたね。ストーリーの中でも重要なシーンですし。濡れっぱなしで寒かったですね~(笑)!
監督: 僕は大変じゃなかったです。暖かいレインコート着てました(笑)。
佐津川: 雨が降りすぎて、カメラの映像に映りすぎちゃうので、「雨弱まるの待ちの時間」とかもあって辛かったです。
監督: まあ、僕は濡れてないんで。
桐谷: 寒かったです。とても!
会場: (笑)
―― 気になる男性、俊也と裕雅ですけれども、桐谷さんと佐津川さんのお二人は、この二人の男性を恋愛のお相手としては見れますか?
桐谷: 見れないです。。。
―― え!二人とも?(笑)
桐谷: 俊也はまず、ドS過ぎますよね。(俊也役の)鈴木君とも現場では、「俊也はモテないよね~!」と話してました(笑)。やっぱり男は優しくないと。裕雅は裏の顔が怖すぎた(笑)。普通に前半のラブラブ期なバカップルな感じであれば楽しかったと思うんですけど、あの裏表があるって考えちゃうとちょっと。
佐津川: 裕雅はマメだからモテるんじゃないかなって私は思っていて。あれだけ女の子がいるのに、あんなにメールを送って、そこまでできるっていうのは、尊敬ですよね(笑)。
桐谷: でもあの人(裕雅)、女の子の名前憶えてないんだよ?
監督: そうだよ。憶えてないんだよ。
佐津川: あとは(裕雅の)取り巻きの男達も怖かったですね。
―― 佐津川さんは俊也だったら大丈夫ですか?
佐津川: いえ、優しい男性がいいですね。
桐谷: 雨降ってるのに傘に入れてくれない男性とか絶対嫌ですよね。
会場: (笑)
監督: 優しければいいわけですか、、、上手いことやってほしいわけですね?
桐谷: 優しい方がいいですね。
―― 美輝と凛子は決して器用な女子じゃないですが、桐谷さんから見て、もっとこうすればいいんじゃないかなって部分はありますか?
桐谷: 正直言ってまっすぐなところはいいんだけど、ちょっと一間置いて、考えて行動するのがいいんじゃないかなって思いますよね。言い過ぎなので、我が強いって思われちゃうと思いますので、「これを言ったら相手がどう思うんだろう」とか、考えたらいいなと思いますね。
佐津川: 好きなように生きていていいんじゃないかなとも思うんですけれども、強いて言うなら、もう少しおしとやかになってもいいんじゃないかなと。
―― ということですが、監督はいかがですか?
監督: 素直な女性がいいですよね。僕は。
―― みなさま、ありがとうございます。さて、今回会場には女子限定でお集まりいただいているということで、現代女性のリアルなお悩みをみなさんと解決できればと思います。事前に公式SNSと、会場にお集まりの皆さんからいただいたアンケートからのご質問にお答えいただけたらと思います。会場内は70%が10代、20%が20代です。その中で、恋人がいる割合はどれぐらいだと思いますか?
桐谷: え!10代なんて多感な時期ですから恋愛してるんじゃないでしょうか。8割ぐらいは彼氏いるんじゃないですか?
―― それが、、、恋人いないお客さんが8割です。それでは、クリスマスはお友達と過ごす予定と応えた割合はどれぐらいだと思いますか?
桐谷: え、じゃあそっちが8割ぐらいですか?
―― お友達と過ごす方が50%、家族と過ごす方が30%、恋人と過ごす方が12%、そして、切ないのが「仕事」、と答えた方が6%です(笑)。
桐谷: お仕事、最高じゃないですか(笑)!
本作『リベンジgirl』の「リベンジ」にちなみ、元彼へのリベンジ内容なども読み上げられた。「バレンタインデーの日にチョコレートに大量のワサビを練り込みプレゼント」などのヘビーなリベンジエピソードが読み上げられると、キャスト陣と客席は震え上がった。その後、事前に送られてきていた恋愛相談メッセージがMCよりいくつか読み上げられ、「ばっさりフラられた時にどう立ち直ればいいのか?」という相談に、桐谷、佐津川、そして監督が唸りながら答えていった。
桐谷: 私だったら、リベンジするよりも、女友達に相談して全部吐き出してスッキリして、前へ向くことを考えますがいかがでしょう?彼氏は行っちゃったかもしれないけど、友達はそばにいてくれるから。
佐津川: 無理して頑張ろうと思うと余計引きずっちゃう悪循環になっちゃうので、吐き出しちゃうのがいいと思います。一度自分が落ち込んでいるということを認めて、とことん落ちるところまで落ちてから、気持ちを友達と共有すれば共感してくれますから。女子同士のいい部分っていうのはそういうところだと思います。まあ信頼できるお友達にしかそういうお話はしない方がいいと思いますが。
桐谷: そうだね~!
―― 監督、女子達の失恋の裏にはこういったことが繰り広げられているのですが、いかがでしょうか?
監督: いやあ、楽しそうですよね。
桐谷: 男性は失恋した時どうなんですか?
監督: 男性の方がずっと引きずっちゃってますよね。だから4年経った時「俺、フラれたんだよね」とか言っちゃうんですよ。残っちゃうんですよ、男子は。
桐谷: 女の子は恋愛すると綺麗になったり可愛くなったりポジティブになったりするので、失恋してもくよくよしないことですね、いつまでも。
―― 失恋された方は本作をご覧になれば、また元気になれると思いますよね。御三方からの本当に素敵なお話ありがとうございました。実はですね、本日は桐谷美玲さんへキャスト、監督のみなさんからあるものをお預かりしておりまして、こんなプレゼントがあります!
桐谷美玲が何だろうという顔をしていると、先日12月16日に28歳の誕生日を迎えた桐谷の為に、本人のリアルな写真付きのサプライズバースデーケーキがお目見えし、会場内は大きな祝福の拍手と歓声に包まれた。
桐谷: 28歳最初の作品がこの『リベンジgirl』ということで、本当に縁を感じます。嬉しい気持ちでいっぱいです本当にありがとうございます。28歳ですよね。全然想像つかない、「自分も28なのかぁ」って。気持ちはまだ23ぐらいで止まっている感じなので(笑)。追いつけるように、でも自分なりにマイペースでこれからもやっていきたいです。すごくびっくりしました。打ち合わせと違う(笑)!
会場: (笑)
監督: それがサプライズだからね。
桐谷: 本当にみなさんありがとうございます!
最後に、主演・桐谷美玲よりメッセージ
桐谷: 本日は、お集まりいただき本当にありがとうございました!頑張る女子を描いた作品なので、何か見てくれた皆さんが頑張ろうという気持ちに今なってくれたら嬉しいです。
映画の公開は23日です。一度みなさん観てくれたかもしれませんが、もう一度ぜひ大切な友人や家族と観てくれたらと思います。今日はお越しいただき、どうもありがとうございました!
その後、観客席の中に登壇者が並び、笑顔のイベント参加者と共にフォトセッションに応じ、大歓声の中イベントは終了した。
[スチール撮影: Cinema Art Online UK / 記者: 蒼山 隆之]
イベント情報映画『リベンジ girl』公開直前!! 女性限定スペシャルトークイベント■開催日: 2017年12月18日(月) |
映画『リベンジgirl』予告篇
映画作品情報
《ストーリー》恋の終わりは、恋のはじまり。
選挙に挑む彼女と、その参謀。“本当の恋”が動きだす! 東大首席、ミスキャンパス1位の宝石美輝(桐谷美玲)は誰もが振り返る美女。 |
脚本:おかざきさとこ
配給: ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント