映画『BRAVE STORM ブレイブストーム』W主演・大東駿介&渡部秀インタビュー

【写真】映画『BRAVE STORMブレイブストーム』W主演・大東駿介&渡部秀

映画『BRAVE STORMブレイブストーム』

映画『BRAVE STORM ブレイブストーム』
W主演・大東駿介&渡部秀インタビュー

この映画は岡部さんのおもちゃ箱をひっくり返したような映画だと思ってます。

1970年代にテレビで人気を博した2作品「シルバー仮面」と「レッドバロン」がハリウッドと日本のコラボレーションによる最新の特撮&デジタル技術で新たに実写映像化され、1つのスクリーンで共演するSFアクション映画『BRAVE STORM ブレイブストーム』が11月10(金)より全国公開を迎え本作でW主演を務める大東駿介さんと渡部秀さんに映画の裏話や撮影エピソードを伺った

【画像】映画『BRAVE STORMブレイブストーム』

―― 出演が決まった時の最初の印象を教えてください。

大東: 今って昔の作品を大人たちが振り返るみたいな番組がよくあって、そういうので観てたんですけど、意外と子供の頃観てたヒーローものって、大人になって見返すとメッセージ性が強かったりして。シルバー仮面を調べてみたら、結構痛みを伴う作品で、ヒーローだから正しいとか、ヒーローだから絶対に勝つみたいな、そういうお約束みたいなものに意外と縛られてないっていうか、人の痛みみたいなものもあるし、敵には敵の言い分があってみたいな。なんかそれって僕が最初にシルバー仮面を観たときに思った魅力だったんですよね。今回それをやるなら、僕がシルバー仮面に変身するって時に、完璧なヒーローではないっていう、生身の人間がスーツを着た、だから痛みも伴うし、心にも迷いが出るし、正しいものは本当はなんなんだろうっていう迷いもでるし、なんかそういう人間っぽさとかを出せれば面白いなと思って。そこは意識しました。

【写真】映画『BRAVE STORMブレイブストーム』大東駿介

渡部: 観たときにすごくごてごてしいロボコンのようなキャラクターで、“これをどういう風に現代に甦らせるんだろうな”という期待がありました。そして「紅健」っていう、元々ちゃんとしたキャラクターのある人に、どういう風にアプローチしてこうかなっていうのは台本を読むまでああだこうだと考えていました。

【写真】映画『BRAVE STORMブレイブストーム』渡部秀

―― 岡部監督をはじめ素晴らしいスタッフの方が集まっていて、皆さんの熱い想いが結集しているというのがひしひしと伝わってきました。何か監督に熱い言葉をかけられた、現場で熱いと思ったなど、エピソードがあれば教えてください。

渡部: 本当に岡部さんの熱意につきます。岡部さんがすごく無邪気に、純粋に面白いものを作ろうとされている熱意に僕はぜひ、という思いでスタートしたので。

大東: そもそもお話をいただいたときに大阪で舞台をやっていて、わざわざ岡部さんが大阪の劇場まで足運んでくれて。正直言ってまだやるかやらへんかっていうのをお答えする前から、スーツだったり、レットバロンの完成図だったりをバーッて並べて。

渡部: 岡部さんの作戦勝ちですね(笑)。

大東: そうそうそう。もうその時点で熱意を感じたし、(岡部監督自身の)童心とか、遊び心とか、希望とか、そういうきらめき的なものをすごく感じたんですよ。俺たちのやりたかったことって本来こういうことかもなって、ちょっと思ったっていうか。大人になるとやっぱり現実が前に出ちゃうけど、それより先にこういう面白いことをやりたい、こういうことを遊んでみたいっていうような。僕はこの映画は岡部さんのおもちゃ箱をひっくり返したような映画だと思ってます。最初は遊び心優先で動いてるけど、一切そこに妥協せずに挑んでいく姿勢っていうのは信頼できましたね。だから一緒に仕事をしたいなあと思い、この役を演じさせてもらうことができました。

【画像】映画『BRAVE STORMブレイブストーム』

―― 渡辺さんはボクサーの役、大東さんは未来人の役ということで、役作りに関してなにか心掛けたこと、意識したことがあれば教えてください。

渡部: ボクシングをやるにあたって一番型を意識したといいますか、パンチの速度とかパンチの重さっていうのももちろん大事だとは思うんですけど、それよりも型。内面的な面では、くすぶった人間が急におまえが世界を救えっていう風に選ばれた戸惑いとか、兄妹とのことを踏まえてしっかりと役作りしていくように努力しました。

―― ボクシング経験はあったんですか?

渡部: まったくないです。

―― 練習はどれくらいされたんですか?

渡部: 2、3日間くらいでしょうか。教えてくださる方がすごくしっかり丁寧に教えてくれて。

大東: まじでポテンシャルが違うという印象でしたね。ボクシングとかって結構見たらわかるじゃないですか。裸だし、隠しようないから、すごいなあと思いましたね。

【画像】映画『BRAVE STORMブレイブストーム』渡部秀

―― 大東さんはなにか心掛けたことはありますか?

大東: 2050年と現代では環境が違ったので、そういうところはすごい考えましたね。当たり前がなくなるっていうのはどういう状況なんだろうかっていうとことか。あと時間を移動する、過去をやり直すってことには同時に大きななにかが、歪みとか悲しみとかがきっと生まれるんじゃないかなと思ってて。それはいつも意識します。時間移動系、空間移動系、宇宙系とかはあんまり感情論にならずに、物理的にどういうことなんだろうって、物理学から考えた心情ってどういうとこなんだろうな、みたいなことを考えたりします。過去に行ってなにかをやり直せるってことは、同時になにかを失うっていうことなんやろなって思うし。この作品で僕は常に悲しみを背負って、スタートしてるってことを忘れないようにしようと。わりとSFじみたことやからこそ、自分の中でリアリティをもって、考えてからいこうっていうのは、こういう作品ではいつも意識しています。

【画像】映画『BRAVE STORMブレイブストーム』

―― 自分だけが知っているお互いの素顔やエピソードはありますか?

渡部: 大東さんが本番に入る前、一人で確認に入るときに顔が変わるのをよく見ます。みんなあると思うんですけど、結構早めに切りあげて入られて、そういう時、人から距離をあけているなっていうのはいつも見てて、集中されてるタイミングだっていうのを感じました。

【画像】映画『BRAVE STORMブレイブストーム』大東駿介

大東: 助走が長いんです。本番に行くまでの助走と、あと着地も長いんです。カットがかかってから急にまたぶり返してさっきのシーンのこととか考えたりします。それは癖やなあ、完全に。

渡部: 入り込むと早いなあと思って見てました。

大東: 俺だけが知っている渡部くんのことでしょ・・・

渡部: 俺のは特にないと思いますよ(笑)。

―― それでは、ここが素敵だなと思ったところはありますか?

大東: それはいっぱいありますよ。やっぱ話しやすいですからね、入り口が。俺25歳のときもっと絡みにくい奴やったなあと思いますよ。全然協調性なかったですし。渡辺君でよかったなってすごい思います。お互い作品に対して違うことを思ってて、違うのは違うでいいっていう。今回の役も正義についての価値観がお互い全然違うから、そこに対してお互いに共通認識を持つことなくいけたっていうのはよかったですね。団結力とかっていろいろあるけど、距離感とかがちょうどよくて、それはすごく助かりました。

【写真】映画『BRAVE STORMブレイブストーム』大東駿介

―― 最後に、本作の見どころを教えてください。

大東: キレッキレの渡辺君が見られますよ(笑)。冒頭から彼のアクションで始まりますからね。そういうボクシングみたいな体を使った生身のアクションもあれば、フルCGのロボットアクションもあるし、アクションとしていろんな要素が詰まってるんじゃないかなと思います。それはただ単純に観に行っても楽しいと思うし、SF作品から人について考えられたら面白いなと思います。

渡部: 大東さんのほとばしる色気をびしゃびしゃに浴びていただければなと(笑)。
スーツを着て顔出しでやっていらっしゃるアクションもたくさんあって。ものすごいキレで、お相手してらっしゃる方も一緒に、いい感じのグループ感が生まれているので、ああいうのを着てやるアクションがいかに大変かっていうのを踏まえたうえで、ぜひ大画面で観ていただければと思います。

【写真】映画『BRAVE STORMブレイブストーム』渡部秀

インタビューを終えて

撮影を終えてから一度も会っていなかったというお二人だが、終始和やかな雰囲気の中、それぞれの言葉に賛同や共感を示しながら話していく姿が印象的で、その空気感からは信頼感や抜群のチームワークが感じられた。また、岡部監督の熱意に突き動かされたと話すお二人からは、その熱意に負けることのないこだわりや強い想いが伝わった。ぜひ登場人物の深い心情にまで想いを馳せながら、最新のデジタル技術を駆使した大迫力の巨大ロボットバトルをフルスクリーンでぜひ楽しんでほしい。

【写真】映画『BRAVE STORMブレイブストーム』W主演・大東駿介&渡部秀

[スチール撮影: 坂本 貴光 / インタビュー: 小森 萌菜]
[編集: Cinema Art Online UK ]
 

プロフィール

大東 駿介 (Syunsuke Daito)

1986年3月13日生まれ、大阪府出身。主な映画出演作に『クローズZERO』(2007年)、『クローズZEROⅡ』(2009年)、『桜蘭高校ホスト部』(2012年)、『TOKYO TRIBE』(2014年)、『海難1890』(2016年)などがある。現在主演映画『望郷』が全国上映中。今後の公開作品は『曇天に笑う』(18年3月21日公開予定)、『YOU達HAPPY映画版ひまわり』(2018年夏公開予定)。18年1月より舞台「プルートゥ PLUTO」への出演を控える。10月よりスタートしたドラマテレビ東京「フリンジマン」にも出演中。

渡部 秀 (Shu Watabe)

1991年生まれ、秋田県出身
2008年、ジュノン・スーパーボーイ・コンテストで準グランプリを受賞し、芸能界入り。2010年に『仮面ライダーオーズ/000』の火野映司役で連続ドラマ初主演を果たす。以後、『NHK連続テレビ小説 純と愛』(2012年)や『科捜研の女』第16、17シーズン(2017年)などのテレビドラマや『PIECE~記憶の欠片~』(2012年)『進撃の巨人』シリーズ(2015年)などの映画作品で活躍を続ける。2017年12月9日公開の映画『仮面ライダー平成ジェネレーションズFINALビルド&エグゼイドwithレジェンドライダー』にて、5年ぶりに火野映司を演じることとなり、話題を集めている。

映画作品情報

《ストーリー》

2050年、地球人類は滅亡していた。―極わずかに残された人類の中、春日5人兄弟(大東駿介、山本千尋、タモト清嵐、壇蜜、春日光一)は 過去に時間移動し、侵略者 キルギス星人 を 地球侵略開始前に抹殺することを計画。奪取したキルギス星人の巨大ロボット設計データ。そして、宇宙人探知グラス、サイキック能力、強化スーツ“シルバー”3つの力を手に、2015年の過去へ移動する。
過去へ到着した兄弟達は、ロボット工学者 紅健一郎(吉沢悠)へ接触し、巨大ロボット“レッドバロン”の製造を懇願する。紅健一郎はロボット製作を同意するが、一つの条件があった。健一郎の弟、血気盛んなボクサー 紅 健(渡部秀)は、望むこと無くレッドバロン操縦者 として地球存亡のカギを握る壮絶な戦いに巻き込まれてゆく。エイリアン VS 強化人間、巨大ロボット VS 巨大ロボット、東京を舞台に、壮絶なバトルが開始される!

 
出演: 大東駿介、渡部秀、山本千尋、タモト清嵐、春日光一、壇蜜、松崎悠希、藤田富、泉谷しげる、寺脇康文、吉沢悠 
  
プロデューサー・脚本・編集・監督: 岡部淳也 
エグゼクティブ・プロデューサー: 村田修一
原作: 宣弘社  
脚本協力: 北村龍平
VFXプロデューサー: 桑原 崇 
VFXディレクター: 子安 肇 特殊造形: 高橋勇也
製作: 株式会社ブラスト
配給: プレシディオ
2017年 / 日本 / 81分
©albatross japan
 
TOHOシネマズ上野他、全国絶賛上映中!!
 
映画公式サイト

公式Twitter: @BRAVESTORM_FILM
公式Facebook: www.facebook.com/sBRAVE-STORM-130748944192758/

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Cinema Art Online

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