映画『翔んで埼玉』公開初日舞台挨拶レポート

【写真】映画『翔んで埼玉』公開初日舞台挨拶 (二階堂ふみ、GACKT、伊勢谷友介、京本政樹、武内英樹監督)

映画『翔んで埼玉』公開初日舞台挨拶

もう“ダサイタマ”なんて言わせない!
絢爛豪華な衣装に身を包んだ二階堂ふみとGACKTが宣言!!

埼玉県人への徹底的なディスりが大きな話題となった、魔夜峰央の「このマンガがすごい!comics 翔んで埼玉」(宝島社)が、二階堂ふみとGACKTをW主演に迎え、まさかの映画化!邦画史上最大の茶番劇がついに全国公開となる。公開初日の2月22日(金)、東京・丸の内TOEI①にて舞台挨拶が行われた。

東京都知事の息子壇ノ浦百美を演じた二階堂ふみ、アメリカ帰りの帰国子女ながら隠れ埼玉県人である麻実麗役のGACKT、埼玉に対立する千葉解放戦線リーダー・阿久 津翔役の伊勢谷友介、伝説の埼玉県人・埼玉デューク役の京本政樹、そして武内英樹監督が登壇した。

【写真】映画『翔んで埼玉』公開初日舞台挨拶 (二階堂ふみ、GACKT、伊勢谷友介、京本政樹、武内英樹監督)

映画本編上映後、キャストたちは金屏風の置かれた壇上に和装で登場!豪華絢爛な装いに客席からは大歓声が上がるなか、舞台挨拶は始まった。

この映画で埼玉の魅力度ランキングを上げ、次作は千葉を題材に?!

二階堂: 今回初めて男の子の役をやらさせていただきまして、プロモーションをはじめずっとパンツスタイルだったので、(集大成として紋付袴を)着たいと思い、この衣装を希望させていただきました。

【写真】映画『翔んで埼玉』公開初日舞台挨拶 (二階堂ふみ)

GACKT: この「仁義なき埼玉」を観に来ていただいてありがとうございます。これからは京本さんが一人で話すと思います(笑)。

【写真】映画『翔んで埼玉』公開初日舞台挨拶 (GACKT)

京本: GACKTさんからご紹介にあずかりました。なんかしゃべり辛くなっちゃったな~(客席からの”政樹様”という声援に対し)政樹様って初めて言われました、ってこういうこと言うから長くなるんですよね。また(ネットニュースに)京本ワールドって書かれるからやめときます(笑)。

【写真】映画『翔んで埼玉』公開初日舞台挨拶 (京本政樹)

伊勢谷: 今日はジャパンプレミアの時に引き続きエンペラー千葉(JAGUR)をつれてこれず・・・次は千葉の映画を監督に作っていただきたいと思っています。

【写真】映画『翔んで埼玉』公開初日舞

武内監督: 来年は埼玉県が魅力度ランキング20位に入ることを祈って愛をこめて作りました。

【写真】映画『翔んで埼玉』公開初日舞台挨拶 (武内英樹監督)

役作りには、性別や年齢を超越した原作の世界観を意識

二階堂: 原作の世界観が強いので、とにかくその強さを失わないようにしました。話自体が性別や年齢全てを超越している作品なので、そこにはこだわり過ぎず、でも男の子に見てもらえるようにしっかり演じました。

伊勢谷: そういえばGACKTさんの役も高校生ですよね?

GACKT: そこは触れてはいけないことですよ。インタビューでもそこは全部流してますからね。あと、僕は一年間に5本しかテレビに出ないと決めてるんですが、今年はプロモーションとして5年分は出たかなと思います。なのでここから5年くらいは休みたいと思います。(ここで客席からは「えー!」というブーイングが)えーっていうな!!ブーイングで迎えられて、早く帰りたい気持ちでいっぱいです(笑)。

【写真】映画『翔んで埼玉』公開初日舞台挨拶 (二階堂ふみ、GACKT)

GACKTと伊勢谷、禁断のキスシーンについて語る!

伊勢谷: 撮影は、いろいろな部分が印象に残りまくりですね。撮影が進んでいくともともとなかったシーンが途中から増えたんですよ。妄想中にGACKTさんとチューするっていう。いやもうびっくりでしょ!

武内監督: もともとなかったんですよ。GACKTさんの提案で増えたんですよ。

GACKT: それは言わない約束ですよ。公私混同ですよ。どうしても伊勢谷君とチューしたいって言って。

【写真】映画『翔んで埼玉』公開初日舞台挨拶 (GACKT)

京本: 伊勢谷くん一週間は抵抗してましたよね。

伊勢谷: 僕は女性が好きなので。僕のポセイドン(劇中で伊勢谷が持っている杖)で、GACKTさんを押さえつけるんですけど、胸が大きくていらっしゃって、乳首がぎりぎり見えているなと思いながらキスしたっていうのをすっごく覚えています。

【写真】映画『翔んで埼玉』公開初日舞台挨拶 (伊勢谷友介)

上映後だから話せる、”ネタバレ”エピソード

京本: 観客の皆さんははもうご覧になったんですよね?なら話していいかな。最初、僕の役は役の説明はなくて、GACKTさん演じる麗の父親役なんだと言われたときに、俺はGACKTさんの父親の年齢じゃないし、というところから入って、監督から「京本さんがその年なのではなくてGACKTさんがその年じゃないんだ」と言われて、ようやく納得して。それからシルバーの髪や、麗が洋装なので和装で行こうと決めたりして、刀も差したり。そうしたら時代劇をやってる気になってきてしまって。その時は監督にも何も言われないしこれでいいのかなって思ってたんですけど、あとで観たらえらい時代劇だったので、撮り直した方がいいんじゃないかなって思っています。

【写真】映画『翔んで埼玉』公開初日舞台挨拶 (京本政樹)

武内監督: 小ネタで、最後都庁に向かう千葉と埼玉の連合軍のシーンで、エキストラを集められなかったので、一部東京マラソンの映像を使っています(笑)。気づきました?

GACKT: 声を撮りなおすとき、粗くつないだものを観たら東京マラソンが映ったときに、「えっ監督この画違わないですかって聞いたら」「なんとなく使おうかなって思ってます」って言われて、この作品大丈夫かなって思いました(笑)。

【写真】映画『翔んで埼玉』公開初日舞台挨拶 (二階堂ふみ、GACKT、伊勢谷友介、武内英樹監督)

武内監督: 河原の合戦は奥の方はCGですが、エキストラは延べ1000人くらいで3日間かかりました。そこで伊勢谷さんがこんなセリフ言えないって暴れだしたんですよ。高見沢さん出てくるとことろで、どうしても心が入らないって。

伊勢谷: 言いました?嘘だね。やめてください営業妨害ですよ!僕はイエスマンですからね(笑)。

武内監督: 言いましたよ~心が入りづらいって。あとGACKTさんとのキスシーンの後に、「あ~~~~・・・・・・・意外と女性と変わんねーや」って(笑)。

伊勢谷: (大笑いしながら)そうなんですよ。GACKTさん僕とチューしたのに口も拭かず、ずっと待ってるんですよ!

GACKT: 今までずっと拭いていないですからね。

伊勢谷: GACKTさんの懐であたたかく芝居をさせていただきました。

二階堂: キスシーンは現場でもそういうシーンがあるっぽいとは聞いていたんですけん、こんなに本格的にしているとは思っていなかったので、びっくりしましたね。役者魂を感じました。

武内監督: 実はあのシーンあと2拍くらい長かったんですが、市場調査で長すぎで耐えられないということで短くカットしました。DVDで戻しますんで(笑)。

【写真】映画『翔んで埼玉』公開初日舞台挨拶 (武内英樹監督)

「脱・ダサイタマ!!」この映画で埼玉県のイメージが変わった?

それぞれが作品の見どころを話すと、おもむろに壇上にくす玉が登場!
二階堂とGACKTがくす玉の紐を引くと、中からは“脱・ダサイタマ!!”と書かれた垂れ幕が。

【GIF】映画『翔んで埼玉』公開初日舞台挨拶「脱・ダサイタマ‼」くす玉割り

二階堂: もともと埼玉は今までもドラマや映画の撮影で行かせていただいたんですが、すごく温かく迎え入れてくれて、すごく懐の深い場所なんだなと思っていたんです。今回プロモーションで埼玉県知事のもとへ訪問したのですが、「埼玉は寛大なのでこういうことでは怒りません」と公認をいただいたので、こういう映画も受け止めてく出さる寛大さに、より埼玉が好きになりました。

GACKT: 埼玉のみなさんはほんとにこの称号受け取りたいですか(笑)?僕はいじられるということは素晴らしいと思いますので、これからもどんどんいじられ、いじられ甲斐のある埼玉でいてほしいと思います。この映画が埼玉の発展に貢献することを祈っております。

最後には客席の「翔んで埼玉」の掛け声に合わせて、二階堂とGACKTは「出陣じゃ~!!!!」と力強くレスポンス。同時にキャノン砲が発射されると客席は歓声に包まれた。

【写真】映画『翔んで埼玉』公開初日舞台挨拶 (二階堂ふみ、GACKT、伊勢谷友介、京本政樹、武内英樹監督)

もう一度、大きなスクリーンで細部に注目して観てほしい!!

最後は主演二人から、観客へのメッセージでイベントは締めくくられた。

GACKT: 監督にどんな映画になりますかと聞いたときに、「最初は感動的なシーンがありますが、最終的には壮大なスペクタクルで押し切ります」と言われたんですが、本当にその通りの映画になったと思います。細かいところを見ていただけるといろいろな発見があると思うので、またスクリーンに足を運んでもらいたいと思います。

【写真】映画『翔んで埼玉』公開初日舞台挨拶 (GACKT)

二階堂: 私自身初挑戦のことが多くあり、こんなにも個性の豊かな・・・アクの強い(笑)方々が集まる現場は初めてで、私はうまくできているか、私の個性は発揮できているかと心配なところもあったのですが、学ばさせていただくことも多くありました。二度三度と楽しんでいただける作品になっていると思います。

【写真】映画『翔んで埼玉』公開初日舞台挨拶 (二階堂ふみ)

目指すは埼玉県総人口である730万人の動員だという本作。”日本埼玉化計画”をもくろみ、数々のプロモーションで埼玉を全力で応援し、「脱・ダサイタマ」活動の集大成となった今回の舞台挨拶。果たして現実となるか?!2月22日(金)、全国に出陣!!!

[スチール撮影: Cinema Art Online UK / 記者: 金尾 真里]

 

イベント情報

<映画『翔んで埼玉』公開初日舞台挨拶>

■開催日: 2019年2月22日(金)
■会場:
 丸の内TOEI①
■登壇者:
 二階堂ふみ、GACKT、伊勢谷友介、京本政樹、 武内英樹監督
■MC:
 宮澤智(フジテレビアナウンサー)

【写真】映画『翔んで埼玉』公開初日舞台挨拶 (二階堂ふみ、GACKT、伊勢谷友介、京本政樹、武内英樹監督)

映画『翔んで埼玉』予告篇

映画作品情報

【画像】映画『翔んで埼玉』ポスタービジュアル

《イントロダクション&ストーリー》

『テルマエ・ロマエ』シリーズの監督が贈る、<壮大な茶番劇>。

その昔、埼玉県人は東京都民から、それはそれはひどい迫害を受けており、通行手形がないと東京に出入りすらできず強制送還されてしまうのだった――。

埼玉への徹底的なディスりが強烈なインパクトを放つ、衝撃的コミック「翔んで埼玉」(未完)がスクリーンで完・全・再・現!!「テルマエ・ロマエ」シリーズや「のだめカンタービレ」シリーズで知られる<笑いと感動の名手・武内英樹監督>によって、原作の「埼玉が東京に虐げられる」ストーリーに“埼玉の対抗組織・千葉”や“高みの見物・神奈川”、“秘境・群馬”ほか茨城、栃木など関東圏一帯を巻き込んだ大スペクタクルが加えられ、必要以上にスケールアップした【愛と革命の物語】が誕生!

埼玉ディスと聞いてイロモノ映画と思うなかれ。その実態は、壮大かつ大真面目に郷土愛へ向き合う、エンターテインメント超大作なのだ!

 
出演: 二階堂ふみ、GACKT、伊勢谷友介、ブラザートム、麻生久美子、島崎遥香、成田凌(友情出演)/中尾彬/間宮祥太朗、加藤諒、益若つばさ、武田久美子、麿赤兒、竹中直人、京本政樹
  
監督: 武内英樹
原作: 魔夜峰央「このマンガがすごい!comics 翔んで埼玉」(宝島社)
脚本: 徳永友一
音楽: Face 2 fAKE
主題歌: はなわ「埼玉県のうた」(ビクターエンタテインメント)
配給: 東映
© 2019 映画「翔んで埼玉」製作委員会
 

2019年2月22日(金) 全国ロードショー

映画公式サイト
 
公式Twitter: @m_tondesaitama
公式ハッシュタグ: #翔んで埼玉

この記事の著者

金尾 真里

金尾 真里ライター

神奈川県横浜市生まれ。
映画の舞台挨拶を観て、最前列で写真を撮ったり記事を書いている「あの仕事がしたい!」と思いライター講座に飛び込む。
好きな映画のジャンルは単館上映のニッチな青春ものとビジュアルだけでもゲラゲラ笑えるコメディ。
一番影響を受けた映画は『ベニスに死す』(原題: Death in Venice/1971年)。
2.5次元系と特撮関係はかれこれ10年以上追いかけていて、遠征にかこつけた旅行が趣味。

この著者の最新の記事

関連記事

カテゴリー

アーカイブ

YouTube Channel

Twitter

ページ上部へ戻る