
映画『羅小黒戦記 2 ぼくらが望む未来』公開記念舞台挨拶
花澤香菜の「羅小黒戦記、好きですかー!」で会場は一体に!
宮野真守、悠木 碧、諏訪部順一ら豪華キャストが作品愛を語る!!
中国のアニメ監督・木頭(MTJJ)率いるスタジオが制作したWEBアニメシリーズを原点とする『羅小黒戦記』。その人気を受けて制作された劇場版は、2019年に字幕版として日本で公開されると、圧倒的なクオリティがアニメファンの間で大きな話題となった。翌2020年には日本語吹替版『羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来』が公開され、口コミで熱狂が広がり興行収入5.4億円を突破、半年に及ぶロングラン上映という大ヒットを記録した。
それから5年、待望の続編『羅小黒戦記 2 ぼくらが望む未来』が、11月7日(金)より日本語吹替版&字幕版で同時公開された。

その公開を記念し、翌11月8日(土)に新宿バルト9にて公開記念舞台挨拶が開催され、シャオヘイ役の花澤香菜、ムゲン役の宮野真守、ルーイエ役の悠木碧、チーネン役の諏訪部順一ら日本語吹替え版キャストが登壇。MCは森遥香が務めた。前作からさらに熱量を増したファンが集まる中、キャスト陣は作品への深い愛情と、個性あふれるユーモアで会場を大いに盛り上げた。
花澤香菜のライブ風コール、悠木 碧のハイテンション挨拶!
豪華キャスト陣の個性爆発で冒頭から大盛り上がり!!
舞台挨拶が始まると、MC・森の呼び込みで花澤、宮野、悠木、諏訪部がステージに登場。会場は大きな拍手に包まれた。
最初の挨拶から、舞台挨拶は一気にヒートアップ。トップバッターのシャオヘイ役・花澤はマイクを握るや否や、「みんなー!『羅小黒戦記』、好きですかー!?」と客席にライブさながらのコール。観客からの「イェーイ!」という熱いレスポンスに満足しつつも、「もう一回行こっか!」と再び煽り、「『羅小黒戦記』が好きかー!」と問いかけると、会場はさらに大きな「イェーイ!」で応えた。これには思わず宮野が「そんなロックな作品じゃないですよ!」「テレビ慣れしすぎですよ」とツッコミを入れると、諏訪部も「ちょっとよくないところが出てる」と同調し、会場は笑いに包まれた。
続くムゲン役の宮野は、一転して低い声で「……今日は、よろしくお願いします」と重々しく挨拶。この俳優然とした佇まいに、悠木から「挨拶が俳優すぎます!」、諏訪部からも「ベテラン感が出てるよね」と総ツッコミが入る。宮野は「やめろ、そういうツッコミ!」と照れながら挨拶を終えた。
そのハードルが上がった状況を引き継いだルーイエ役の悠木は、予想の斜め上を行く超ハイテンション。「みなさーん!こんにちはー!」「『羅小黒戦記 2』!もう既にご覧になってくださって本当にありがとうございます!ルーイエ役の悠木碧です!よろしくお願いします!」とまくし立て、会場を圧倒。このパワフルな挨拶に、宮野は次に挨拶を控える諏訪部を指して「先輩どうすんだよ!」とツッコミを入れると、会場はさらに大きな笑いに包まれた。
そして、トリを務めるチーネン役の諏訪部は、前の3人が作り上げたカオスな空気に「本当にやりにくい……」とポツリ。「お前たち、正座だ」とチーネンを思わせる低い声で会場を静め、大きな笑いを誘った。その後、「子役上がりの人たちはもう本当に…人の心の中に土足で踏み込んでくるのが得意なんでねえ」と前の三人の暴れっぷりをイジりつつ、「私、日本語版でチーネンをやっております。日本の声優、諏訪部と申します」とユーモアを交えて挨拶を締めくくり、序盤からキャストそれぞれの個性が爆発する時間となった。

花澤香菜、宮野真守、悠木碧、諏訪部順一が語る!
5年ぶりの続編への想いと『羅小黒戦記』の魅力!!
本作は前作の公開からちょうど5年という記念すべきタイミングでの公開。花澤は「吹き替え版じゃないときから、じわじわ盛り上がってきて。本当にこの作品が愛されているんだなって、舞台挨拶のたびに思います」と、ファンへの感謝を述べた。会場のファンが持参したグッズにも触れ、「(前作の時は)あんまりグッズが無かったんですよね。今回は可愛いポップコーンのやつとか!」と嬉しそうな表情を見せた。
宮野も「5年経って続編が作られるっていうのは、本当にありがたいし、嬉しいこと。ファンに愛されている証拠ですよね」と感慨深げに語った。
今作から新たに参加した悠木は、本作の魅力を「作品を見ることでそのキャラの人となりを知る、人と出会って仲良くなっていく過程みたいに温かく描かれている」と分析。最近のアニメがキャラクターを情報で伝えることが多い中、『羅小黒戦記』は感情でキャラクターを理解させてくれる点が素晴らしいと熱弁した。
同じく今作からの参加となる諏訪部は「キャラクターの可愛らしさで見ていくと、すごくシビアな、現実世界にも重ね合わせられるような問題提起もあって、ドラマとしても本当に楽しめる」と作品の奥深さを語り、さらに「アクションも言わずもがな素晴らしい。ものすごいスピード感あるけれども緩急あるアクションシーンで、本当に手に汗握るという感じ」とアクションのクオリティを絶賛した。

花澤香菜の“激かわ”、悠木碧の“信念あるツンデレ”!?
キャスト陣が語るネタバレなしの見どころ!!
ネタバレなしでの見どころについて尋ねられると、キャスト陣はそれぞれに工夫を凝らしてアピール。花澤はシャオヘイの変わらない魅力として食事シーンを挙げ、「口いっぱいにこう、ほおばって食べ物を食べているところが本当に可愛いんですけど、今回も安心して下さい、食べてます!」と断言。お茶漬けのCMを狙えるほどの美味しそうな食べっぷりで、「激かわ」な姿に注目してほしいと語った。
宮野はシャオヘイの2年間の成長に触れ、「師匠であるムゲンとは親子みたいな空気感だったけど、(姉弟子の)ルーイエと行動を共にするときは、ちょっとお兄ちゃんらしくなったというか。“初めてのおつかい”感がある」と、関係性の変化から見える成長が見どころだと語った。

悠木は、普段はクールなルーイエがシャオヘイと同時に「フッてなる」シーンを挙げ、二人の心が通じ合う瞬間に注目してほしいとコメント。さらに、「私、すぐデレるツンデレって商業じゃんって思うからあんまり好きじゃないんですよ」と持論を展開。「でもルーイエは全然デレない!すごく信念あるツンデレです!」とキャラクターの魅力を熱弁した。また、アフレコ時に「ユキ、2ミリだけ(感情を)出して」という不思議なディレクションがあったことを明かし、「何が2ミリだったか、ぜひ皆さんに読み解いていただきたいです」と観客に謎を投げかけた。これには宮野も「分かると思う。“あ、ここ2ミリ出てる!”って」と応じ、会場の期待を高めた。
諏訪部は「誰が誰なのか、どれがどれなのか」と意味深なコメントでキャスティングの妙に触れつつ、「(私が演じた)平成の諏訪部が聞けます」と往年のファンにはたまらない見どころをアピールした。

師匠・宮野真守から“子役上がり二人”へ熱いエール!
トーク終盤、この後別会場で花澤と悠木の二人だけで舞台挨拶を行うことが告げられると、師匠役の宮野から「やりすぎないでね!」と愛のあるアドバイスが。続けて宮野が「さんまさんに教わったのか!」と、フリーでの立ち回りをイジると、花澤が「さんまさんには『お前ら(花澤と宮野)が暴れれば暴れるほど面白くなるから』って言われたので…」と明かし、宮野も「その通りやるな!」とツッコミ。「この子役上がり二人!」と二人の自由奔放さを指摘しつつも、「(舞台挨拶、)頑張ってこい!」と温かい言葉を送った。
これに二人が「「はい!師匠!」」と応えると、宮野はムゲンの声色で「頼むぞ、二人とも」と激励。二人はそれぞれ役になりきり「シャオヘイ、がんばる!」「お任せを」と力強く返し、師弟の絆を見せつけた。最後に宮野は「2ミリと言わず、何メートルも思いを出して、皆さんに愛を伝えてください」とエールを送った。

キャスト陣から観客へメッセージ
ラストは花澤香菜の掛け声で会場一体シャオヘイポーズ!!
フォトセッションが行われた後、キャスト陣から観客へメッセージが送られた。
諏訪部は「可愛らしいキャラクターたちが織りなすドラマは現実世界にも重ね合わせられるような大きな課題みたいなものも考えるきっかけになる。本当に見どころ満載の作品ですので、何度も楽しんでいただけますと幸いです」と作品の魅力を伝えた。
悠木は「本当に愛情いっぱい込めさせていただきました。この作品を通して皆さんの心の中にどんな未来が思い浮かぶか、我々もワクワクしております。ぜひ楽しんでいただければ幸いです」と語った。
宮野は「本作の大きなテーマに『共存』があると思います。その普遍的なテーマの中で誰が何を選び、どう進んでいくのか、その先に一つの光を見出してくれる作品。ぜひたくさん、この映画を思いに浸って感じて下さい」とメッセージを送った。
花澤は「本当に劇場で観ていただいた方が絶対にいい作品なので、今日来てくださって本当に嬉しいです。壮大なアクションシーンもそうですし、キャラクターたちの生き様とか、いろんな見どころがたくさんありますので、ぜひ何度も楽しんでいただきたいなと思います」と締めくくった。

そして、花澤が「最後、みんなでやりませんか?」と、再び観客とのコール&レスポンスを提案。「準備はいいか!って言ったら、こう(シャオヘイのように後ろで手を組むポーズ)やるからね」とレクチャーするも、どのタイミングでポーズを取るか観客が戸惑い、会場は笑いに包まれる。仕切り直して、花澤が「羅小黒戦記、見る準備はいいかー!」と叫ぶと、キャストと観客が一体となってポーズを決め、温かい雰囲気の中、舞台挨拶は終了となった。
キャスト陣が大きな拍手に送られて退場した後、MCの森から改めて本作が全国142館にて日本語吹替版と字幕版の両方で絶賛上映中であること、さらに今後も豪華来場者特典が続くことが告知された。そして最後には、MCの森自身もシャオヘイのように後ろで手を組む可愛らしいポーズをしながら小走りで退場し、最後まで笑いと作品愛に満ちた舞台挨拶は、大盛況のうちに幕を閉じた。
イベント情報
映画『羅小黒戦記 2 ぼくらが望む未来』公開記念舞台挨拶■開催日: 2025年11月8日(土)
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映画『羅小黒戦記 2 ぼくらが望む未来』予告篇🎞
映画作品情報

《ストーリー》師匠・ムゲンと共に小さな村で穏やかな日々を過ごしていたシャオヘイ。それから2年後、とある会館への襲撃事件が、長きにわたり保たれていた妖精の世界の平和を脅かす。 妖精会館からもたらされた任務により、シャオヘイとムゲンは引き離され、二人の運命は大きく揺らぎ始める。次々と現れる脅威に立ち向かう中、シャオヘイは姉弟子・ルーイエと共に、真実を求めて新たな冒険へと旅立つ。 降りかかる突然の試練、そして、思いもよらぬ敵を前に、シャオヘイは大きな選択を迫られる――。 |
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