映画『トレイン・ミッション』リーアム・ニーソン来日!ジャパンプレミアレポート

 

 

ジャパンプレミア開催!

最強の男リーアム・ニーソン13年ぶり来日!無敵の彼が怖いと思う存在は?

〈100人の乗客〉から〈ある人物〉を探し出せ!突然リストラされた男が通勤電車の中で引き受けた依頼成功の報酬は10万ドル、失敗の代償は家族の命。高度1万メートルを飛ぶ旅客機を舞台に、航空保安官と殺人犯が繰り広げる頭脳戦で世界を興奮で包み、各国でオープニング興収No.1をたたき出した『フライト・ゲーム』(2014年)で第86回アカデミー賞®主演男優賞にノミネートされ、名優にしてアクションスターの名声も確立したリーアム・ニーソンと、彼が「スティーヴン・スピルバーグを継ぐ存在」と絶賛する監督のジャウマ・コレット=セラの最強タッグが、再び手を組んだ!

【画像】映画『トレイン・ミッション』メインカット

今度は通勤電車を舞台に放つ、傑作サスペンス・アクションムービー!リーアム・ニーソン最新主演作『トレイン・ミッション』が3月30日(金)に全国公開される。

公開に先駆けた3月18日(日)、TOHOシネマズ 六本木ヒルズにてジャパンプレミアが開催され、主演のリーアム・ニーソンが『バットマン ビギンズ』(2005年)以来13年ぶりに来日した“最強のアクションスター”の登場に、会場大興奮のジャパンプレミアとなった。

イベントレポート

―― 本日はお越しいただきありがとうございます!ニーソンさん、まずはお集まりの皆様にご挨拶をいただければと思います。

リーアム・ニーソン: ここに来られたことを大変に光栄に思います。どうもありがとう。

―― おととい日本に到着されたそうですが、13年ぶりの日本はいかがですか?

ニーソン: やはり今回も作品を携えてということでの来日なので、取材を沢山受けています。
ジャーナリストの方がたもこの作品を盛り上げるために動いてくださっていて、映画はそもそも一人で作るものではないということに、感謝の気持ちで一杯です。日本の方々の礼儀正しさには学ぶことだらけですね。

―― 監督とは何度もタッグを組まれていますが、今回はいかがでしたか?

ニーソン: 『アンノウン』(2011年)で初めてのコラボレーションをしたわけだけど、毎回お仕事をご一緒するたびにどんどん良くなっていく、そういう監督なんです。どんなシーンを撮っていても物語の大きな弧を描くダイナミズムというものがいつも頭に入っている。個々のシーンだけじゃなく全体が見えているですね。僕は彼に100パーセントの信頼を置いているし、彼もまた僕に100パーセントの信頼を置いてくれているようなんです。

―― 今回の作品、相当ひねられていて面白かったです。脚本を初めて読んだ時の感想をお願いします。

ニーソン: 以前ご一緒した『フライトゲーム』の心の続編のような映画ですと監督が言ってたんですが、僕もそう思います。どちらも金属の狭い空間の中で展開される物語です。実は良く知っている列車なんです。ニューヨークの北部を走る列車なのですが、70~80回は自分が実際に乗ったことのある列車でした。しかし今回の撮影はニューヨークではなく、ロンドンで、しかもスタジオの中でほとんど撮っています。7両ほどの車両が舞台ですが、実際に作ったのは1.5車両しか作っていません。なので、7両の列車に見立てるために何度も中を入れ替えるので、作るのが本当に大変な映画だったんです。

―― アクションも素晴らしい。現在65歳のリーアム・ニーソンさんですが、これからもアクション映画にずっと出ていただきたいですがいかがですか?

ニーソン: 僕の膝が大丈夫なうちはね(笑)。

―― どんな局地も切り抜ける無敵の男というイメージのあるニーソンさんですが、怖いと思われるものはなんですか?

ニーソン: 「高所」と、「いじめっ子」かな。いじめっ子は嫌だけど、怖くはないかな?(笑) ただ今のアメリカの政権に対して、とても恐怖心を抱いていると言ってもいいかもしれません。

リーアム・ニーソンの大ファンであり、役者“同期”の観月ありさが登場!

ここで、リーアム・ニーソンの大ファンだという女優・観月ありさがゲストとして登場、日本を代表する花である桜の花束が手渡され、ニーソンと熱い抱擁を交わした。

―― 観月ありささん、ニーソンさんはいかがですか?

観月: 皆さんと同じ気持ちで、憧れのニーアムさんにお会いできてとても光栄です。私は背が高いので高いヒールを履きたくても躊躇することが多いのですが、ニーアムさんはとても背が高いので、本日高いヒールを履いて来ましたが、それでもニーソンさんの方が高くてありがたいです(笑)。

ニーソン: 僕も実は高いヒールを履いているからね。

―― ニーソンさん、観月さんの印象をお聞かせください。

ニーソン: 君に恋に落ちたよ。実は今朝「伝説の少女」を今朝のワークアウト中に聴いたんだ。しかも何回もね。とても美しい曲だったよ。

観月が14歳の頃にリリースした楽曲「伝説の少女」を聴いたというニーソンからの告白に、恥ずかしそうにしつつも興奮していた。二人の不思議な共通点としては、リーアム・ニーソンが映画に出演しはじめた年と、観月が芸能活動を4歳で開始する年がぴったり同じ1981年だったとのことで、不思議な共通点に驚いていた。そしてニーソンと映画に共演するならどんな作品にどんな役柄で出演したいかとの問いに対し、観月は恋人役で、アクション映画に出たいと告白していた。

最後に、ニーソンと観月とのツーショットでのフォトセッションが行われ、最後にニーソンにより、これから映画をご覧になる会場の観客に向けての挨拶が行われた。

ニーソン: enjoy the ride!乗り心地を楽しんでください。列車なのでチケットが必要となりますので、ちゃんとチケットをもっているかご確認下さい。今日はどうもありがとう。

退場するニーソンの元にサインを求めて観客が押しかけるなど、最後まで熱気と興奮に包まれたジャパンプレミアイベントとなった。

[スチール撮影: Cinema Art Online UK / 記者: 蒼山 隆之]

イベント情報

映画『トレイン・ミッション』ジャパンプレミア

■開催日: 2018年3月18日(日) 
■会場: TOHOシネマズ 六本木ヒルズ
■登壇: リーアム・ニーソン、観月ありさ
■MC: 伊藤さとり

映画『トレイン・ミッション』予告篇

映画作品情報

【画像】映画『トレイン・ミッション』ポスタービジュアル

《ストーリー》

10年間勤めてきた保険会社を、60歳で突如リストラされた会社員のマイケル。いつもの通勤電車で帰路につき、常連客に挨拶しながらも、頭の中は住宅ローンと息子の学費のことでいっぱいだ。そんな彼の前に見知らぬ女が座り、「乗客の中から、ある重要な荷物を持った人物を捜して欲しい」と持ちかける。ヒントは3つ。常連客ではなく、終着駅で降りる、プリンと名乗る乗客。高額な報酬に抗えず、元警官の経験を生かし捜し始めるが、駅の数だけ仕掛けられた罠に深まる謎、さらには、妻と息子が人質に取られたことを知る。やがてプリンが、国家をも揺るがす重大事件の目撃者であることを突き止め、ようやく6人にまで絞り込んだ時、巧妙に仕組まれていた恐るべき陰謀が明かされる――

  
原題: THE COMMUTER
 
監督: ジャウマ・コレット=セラ
 
出演: リーアム・ニーソン、ヴェラ・ファーミガ、パトリック・ウィルソン、サム・ニール、エリザベス・マクガヴァン、ジョナサン・バンクス、フローレンス・ピュー
 
提供: ポニーキャニオン・ギャガ
配給: ギャガ
 
2018年 / アメリカ、イギリス / カラー / シネスコ / 5.1ch デジタル / 105分 / 字幕翻訳:伊原奈津子
 
© STUDIOCANAL S.A.S.
 
2018年3月30日(金)
TOHOシネマズ 日比谷 他 全国ロードショー!
 
映画公式サイト
 

この記事の著者

蒼山 隆之アーティスト/インタビュア/ライター

映画俳優や監督のインタビュー、映画イベントのレポートを主に担当。
東京都内近郊エリアであれば、何処にでも自転車で赴く(電車や車は滅多に利用しない)スプリンター。

そのフットワークを活かし、忙しい中でもここぞという時は取材現場に駆けつけ、その時しかないイベントを現地から発信したり、映画人の作品へ対する想いを発信するお手伝いをしている。

また、自身も表現者として精力的に活動を展開。

マグマ、波、雷など、自然現象から受けたインスピレーションをブルーペイントを用いたアートで表現する「Blue Painter」として、数々の絵画作品を制作。銀座、青山、赤坂などで開催する個展を通じて発表している。

俳優の他、映画プロデューサーやインテリアデザイナーと幅広い顔を持つブラッド・ピットをこよなく尊敬している。

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